うるさい職場のなかで集中して仕事を進めていくための方法とは?

うるさい職場のなかで集中して仕事を進めていくための方法とは?

ワークスタイル

集中して仕事ができる職場環境には、いくつかの条件があります。例えば、温度や湿度、ほかの社員との距離などが挙げられます。仕事中にもっとも集中力を削がれてしまうのは、周囲のノイズです。電話の話し声、ミーティングの声、商談の声など、職場にはさまざまなノイズがあふれています。今回は職場で集中力を欠く大きな要因となる「うるさい職場」問題を解消し、生産性向上につなげる方法についてお伝えします。

集中スペースが仕事を効率化する

集中力を欠いてしまう、うるさい職場とは?

会社は基本的に集団で働く場所であるため、さまざまな音が発生します。多少の話し声や物音で業務に支障が出ることはないでしょう。しかし、騒音があまりにひどくなれば、集中力が途切れ、業務効率も落ちてしまいます。特に、以下のような職場環境では、集中力を持続することが難しくなります。

  • 事業運営上、電話の声や話し声が聞こえやすい環境

執務室からコールセンターや応接室までの距離が近い場合、執務室のほうにも常に電話の会話や話し声が響き続くといった状態になりがちです。

  • Web会議やテレカンファレンスが多い会社

最近、テレワークを実施する企業や全国に支社を持つ企業が、Web会議やテレカンファレンス(テレカン)を導入するケースが増えています。電車内では、乗客同士の会話よりも電話の話し声のほうが気になるものですが、社内でも同様で、Web会議やテレカンの声は気になりやすいです。

  • コミュニケーションをとることを重視した職場レイアウトの会社

近年、コミュニケーションを重視したレイアウトを取り入れる企業が増えています。部署を越えたコミュニケーションを実現するフリーアドレス、会議室代わりや簡単な打ち合わせに利用できるミーティングスペースなどです。これらのレイアウトは、確かに社内コミュニケーションの活性化に効果がありますが、集中して仕事をしたいときにこのような場所の近くで集中力を持続させるのは困難な環境といえるでしょう。

うるさい職場問題の解消方法

では、集中力を持続させるのが困難な職場において、少しでも集中力を上げる環境にするためにはどうするべきなのでしょう。ここでは、うるさい職場問題の主な解消方法を見ていきます。

  • レイアウトを検討し直す

まず検討すべきは、レイアウトの変更です。コールセンターや応接室、ミーティングスペースを執務室から距離の離れた場所に設けることで、一定のノイズを避けることは可能です。

  • パーテーションで囲む

レイアウト変更を行うのが物理的に難しい場合に効果的なのは、高さがあり厚みのあるパーテーションを執務室の周囲に設置する方法です。現状のレイアウトを変更せず、ある程度のノイズを防げます。

  • 簡易式の防音パネルを壁面に貼る

執務室ではなく、コールセンターや応接室、ミーティングスペースの壁面に簡易式の防音パネルを貼る方法です。こちらも大がかりな工事を行わずにノイズを減らすことが可能です。

うるさい職場問題の効果的な解決方法は集中ブースの設置

ここまで、うるさい職場問題への対応として、大きな音を出す原因を抑える方法を紹介しました。これらの方法では、ノイズの原因を抑えることは可能です。しかし、電話や来客対応の際、常に執務室にいる社員に気を使わなくてはならないといった意識が生じるため、業務を行うモチベーションや業務効率の向上が困難です。

そこで、業務で音を出さざるをえない社員、静かな環境で集中して業務を行いたい社員双方がモチベーションを維持できる方法として、集中ブースの設置が考えられます。例えば、ミーティングスペースの一角を集中ブースの並ぶエリアとして使えば、レイアウト変更や職場スペースの拡充をしなくても、ノイズを気にせず集中して業務を行える環境をつくれます。

あるいは、ノイズが発生しやすいエリアから離れたスペースを集中エリアにすることも効果的です。社内に集中スペースは静かに利用する場所であることを周知徹底しておけば、そのエリアは集中して業務に取り組むための場所として機能するでしょう。

集中スペースが仕事を効率化する

誰もが集中して働ける職場づくりには集中ブース、集中スペースの設置がおすすめ

コールセンター業務やテレビ会議、ミーティングなど、どれも企業として利益を上げるためには欠かせない業務です。財務、開発など基本的にコミュニケーションをとるよりも個人で集中して行う仕事もまた、企業にとって欠かせません。したがって、どちらを重視するということではなく、どちらも快適に行える環境をつくることが重要です。

うるさい職場問題を解決したいとき、つい音のもととなるコールセンターやテレビ会議の音を小さくする方向で考えがちです。しかし、場合によっては業務の成果や効率が落ちてしまうリスクも考えられます。そこでおすすめなのが、音を小さくする工夫ではなく、集中して仕事を行えるブースやスペースの設置です。

集中ブースを設置すれば、音を発する側も、そうでない側も、ストレスを感じることなく自身の仕事に打ち込むことが可能になり、生産性の向上につながります。うるさい職場問題の改善策に悩んでいる際は、集中ブース、集中スペースの設置を検討してみてはいかがでしょうか。