【オフィスデザイン事例】カッコいいオフィスとは?実現するためのポイントを解説 | オフィス移転・リニューアルのプラス株式会社ファニチャーカンパニー

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カッコいいオフィスとおしゃれなオフィスの違いは、先鋭的かどうかではないでしょうか。洗練されていることや機能性はどちらにも欠かせない要素ですが、ほかにはない突出した部分があるかどうかが、カッコよさとおしゃれを分ける重要なポイントです。そこで今回は、実際にカッコいいオフィスの事例を見つつ、カッコいいオフィスに求められるものや、実現させるポイントについてお伝えします。

カッコいいオフィスとは?

「カッコいいオフィス」とは、施設やスペース、色使いが他の企業の取り入れていないものであったり、もしくは取り入れていても先鋭的であったり、洗練されていたりするオフィスのことを指します。もちろん、それをカッコいいと思うかどうかについては個人差があるでしょう。しかし、万人受けを求めるよりも、機能性は確保しつつ、ほかにはないアイデアを生み出せなければ、カッコいいオフィスは実現しません。

カッコいいオフィスは、従業員の士気を上げる効果を発揮しやすく、また、取引先、訪問客に覚えてもらいやすくなるという効果も期待できます。また、会社訪問をする学生に対しても自社のアピールポイントとなるため、入社希望者増加、認知度向上、離職防止など多くの好影響を生み出すでしょう。

かっこいいオフィスが取り入れている施策事例

ここで、実際にかっこいいオフィスが取り入れているデザイン事例を紹介します。

森村商事株式会社様

森村商事では、旧本社跡地に建つ新しいビルに海外のビジネスパートナーやお客様を迎えるスペースを設置。オフィスに同社の歴史や未来をイメージできるデザインを施しています。

明治初期のニューヨーク支社をイメージさせる応接室や竹の植栽を設けたエントランス、上部にある植栽が映り込むプランターボックスのある受付などオリジナリティあるデザインを施した空間でお客様を迎え入れています。

株式会社クライム群馬事業所様

ICT関連事業を営む株式会社クライム。高い天井をそのまま見せダイナミックで躍動感のあるオフィスを実現しています。天井を走る配線パイプが空間にリズム感を生み出し、かっこよさを演出。

某情報通信業 様

24時間稼働する情報通信業のオフィス。
元々スケルトン天井で、大きな2面の窓がある開放的なビルでした。
窓側エリアや丸柱をどう利用していくかといったポイントや、天井のイメージに引っ張られてクールな空間になりすぎないように意識したオフィスです。

かっこいいオフィスをつくるポイント

実際にカッコいいオフィスをつくるには、どこか一か所に絞ってこだわりを見せたり、工夫をしたりすることが重要です。ここでは、「コンセプト」「カラー」「内装」「レイアウト」別にカッコいいオフィスをつくるポイントを解説します。

コンセプト

コンセプトは、オフィスデザインの基になるもので、カッコよさを引き出す重要な要素のひとつです。たとえば、宇宙空間のなかで働くことをイメージさせるコンセプトや、日本庭園、ジャングル、大都会など世界の自然または建物をコンセプトにするなど、コンセプト自体がカッコいいものであれば、デザインもカッコいいものになる可能性が高くなるでしょう。

オフィスのデザインコンセプトについて詳しく知りたい方は、『オフィスリニューアルでどう変わる?デザインコンセプトの重要性』の記事をご覧ください。

カラー

カラーはオフィスに入って最初に目に入ってくるものであるため、少しでも気を抜いてしまうとカッコ悪いオフィスとなってしまいます。カラーでカッコよさを演出する方法はいくつかありますが、たとえば、意図的に違和感を出すのもよいでしょう。

具体的には、黒を基調としたオフィスのなかに観葉植物を多めに設置する、原色のカラフルなオフィスにシンプルな木目調の家具を設置するといった方法で違和感を生み出します。そうした工夫をするのもカッコよさをつくるポイントです。

オフィスのカラーについて詳しく知りたい方は、『オフィスに植物を置く効果とは?グリーンアメニティの選び方や取り入れ方』の記事をご覧ください。

内装

カッコいいオフィスの内装とは、見る人の想像力をかき立てたり、憧れを抱かせたりするものです。業種によっては、おもちゃ箱をひっくり返したようなイメージや古民家を思わせる雰囲気など、ある種の雑多さがあってもよいでしょう。

おしゃれ、カッコいいというと、シンプルで無駄のない内装を思いうかべるかもしれません。もちろん、シンプルさや無駄の無さは、洗練されたイメージを演出できるため、カッコいいオフィスになる可能性は高まります。しかし、シンプルを追求しすぎるとかえって凡庸になってしまうリスクもあるため、注意が必要です。

レイアウト

カッコいいオフィスの条件として、しっかりとトレンドを取り入れていることも欠かせません。たとえば、業務内容やその日の気分に合わせて働く場所を選択するABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)を導入したり、従来の島型レイアウトや感染対策を施したスペースにゆとりを持たせたレイアウトなど、ひとつのオフィスの中にさまざまなレイアウトを取り入れてみたりするのもよいでしょう。

そのほか、Web会議を気軽に行える集中ブースの設置、オフィスバーやカフェの設置などもトレンドを取り入れたレイアウトとしておすすめです。

集中ブースについて詳しく知りたい方は、『コミュニケーションと集中のメリハリを実現する集中ブースの効果的活用方法』の記事を、オフィスカフェについて詳しく知りたい方は、『社内コミュニケーション活性化に効果!事例で見るオフィスカフェの効能』の記事をご覧ください。

カッコいいオフィスのポイントはバランスよりも一点突破の力

テレワークが当たり前となりつつある今、基本的な仕事はオフィス以外で行い、コミュニケーションや最終調整をオフィスで行うといったケースも珍しくありません。新型コロナウイルス感染拡大により、働き方だけではなく、オフィスのあり方さえも変わろうとしているのです。

オフィスのあり方が変われば、当然、カッコいいオフィスについての考え方も以前とは同じではなくなります。古い慣習や常識にとらわれることなく、新たな発想でオフィスづくりを考えていきましょう。

ポイントは、一点突破の力です。コンセプトやカラー、内装など一点にこだわり抜いてカッコいいオフィスを実現させてみてはいかがでしょうか。

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