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オフィスの壁紙にこだわる企業が増えている理由

オフィスの壁紙にこだわる企業が、近年増えてきました。
オフィスの壁は面積が広く、色やデザインによって部屋全体の印象をガラッと変えられます。
クリーンな印象を与えたいならホワイト、リラックスした空間をつくりたいならグリーンなど、壁紙によってその空間の役割を明確にできるのです。
またオフィスグリーンや家具と違って場所を取らないため、こだわったデザインにしつつレイアウトの自由度も上がり、動線の確保も可能です。

オフィスの壁紙を張り替えるメリットや効果

色彩効果による業務の効率化

色には人の意識に影響を与える力があり、壁紙の色を工夫することで業務効率や生産性もアップします。
活発な意見交換やコミュニケーションを促進させたいなら、黄色は効果的なカラーです。
一方で、集中が必要な場合は青色やグレーなどが選択肢に上がります。
オフィスで使用される代表的な色が与える印象や効果について、下記にまとめました。

白…誠実さ、安心感
黒…信頼、重厚感
赤系…意欲のアップ、情熱的
緑系…癒し効果、リラックス
茶系…温かみ、緊張の緩和

空間の目的を明確にできる

オフィスは執務室や会議室・休憩スペースなど、目的によって空間が分けられています。
それぞれのフロアの壁紙を変えることで、目的をわかりやすく伝えられます。
壁紙は空間のなかでも面積が大きく、真っ先に目に入る場所です。
入った瞬間に壁紙の視覚効果が得られることで、その空間に適した気持ちに切り替えられます。

人材獲得に好影響

おしゃれで印象的な壁紙を使うことで、オフィスのイメージも向上します。
オフィスの様子を求人情報サイトや自社のホームページに掲載すると、インターネットを通じて多くの人の目に触れるようになります。
おしゃれなオフィスであることで目にとまりやすくなり、必要な人材が集まる可能性が高まります。

ブランディング効果

壁紙を変えることで、ブランディング効果も期待できます。
コーポレートカラーや自社のロゴを取り入れた壁紙を使うことで、企業の理念やビジョンを表現することも可能です。
壁紙が外部からのゲストや社員の目にとまることで、企業の印象を自然に伝え、自然と印象づけられます。
またおしゃれなオフィスを構築することで、映像や写真が映えるようになり、あらゆるメディア掲載で有利になります。

オフィスの壁紙の主な種類

紙クロス

紙クロスはパルプ、和紙、ケナフなどを原料とする壁紙で、紙独特の風合いが魅力です。
紙でできているため、音を吸収しやすく会議室や集中スペースに適しています。
ただしアイテムによっては水拭きができない場合もあり、汚れがシミになることがあるため、水回りや汚れる可能性の高い場所での使用には適していません。

布クロス

布クロスはレーヨン、絹、麻などの繊維を使用した壁紙です。
糸の織り方によってさまざまな凹凸があり、独自の高級な雰囲気が特徴です。
また、通気性にも優れており湿気を吸収します。
しかし、ホコリが付きやすいため定期的な掃除が必要です。水で濡らせないため、乾いた布等で掃除します。

ビニールクロス

ビニールクロスは塩化ビニール樹脂を原料とする、オフィスでよく使用される壁紙です。
エンボス加工やプリントなど幅広いデザインがあり、価格も手頃でバリエーションもあります。
耐久性が高く掃除がしやすいため、場所を問わずに使用可能です。
色や柄の選択肢が多いため、空間の雰囲気に合わせてコーディネートしやすいのが特徴です。

オフィス壁紙の4つの選び方

シンプルなカラーが基本

オフィスの壁紙を選ぶ際は、基本的にはシンプルな色を選択します。
住宅などで使用されている明るくカラフルな壁紙は、広いオフィスの壁紙に用いると落ち着かない印象になってしまいます。
白やグレーなどのニュートラルな色をベースにし、コーポレートカラーを取り入れたり、アクセントカラーとなる家具や小物・オフィスグリーンを配置したりすることで、バランスの取れたデザインに仕上がります。

素材やデザインにこだわる

オフィスの壁紙は、見た目も大切な要素です。
近年は、オフィスにナチュラルなモチーフを導入する「バイオフィリックデザイン」が流行しています。
そのため素材感を演出する壁紙が採用されることも多く、温かみのあるレンガ柄の壁紙や、都会的な雰囲気があるコンクリート打ちっぱなし風のビニールクロスもよく使用されています。
また布クロスや紙クロスのもつ質感を活かして、空間に独特の風合いを持たせることも可能です。

機能性で選ぶ

高機能な壁紙も多数販売されています。
防カビや消臭効果、防汚機能、抗ウイルス・抗アレルギー機能を持つものなら、クリーンな環境を維持できます。汚れにくいことで、メンテナンスにかかるコスト削減にも繋がるでしょう。
また、壁に別の用途を与えられるものもあります。プロジェクタースクリーンとして利用できるもの、鏡張りになっているものなどを採用することもあります。
居心地や空間の用途から、最適な機能をもつ壁紙を選択しましょう。

インテリアと調和するものを選ぶ

壁紙を選ぶ際には、オフィスのインテリアと合わせることが大切です。
壁紙と家具のテイストが合わないと、落ち着きのない空間になってしまいます。
会議室や執務スペース、リフレッシュスペース、受付エリアなど、それぞれの用途に応じたデザインや家具を採用し、壁紙を含めてトータルでデザインする必要があります。
例えばモダンな家具にはシンプルな壁紙、ナチュラルな家具には木目調の壁紙が合います。
家具やインテリアのデザインを事前に検討し、それに合わせた壁紙を選ぶことで、統一感のある洗練された空間を作り上げられます。

オフィスの壁紙張り替え依頼時の流れ

大まかなイメージが決まったら壁紙の張り替えを行いますが、基本的には専門業者にアウトソーシングします。
まず専門業者に見積もりを依頼し、納得できれば工事の日取りを決定します。
張り替えの期間中には、家具の移動を行い、古い壁紙と巾木（はばき）をはがします。
続いて壁紙を張る下地の調整を行い、新しい壁紙にノリ付けをして壁に貼り付けます。
仕上げに巾木を貼り付け、部屋全体を確認し、問題がなければサインをして完了です。
ただし実際の作業の流れや費用は、部屋の広さや下地の状態によって異なります。

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壁紙張り替えを依頼する業者を選ぶ際の注意点

業者を選ぶ際には、いくつか注意する点があります。
価格だけで選ぶと納得のいかない仕上がりになる可能性もあるため、必ずチェックしておきましょう。
まず、施工期間が極端に短い業者は避けましょう。急ぎの工事は品質に影響することが多いためです。
また工事後のトラブル対応やサポートがしっかりしているかなど、契約内容を細かく確認し、追加費用やサービス内容を明確にしておきましょう。
これらの対応をスムーズかつ、親身に対応してくれる業者であれば安心です。

エリア別おすすめの壁紙デザイン

会議室の壁紙デザイン

木目調 ダークブラウン

外部からの来客も訪れる会議室には、高級感のあるダークブラウンの壁紙がおすすめです。
実際に木を貼り付ける場合もありますが、木目調のビニールクロスを使うことで手軽に掃除ができます。
家具の色も統一することで、重要な会議を行うのにふさわしい空間を構築できます。

白と青のグラデーション

少ない人数で使用するミーティングルームには、明るい色の壁紙がおすすめです。
白やパステルブルーには空間を広く見せる効果があり、圧迫感を感じることなくミーティングを円滑にします。
白と青のグラデーションを採用することで、オープンかつ集中できる環境を目指せます。

執務スペースの壁紙デザイン

ホワイトキャンバス調

毎日使用する執務室には、開放感を演出しつつニュートラルな印象の壁紙を採用します。
大部分に白い壁紙を使用することで、多くの人が使いやすい空間になります。キャンバス調の柄が、親しみやすさも演出しています。

黄色のアクセントカラー

アクセントカラーを加えることで、めりはりのある空間になります。
今回は活発な印象を与える黄色い壁紙を例に出していますが、集中力を高めたいなら青系、意欲を高めたいなら赤系などの採用も考えられます。
また、コーポレートカラーを取り入れても良いでしょう。

エントランスの壁紙デザイン

幾何学模様

エントランスは、オフィスの第一印象を決める大切なエリアです。
デザイン性の高い幾何学模様の壁紙を採用することで、クリーンかつ先進的なイメージを与えています。
立体感を演出するなら、エンボス加工された壁紙もおすすめです。

大理石調

エントランスには、高級感を感じさせる壁紙もおすすめです。
大理石調の壁紙を採用することで、ホテルのように落ち着いた空間を演出できます。
エントランスは顧客の目に触れる機会が多いため、デザインにもこだわりましょう。

休憩スペースの壁紙デザイン

ナチュラルな木目調

ほっと一息つける休憩スペースには、温かみを感じさせるデザインの壁紙を採用しましょう。
ナチュラルな木目の壁紙は、カフェのようなリラックスした雰囲気をもたらします。
また食事をとることを想定し、掃除しやすいビニールクロス製のものがおすすめです。

植栽

よりリラックスした空間にしたいなら、壁の一部に植栽を埋め込むのもおすすめの手段です。
近年のオフィスでは、自然を取り込んだ「バイオフィリックデザイン」が流行しており、植物による癒し効果によって集中力が高まるとされています。
またフェイクグリーンを活用すれば、メンテナンスの手間もかかりません。

オフィスづくりなら「プラス」へ

壁紙を変えることで、これまでのオフィスの雰囲気を一新できます。
新たな環境となることで社員のモチベーションが高まり、長い目で見れば業績のアップや企業の価値をあげることにもつながるでしょう。
壁紙を選ぶ際には素材や色にこだわって、各部屋の機能やインテリアと調和するものを選ぶことが大切です。
新しい壁紙への張り替えやオフィスの再構築を検討しているなら、ぜひ「プラス」にご相談ください。
プラスでは、これまでさまざまな企業様のオフィスの改装や移転、リフォームをお手伝いしてきました。
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