【事例つき】日本にもあった!おしゃれなデザインのオフィス、そのつくり方のポイント

【事例つき】日本にもあった!おしゃれなデザインのオフィス、そのつくり方のポイント

オフィスデザイン

IT企業をはじめ、世界にはさまざまなおしゃれなオフィスがありますが、実は日本企業のなかにも美しくおしゃれなオフィスが増えていることをご存知でしょうか。そういったオフィスには、参考にしたいポイントがたくさんあります。今回はただおしゃれなだけではなく、機能的かつ従業員満足度の向上も期待できるおしゃれなオフィスの事例とつくり方のポイントをご紹介します。

おしゃれなオフィスとは?

「おしゃれ」に必要な要素として、「洗練されている」「TPOをわきまえている」が挙げられます。これはオフィスデザインでも同様で、決して華美であったり、奇抜であったりするデザインがおしゃれなわけではありません。まず前提として機能的であり、会社の文化やビジョンが反映されていることが理想でしょう。そのうえで、必要な装飾が洗練された形で施されているとおしゃれに見えるのではないでしょうか。

おしゃれなオフィスを持つことのメリットとは?

おしゃれなオフィスで働くことにはどういったメリットがあるのでしょう。ここでは主なものとして次のふたつのメリットを紹介します。

  • 従業員満足度の向上

多くの従業員は雑多で見栄えの悪いオフィスよりも、清潔感があり、機能的で見栄えも良いオフィスで働きたいと考えるのではないでしょうか? 「ここで働きたい」と思わせるおしゃれなデザインであれば、仕事に対するモチベーションも上がり、結果として従業員満足度の向上も期待できます。

また、最近ではコワーキングスペースやシェアオフィスを利用するケースも増えています。その際、選択のポイントとしておしゃれなコワーキングスペースやシャアオフィスと契約するのも従業員満足度向上のポイントとなるでしょう。

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  • 対外的なイメージの向上

業種にもよりますが、おしゃれなオフィスであれば、来訪者に良いイメージを持ってもらえる可能性が高まります。その結果、お客様や取引先との関係性がより良いものになることは大きなメリットといえるでしょう。

《一緒に読みたい記事》オフィスのイメージを大きく変えるオフィスリノベーションのメリットと注意点

おしゃれなオフィスをつくるポイント

おしゃれなオフィスをつくるうえで欠かせない4つのポイントを紹介します。

  1. コンセプトを明確にする

事前に具体的なコンセプトを決めてからデザインを考えます。つくりながら、もしくは後から付け足しで考えると煩雑になりがちで、余計なものが増えおしゃれからは遠ざかってしまうでしょう。

  1. 機能性も重視する

オフィスはショールームではなく、働く場所であるため、おしゃれでありつつも機能的でないと業務効率が落ち、従業員のモチベーションも下がってしまいます。そのため、機能性を高めながらそのなかでおしゃれなデザインを考えていく必要があるでしょう。

  1. 従業員の要望も加味する

見た目ばかりを重視すると、そこで実際に働く従業員にとって使いにくいものになってしまう場合があります。すべてを受け入れる必要はありませんが、事前にアンケートを取り、従業員がオフィスに何を求めているかを把握したうえでコンセプトをつくっていくのがおすすめです。

  1. シンプルで無駄を省くことを意識する

業種や部署にもよりますが、基本的にはシンプルで無駄のないデザインを意識しましょう。コロナ禍において、雑多で物が多いデザインは、それだけ色々なものに接触する可能性が高まるため、感染リスクも上がってしまいます。

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おしゃれなオフィスのつくり方

おしゃれなオフィスには見た目だけではないさまざまなメリットがあります。しかし、具体的にどうつくっていけばよいか悩んでしまうケースも少なくありません。ここでは具体的におしゃれなオフィスをつくる方法についてお伝えします。

  • おしゃれなオフィスを参考にする

現在、インターネットを使えば、日本はもちろん世界のおしゃれなオフィスの多くの事例も閲覧可能です。視覚から入ると具体的なイメージも湧きやすくなるので、まずはインターネットを使い、さまざまなおしゃれなオフィスを閲覧してみましょう。また、次項で8つのおしゃれなオフィス事例を紹介していますので、そちらも参考にされることをおすすめします。

  • 専門家に相談する

「おしゃれ」は人によっても感覚が異なる場合もあるため、意見を集め過ぎるとコンセプトがつくりにくくなってしまいます。意見をある程度集めたらそれを基に専門家に相談することで意見がまとまりやすく、スムーズに進むことがあります。

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おしゃれなオフィス事例8選

「人財」を大切に、社員に還元するオフィス

まず紹介させていただきたいのが、東京都立川市に本社をおく、フィギュア、プラモデルの企画、製造、販売を行う株式会社壽屋(コトブキヤ)様です。1953年創業以来、「感動と驚き」を追求する総合ホビー企業として事業を展開してきました。地元の発展に貢献したい、これからも壽屋らしさを追求し挑戦していくための拠点をつくりたい、との思いから、立川市緑町での都市開発プロジェクトに参画し、新本社ビルを建設することになりました。

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同社ではオフィス空間づくりにあたり、社内プロジェクトを発足。PLUSと一緒に計画し、全社員へのヒアリングとフィードバックを実施しました。また、「オフィスは社員のもの、次世代まで大切に引き継いで使って欲しい」という社長の気持ちも反映され、一人当たりのスペースもゆったりと確保されました。社員同士のコミュニケーションを促すしかけも数々導入されています。

執務エリアには、使い勝手の良いセンタートレイやキャビネットを備えたデスクをチョイス。一人分の幅も十分にとり、また背中合わせの通路幅もゆったりとしています。収納庫には化粧をし、壁がない空間の中央に設置しても、唐突感がなく、馴染んでいます。これは、PLUSファニチャーカンパニーの東京オフィスをご覧いただき、採用された設置方法です。

遊びが大切と考える社長の意向で、眺望のよい場所をすぐに集えるスペースに。以前のオフィスにはなかった新たな空間は、打ち合わせの他、リフレッシュやランチにも利用され、部門を越えたコミュニケーションを促進しています。

<おしゃれに見えるポイント>

  1. 空間にゆとりのあるオフィス設計
  2. 眺望のよい打ち合わせスペース
  3. ガラス製のパーティションで開放感を演出

オフィスデザイン構築マニュアル

映像クリエイティブのマインドを視覚的に表現

次に紹介させていただきたいのが、東京都渋谷区で映像編集・制作を手がける株式会社クレイジー・ティブィ様の事例です。PLUSファニチャーカンパニーでは、同社の本社移転の際に空間創りのお手伝いをさせていただきました。

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同社が目指したのは、オフィスは企業イメージを表現するメディアのひとつととらえ、「全身全霊をかけて、映像を制作する」という強い決意を空間で表現することでした。そのため、エントランスはもちろん、カンファレンスルーム、執務スペースなどオフィス全体がクリエイティブ集団らしいインパクトあふれる空間として表現されています。

同社を訪れる人がまず驚くのが、そのエントランスデザインです。堀上げ天井に企業ロゴをデザインするというアイデアもさることながら、それがガラス調の壁面に映り込むことで社名サインが見えるという演出になっています。映像クリエイターとして革新的なアイデアを発信していく同社にふさわしいデザインといえるでしょう。
また、エントランスから続くカンファレンスルームのパーティションには、目隠しとして水玉模様のシートを貼付け、高いデザイン性をもった空間の雰囲気を和らげる役目を持たせています。

執務スペースは働きやすさを重視したシンプルなデザインですが、その奥の収納スペースに配置されている軽量棚の側面には、会社のロゴをモチーフにした化粧パネルを装着しました。執務スペースのどこからでも見渡せるロゴは、同社の一員であることを意識付けるものとしても効果が期待できるでしょう。

同社は映像編集・制作を手がける会社として、非常に高いこだわりとクリエイティビティを備えた企業であることが作品やホームページからもうかがえます。まさに、そんな企業にふさわしいオフィスデザインといえるのではないでしょうか。

<おしゃれに見えるポイント>

  1. 鏡面で反転させた社名ロゴが演出する奥行き感
  2. 透過性のあるパーティションで会議室をエントランスに組み込む発想
  3. コーポレートイメージを重視した床・壁のカラーバランスと素材感

デザイン性と機能性を両立させたオフィス

もうひとつ、おしゃれオフィスとして弊社が増床・リノベーションのお手伝いをさせていただいた日本アキュレイ株式会社様の事例を紹介させていただきます。

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同社は本社をカリフォルニア州サニーベールに置く放射線治療機器会社Accuray Incorporatedの日本法人で、人員増加にあわせて増床工事をご依頼いただきました。
同社が目指したのは、社員のモチベーションをアップさせるような空間であることはもちろん、仕事のしやすさに最大限配慮し、社員のパフォーマンスをしっかりと引き出すオフィスであることでした。そのため、必要な工夫を随所に散りばめています。

エントランスに入ってまず目を引くのは、同社のコーポレートカラーのひとつでもあるバーガンディー色のガラスドアです。最先端の医療ソリューションを生み出していく医療機器メーカーであることを強く印象づけ、さらに将来への期待を感じ取ることができます。
また、未来感を演出しようとすると、とかく冷たい印象になりがちですが、エントランススペースには木の床を、会議スペースには丸い照明を合わせることで、落ち着いた安心感を演出しているのも特徴的といえるでしょう。

もちろん、オフィスに対する工夫はデザイン的な部分だけではありません。社員の在籍数が流動的な同社では部分的にフリーアドレス制を導入していますが、すべてに同じようなデスクとチェアを備えるのではなく、一部を個室空間とし、周囲を気にすることなく仕事に打ち込める集中ブースを作りました。また、リフレッシュコーナーの一角にはソファを配置し、休憩・食事だけでなく、打ち合わせや執務など多目的に使用できるスペースとして、社員が集まる空間になっています。

こうした細部にまで渡って綿密に計画された空間が、そこで働く社員のモチベーションにもつながっていることは想像に難くないでしょう。まさに日々革新的なソリューションを生み出す同社にふさわしいオフィス空間といえます。

<おしゃれに見えるポイント>

  1. バーガンディーのガラスが印象的なエントランス
  2. 3色のコーポレートカラーを取り入れたカラー設計
  3. 空間に躍動感が出る、斜めに配置されたパーティション

オフィスデザイン構築マニュアル

そのほか、さまざまな工夫が凝らされている、おしゃれなオフィスの事例を五つご紹介します。

セゾン情報システムズ様

株式会社セゾン情報システムズ様はカードシステム事業、流通・ITソリューション事業、データ連携基盤ソフトウェアの開発事業の三つの事業を核としている会社です。
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2017年11月に池袋から赤坂インターシティAIRに本社移転した際の、PM内装デザインを致しました。フリーアドレス制を採用したオフィスで、ワーキングスペースのほかに、打ち合わせに利用できるカフェや個人ブース、ファミレス席などを設けて多様化する働き方に対応しています。


<おしゃれに見えるポイント>

  1. グリーンのカーペット
  2. グレーやベージュを基調としたスタイリッシュな空間に、ほどよく取り入れられたポップなカラー
  3. 中央に配した観葉植物



アソビズム長野ブランチ様

アソビズム長野ブランチ様は、ゲームの企画・開発・販売やスマートフォン・携帯サイトの企画・開発・運営等を手がける会社です。

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築100年ほどの旧老舗旅館を改装して開設された長野支社の家具計画および調達をプラスがお手伝いさせていただきました。地域コミュニティの活性化、産業創生、人材育成といった多方面に波及する意欲的事例です。

<おしゃれに見えるポイント>
・障子やガラス戸でつながった空間
・街の景観との調和が考慮された灯り
・ICTを装備した「和」スタイルの多目的スペース

クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパン様

クリスピー・クリーム・ドーナツ様は、高品質のドーナツとコーヒーを提供するリーディングブランドです。

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1937年に米国で創業しました。日本上陸10周年の節目の年、心機一転のご移転にプラスをお選びいただきました。提案空間のコンセプトは「OPEN THE BOX!」。買ってきたドーナツのボックスを開ける瞬間のわくわく感を表現しています。

<おしゃれに見えるポイント>
・ビジョンを表現したエントランス
・「オリジナル・グレーズド」ができあがるまでの工程を表現したグラフィックシート
・カンパニーカラーのオレンジやグリーン
・ドーナツの紙袋に描かれているドット柄を採用した、フォンブースのドア

株式会社メディカル・コンシェルジュ 町田支社様

株式会社メディカル・コンシェルジュ様は、医師、看護師、薬剤師など医療関係の有資格者を対象とした人材サービスを提供している会社です。

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町田支社の新設オフィスづくりのお手伝いをさせていただきました。通りがかった人がカフェと間違えて入ってくるようなオフィスとなっています。
<おしゃれに見えるポイント>
・好みの小物を置いて雰囲気を出せるようにしたエントランス
・エイジング加工したフローリング
・執務室のアクセントとなるイエローのワゴン

ネットイヤーグループ様

ネットイヤーグループ様は、デジタルマーケティングに関するコンサルティング、デジタルコンテンツの企画制作などを手がける会社です。
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自律的なワークスタイルを促すためにフリーアドレス制を導入し、会社が掲げるビジョン、「変わる。変える。Change myself.Change the world.」をインテリアで表現しました。

<おしゃれに見えるポイント>
・箱をランダムに積み上げたような形の受付カウンター
・一筆書きでデザインした室番号
・カラーリングで変化をつけた会議室

おしゃれなオフィスを目指すなら専門家へ相談を

オフィスのデザイン性を高めることは、そこで働く社員のモチベーションをアップさせ、さらには対外的なブランディング効果も高めるといったようにさまざまなメリットがあります。世界的な事例を見ても、革新的なソリューションを提供したり、ほかにはないユニークなサービスを提供したりする企業のオフィスはおしゃれなものが多いのですが、こうした効果も影響しているのかもしれません。

ただし、デザインに関する専門的な知識がないと、見た目だけのおしゃれに気を取られてしまい、機能性や使い勝手が損なわれてしまうリスクも考えられます、そこで、おしゃれなオフィスを目指す際には、今回の事例や海外のオフィスを参考にしつつ、専門家へ依頼することをおすすめします。

 

《関連お役立ち資料はこちら》

おしゃれな職場環境を 5 つの要素で生み出すオフィスデザイン構築マニュアル

オフィスデザイン構築マニュアル