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おしゃれなデザインのオフィスにするメリット

オフィスは従業員にとって、勤務中に多くの時間を過ごす場所です。自分の部屋でリラックスして過ごすためにインテリアやデザインにこだわるように、おしゃれなオフィスであることにより仕事で多くのメリットが得られます。

パフォーマンスの向上が期待できる

おしゃれなオフィスは従業員のモチベーションをあげ、会社全体の雰囲気を明るいものにします。雰囲気の良い会社では従業員がパフォーマンスを発揮しやすくなり、イノベーションが起こる可能性が高まります。

またすっきりとおしゃれなオフィスでは、さまざまな作業が効率的に行えます。例えばシンプルなインテリアにした場合、お互いの顔が見えやすくなることで円滑なコミュニケーションが促進されます。全体の仕事の流れも把握しやすくなり、管理職にとってもマネジメント管理が行いやすくなるでしょう。

ブランディング効果がある

おしゃれなオフィスには、企業イメージを向上させるブランディング効果もあります。来客の多い会社なら、オフィスがゲストやクライアントの目にとまる機会も多いでしょう。オフィスがおしゃれであるということは、相手に信頼される要因にもなります。

また自社ホームページや求人サイトに掲載するオフィスの写真がおしゃれであれば、注目を集めやすくなり人も集まります。サイトのアクセス数や求人単価にも影響するため、ビジネスを成長させるためにおしゃれなオフィスを持つことは効果的な手段といえます。

オフィスをおしゃれにする方法とコツ

オフィスをおしゃれでかっこいいデザインにするために必要な、いくつかのポイントを紹介します。オフィスをおしゃれにするには、デザイン性の高い小物の設置、カラーコーディネート、雰囲気を演出するための照明、全体のイメージを作る床材などの選定にもこだわりたいところです。どのようなチョイスをすればいいのか解説します。

デザイン性の高いインテリアを設置する

オフィスの雰囲気を一新するには、デザイン性の高い家具やインテリアを積極的に取り入れることがポイントです。オープンミーティングエリアやラウンジエリアには、デザイン性の高いスツールやテーブルを配置することで、オフィス全体の印象を引き締めます。

またデスクやキャビネット周辺にアクセントになる小物や装飾品を上手に活用することで、空間に個性を演出します。

植物を取り入れる

観葉植物は、本来無機質なオフィスの空間にみずみずしい生気を与えるほか、癒しの効果が期待できます。植物のもつ緑色には軽度のストレスを軽減し、集中力を高める効果があります。植物の手入れを行うことに手間を感じるなら、フェイクグリーンを利用すればメンテナンスの手間を省きながら、本物の植物と同じような効果を演出可能です。

またこまめな手入れや交換が必要ですが、花が咲く植物を置くことで空間全体が華やかになります。

コンセプトに合わせてカラーをコーディネートする

オフィスのカラーコーディネートは、空間の印象を大きく左右します。カラーコーディネートを決める際には、まずオフィスのコンセプトを明確にし、連想される色の組み合わせを選定します。例えばシックでモダンな雰囲気を演出したい場合は、モノトーンや暗い色を中心にシンプルに配色します。

一方でカジュアルな雰囲気を目指す場合は、パステルカラーやポップな配色を取り入れることが効果的です。また会社のブランドカラーを取り入れることで、企業ブランディングとオフィスに統一感をもたらします。

照明と床材にこだわる

照明は、オフィスの雰囲気を大きく左右する要素の一つです。集中力を高めるためには、蛍光灯など明るくシャープな照明が適しています。リラックスした雰囲気を演出したい場合は、間接照明や白熱灯などの柔らかい光を利用します。

また、床材もオフィス全体の印象を左右する要素です。木目調のフローリングを使用することで、温かみのある空間を演出できます。カーペットを貼ると、足音を抑え集中して作業が行えます。照明や床材を工夫することで、雰囲気だけではなく働きやすさも変わってくるのです。

メリハリを持たせる

ここまでお話ししたように、オフィスのデザインはインテリアやカラーにメリハリを持たせることがポイントです。そんな空間は、シンプルな配色でもこなれ感やおしゃれな雰囲気になります。また明るさや暗さ、色の濃淡でコントラストを強調することで、いきいきとした印象を与えられます。

一例として、シンプルな配色のオフィスにアクセントカラーを使ったインテリアを配置したり、暗めの床材と明るめの照明を組み合わせたりといったギャップを取り入れると、オフィスに個性とおしゃれ感を与えられます。

おしゃれなデザインのオフィス事例23選

ここではオフィスをおしゃれにした企業の実例を紹介していきます。

300名以上の規模のオフィス事例

株式会社廣済堂

廣済堂のオフィスは、中央に特徴的なドーナツ型のコアスペースがあります。行き止まりをなくすことで、常に人や情報が行き交い、知識が生み出される環境を目指してデザインされました。また、廣済堂の印刷技術を活かしたオリジナルの印刷カーペットやプリントタイルを取り入れており、ブランディングを活かしたインテリアとなっています。事業の強みを表現した印刷と関連するカラーアクセントも随所に配置され、空間全体が活気にあふれています。

YKK株式会社 ファスニング事業本部 ジャパンカンパニー

こちらは2019年3月に移転した、比較的新しいオフィスです。コミュニケーションフロアにはオープンカフェ風のラウンジエリアや展示スペースが配置され、開放的な雰囲気が演出されています。展示スペースにはYKKファスニングアワードの受賞作品が展示され、訪れたゲストの目にとまるように配置されつつ、自然なレイアウトになっています。商談スペースもスマートに設計されており、落ち着いたデザインかつ活気ある印象を作り出しています。

株式会社エドウイン

日本発のジーンズメーカーである株式会社エドウインは、自社ブランドの他、多くの海外ブランドのライセンスを持ち、デニム素材を中心としたアパレルアイテムを企画・製作・販売しています。エントランスは木の床と洗練されたガラス素材で質感を活かしたデザインになっており、都会的で落ち着いた印象を与えています。一方のカフェスペースは、モダンなイメージでデザインされており、従業員がリラックスしてコミュニケーションを取れるよう配慮されています。

ネットイヤーグループ株式会社

自律的なワークスタイルを促進し、会社のビジョンをインテリアで表現することを目指してデザインされたオフィスです。個性的なカラーと形にこだわった家具でまとめ、全体に統一感をもたらしています。ユニークなサインデザインのビリヤード台などを設置して、リラックスできる空間であることも表現しています。

株式会社プレステージ・インターナショナル 秋田BPOにかほキャンパス

このオフィスは、従業員や地域住民から愛され、くつろげる場所を目指してデザインされました。カフェテリアやリラックススペースは、家のように温かみのあるデザインで気軽に利用でき、会議室やミーティングスペースは開放的かつプライベートにも配慮したデザインになっています。中庭もカフェテリアから見えるように配置され、自然光を取り込んでおり明るい雰囲気が演出されています。

株式会社セゾン情報システムズ

働き方改革の流れに乗り、多様な働き方に柔軟に対応したオフィスを目指しデザインされました。集中できるワーキングスペースや、カフェ風の受付エリア、個人用ブース、少人数会議に適したファミレス席など、多彩なスペースを統一感を持ってデザインし、多くの人が働きやすい空間になっています。

100~300名程度の規模のオフィス事例

セイコーソリューションズ株式会社

7つのフロアでは各プロジェクトに応じたレイアウトを採用しています。最大96名の収容可能なセミナーフロア。各部屋で異なるスタイルの会議室。執務フロアでは、営業やSE部隊向けに円形のソファブースを配置し、リラックスしながら集中して業務に取り組めます。各フロアは利用者のニーズや目的に合わせて個別に計画されつつ、木製のシックな家具を置き統一感を持たせています。

壽屋株式会社

ウェイティングラウンジをギャラリー風に演出し、多目的な利用を想定して作られています。眺望の良い場所に社員スペースを設け、開放的な内階段で自然なコミュニケーションを促しています。原型室をあえて開放的にデザインすることで、コミュニケーションの促進や、外部へのクラフトマンシップをアピールが可能になり、事業の特徴を表現する空間にデザインされています。

EPファーマライン株式会社

スーパーバイザー席には円形のカウンターを採用し、ウェルカムな雰囲気を演出しています。一方、オペレーターのデスクは業務に集中しやすいようにカウンターや柱で仕切られており、柱を活用したキャビネットも設置されています。テーマカラーを活用したコーディネートがオフィス全体に採用され、明るく開放的で働きやすいオフィスにデザインされています。

セーラー万年筆株式会社 広島工場

セーラー万年筆のオフィスは、事業コンセプトを活かしてデザインされています。外観は万年筆のペン先や船のモチーフを取り入れ、歴史あるブランド工場のイメージを表現しています。ゲストの目に入るエントランスでは、アンティーク家具や万年筆のディスプレイ棚が設置されています。一方、製造ラインは白と木を基調とした清潔感ある空間で、使い勝手を重視したシンプルなデスクが置かれています。

株式会社科学情報システムズ

信頼性や事業キーワードを取り入れ、青を基調に企業イメージを表現してデザインされています。エントランスには間接照明やLEDライトを使用し、先進的な印象を演出。また、応接室通路面には科学情報システムズらしさを表現するグラフィックシートが貼られています。オフィス窓側には気軽に打ち合わせができるコミュニケーションエリアが設けられ、従業員のモチベーションアップにもつながっています。

株式会社アソビズム秋葉原本社

仕事に集中できるパーソナル空間と、肩の力を抜いてコミュニケーションを楽しむ場が融合した個性的なデザインになっています。エントランスでは、広々としたガラスの間仕切りや芝生調の床などを取り入れ、オープンな社風を反映させました。ラウンジでは多目的に使える広い空間を設け、チームの枠を超えたスタッフ同士の交流を促しています。また「ほら穴」や「わいわいがやがやできる場所」など、コミュニケーションを深めるための空間も設けられています。さらには畳のコーナーやフォーマルな会議室も用意され、さまざまなシーンに対応しています。

株式会社イントラスト

コミュニケーションを通して、精神を育むことを重視してデザインされたオフィスです。自然素材を活かした受付空間や、CIカラーを強調したEVホールなど、各スペースが独自のデザインを持っており高級感と個性を演出しています。プレゼンテーションルームや社長室では、外の景色を活かしてシンプルなインテリアにまとめています。中心に設けられたカフェスペースは、多くの従業員が使いやすくデザインされており、コミュニケーションを円滑にしています。

100名以内の規模のオフィス事例

株式会社グローバルセキュリティエキスパート

「明るくのびのびと仕事ができる空間、来たくなるオフィス」を目指してデザインされました。コンセプトを表すように、色彩効果を活かし、各フロアで家具のカラーに工夫を凝らしています。例えば執務スペースやセミナールームは鮮やかな色彩を用いてコーディネートし、あえて別のカラーの家具を置くことで活気ある空間を演出しています。

株式会社ファイン

従業員がいきいきと働けるように、活気あるオフィスを目指してデザインされています。リビングのようなミーティングエリアや多目的なCafeスペース、眺めのいいBigTableフロアなど、コミュニケーション性と機能性を両立しています。さらに、活発なディスカッションが行われるActiveエリアやプライバシーを重視した固定席、遮蔽感を持たせたCALMエリアなど、さまざまなワークスタイルに対応しています。

青山特殊鋼株式会社

上下2フロアのオフィスを構えており、往来のある2階にはコミュニケーションを円滑にするハブスペースが設けられています。照明効果を活用してデザインされており、例えばミーティングの活性化を図るために、会議室にはシーンによって照明を変化させるシステムが導入されています。窓からの景色を活かした執務エリアでは、リベリーかつ効率的な業務が可能です。

株式会社EPファーマラインKDX池袋ビル7F

企業イメージを明確に伝えるデザインが特徴の、おしゃれなオフィスです。エントランスではコーポレートカラーの青を中心に、爽やかで親しみやすい雰囲気を演出。またデザインの一部にスカンディアモスを配置しており、アクリルのパネルとの組み合わせで、自然とモダンの融合を表現しています。

株式会社セゾンファンデックス

従業員の使い勝手を重視した、細部までこだわったデザインが特徴です。オープンミーティングスペースでは、自由なセッティングが可能な台形テーブルや、ホワイトボード付のローパーティションが設置されており、シーンに合わせたフレキシブルな使い勝手の良さを実現しています。リフレッシュスペースでは明るい木目や植栽を活用し、閉塞感を感じさせない過ごしやすい空間が提供されています。

医療法人A

和モダンのエッセンスを取り入れつつ、高級感のあるホテルライクなデザインにまとめられています。レセプションやエグゼクティブエリアは、ステークホルダーへのホスピタリティを考慮し、羨望を活かした奥行きのある空間を演出しています。また応接会議室では、液晶フィルムにより高層オフィスビルからの眺望をコントロールしています。

株式会社ICUS

株式会社ICUSのオフィスは、エントランスから社員や役員が過ごすフロアまで、機能的かつ美しくデザインされています。シンメトリックなエントランスは企業の信念と技術力を表現する清潔感のあるデザインになっており、執務エリアはパーソナルロッカーでゾーンを仕切りながらオープンな空間を提供しています。オフィス全体をオープンでクリーンな雰囲気でまとめています。

株式会社メディカル・コンシェルジュ なんば支社

株式会社メディカル・コンシェルジュなんば支社のオフィスは、カリフォルニアのカフェを思わせるデザインでまとめています。エントランスからの通路には小窓を置いたり、外光を取り入れるためのスペースを作ったりして開放的で明るい雰囲気が演出されています。また、各個室はそれぞれのカラーで個性を出しています。執務室には明るい空間にデザイン性の高い家具を置き、従業員のモチベーションアップに配慮されています。

ソシアス総合法律事務所

ソシアス総合法律事務所のオフィスは、白を基調とした空間で、石材や木、塗装壁などの素材感が格調を演出しています。エントランスから執務空間まで、クライアントのプライバシーを確保しつつも明るく気軽に入りやすい雰囲気を演出しています。会議室や応接室も高級感漂うデザインで、機能性と美しさを兼ね備えたデザインです。

森村商事株式会社

森村商事株式会社のオフィスは、歴史と未来を融合した空間としてデザインされています。受付やギャラリーでは、現在の森村商事のイメージをアート植栽や映像で表現し、通路や応接室では歴史を感じさせる写真やレンガを用いて先駆者の想いを表現しています。VIP会議室は船を模したデザインが特徴的であり、そのほかパントリーやカフェラウンジ、少人数で使えるブースなど様々な機能を備え、従業員に快適な空間を提供しています。

おしゃれなオフィスづくりはプラス株式会社へ

今回紹介したおしゃれなオフィスの事例は、すべて「プラス株式会社」がデザインに携わっています。ホテルやレストランなどお客様をお迎えする空間から、日々の業務をこなすオフィスまで、幅広いニーズに対応するインテリアを提案しています。企業の理念や想いを取り入れ、ブランディングを高めつつ、働きやすいオフィスを作りたいならぜひ一度プラス株式会社にご相談ください。

関連記事:オフィスデザインのコンセプトの決め方・手順について

まとめ

オフィスは従業員が働きやすい空間であることを原則に、おしゃれなデザインであることで働く人々のモチベーションを高めたり、ブランディング効果が得られたりします。オフィスをおしゃれにするためには、配色や照明、床材にこだわってメリハリをつけてデザインします。この記事で紹介した事例を参考に、おしゃれなオフィスづくりをスタートしましょう。

この記事を書いた人

マーケティング部 コラム編集部 プラス株式会社ファニチャーカンパニー

プラス株式会社ファニチャーカンパニー マーケティング部 コラム編集部

プラス株式会社ファニチャーカンパニーのマーケティング部門です。オフィスに関する最新のトレンド情報や、オフィス移転・リニューアル・オフィスデザインに関する情報を発信しています。 オフィスの最新情報はInstagram「plus_kagu」で検索してフォロー!昨日よりもオフィスが好きになるような、「家具・働く空間にまつわる工夫・デザイン事例」などの情報をお届けしています。

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