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コロナ禍を経て、オフィスの利用目的、形態が大きく変わりつつあります。テレワーク、ハイブリッドワークなどの導入に合わせ、オフィスの改装を検討しているケースも多いのではないでしょうか? 業務効率化や社員のモチベーション向上などさまざまな効果を見込んで行うオフィスの改装ですが、スムーズに進めるためには注意すべき点も少なくありません。そこで今回はオフィス改装をスムーズに行うためのポイントについてお伝えします。

オフィス改装の種類、流れ

オフィス改装の種類は大きく分けて、オフィス全体の改装と部分的な改装の2つです。なお、本来、改装とは間取りはそのままに中身だけを変えることを指します。たとえば、小会議室の壁を取り払い大会議室にするのは、改装ではなく改築です。ただ、ここではそうした大掛かりな変更もすべて改装として解説します。

オフィス全体の改装

現在のオフィスレイアウトを全体的に大きく変更する改装です。老朽化による改装だけではなく、従来の部署別のレイアウトから仕切りをなくしてフリーアドレスに変更する、全体的に段差をなくしてユニバーサルデザインにするなど、用途や働き方に応じてレイアウト全体を変更するパターンも含まれます。

オフィスの一部分の改装

オフィスの特定の場所だけを変更する改装です。大会議室を複数に分け、Web会議用の小さな会議室を複数設置する、商談室をカフェ風のデザインにするなど、一部分だけを変更します。

オフィス改装の流れ

オフィスを改装する流れは次のとおりです。

  1. 改装の目的を明確にする
    たとえば、ハイブリッドワークを導入するために、「コミュニケーションスペースを増やす」、「ひとりで集中して働けるスペースを設置する」など、改装の目的を明確にします。
    オフィスリニューアルで重要なデザインコンセプトについては、『オフィスリニューアルでどう変わる?デザインコンセプトの重要性』の記事をご覧ください。
  2. 見積もり依頼を行う
    専門業者へ見積もり依頼を行います。オフィス改装の費用相場は坪単価10万円からが一般的ですが、全体改装で大掛かりなものとなると20万以上かかる場合もあるので、複数社に見積もり依頼をしましょう。
  3. 施工
    業者を選定したら、レイアウトデザインや内装などの細部を詰めていきます。改めて見積もりを出してもらったうえで問題がなければ施工開始です。
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オフィスを改装するメリット

オフィス改装を行うことで期待できる主なメリットは次のとおりです。

オフィスの効率的な活用が実現する

コロナ禍に入り、テレワークを導入する企業が増え、オフィスに全社員が出社する日が週に1日しかないといったケースも珍しくなくなっています。その場合、従来のオフィスレイアウトのままだと、無駄なスペースが生まれてしまうでしょう。改装を行えば、そういった無駄なスペースをなくして、効率的に活用することが可能になります。

誰もが働きやすい環境が実現する

たとえば、高齢者や妊娠中の社員でも安心して働けるようにオフィス内の段差をなくす、仕事内容によって自由に働ける場所を選択できるABWを取り入れるなど、改装を行うことで誰もが快適に働ける環境構築が実現します。これにより、社員のモチベーションも上がり、生産性向上も期待できるでしょう。

自社の課題解決につながる

オフィスの改装は、自社が抱える課題を解決するための手段としても効果を発揮します。たとえば、社員間のコミュニケーション不足が課題である場合、オフィス内カフェを設置する、予約なしでミーティングができるスペースを設置することなどが可能です。

ほかにも、オフィスの経費が掛かりすぎていることが課題になっている場合、オフィスをコンパクト化し、照明や冷暖房のコストを低減する、間仕切りをなくし、オープンスペースを増やすことで照明の数を減らす、逆に間仕切りを効果的に使って冷暖房効率を上げるといった解決策が考えられます。

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オフィス改装の注意点

オフィス改装を行う際には、次の点について十分な注意と確認が必要です。

原状回復が可能か

オフィスが自社ビルではなく賃貸の場合、退去する際に原状回復をしなくてはなりません。あまり改装しすぎてしまうと原状回復に多大なコストがかかってしまう場合があります。また、オーナーによっては、改装の制限を設けている場合もあるため、必ず事前に確認しておきましょう。

オフィス改装の経験豊富な業者を選択する

消防法や建築基準法などはもちろん、オフィスのオーナーとの契約内容も考慮したうえで改装できる経験豊富な業者選択が重要です。また、デザインと施工を一括で請け負ってくれる業者を選択するとトラブルが起こるリスクの軽減につながります。

オフィスのリニューアルをコンサルに依頼するかどうかについては、『オフィス移転やリニューアルをコンサルに依頼するメリット』の記事をご覧ください。

オフィス改装事例

ここで、実際にオフィスを改装した企業様の事例を紹介します。

サムティ株式会社様

不動産開発、不動産賃貸事業を行っているサムティ株式会社様(以下同社)。同社では、快適かつ効率的に働けるオフィスを目指し、ABWを導入しました。ポイントのひとつは、可動式のパーテーションや什器により、レイアウトを自由に変更できる会議室です。リモート打ち合わせも可能な設備を揃え、さまざまな用途に対応できるスペースになっています。

ほかにも、1~2人、4~6人の少人数でオンラインミーティングができるWebブースもあり、いつどこからでもアクセスが可能です。

オフィス改装は目的の明確化が重要

オフィスの改装は坪単価にして10万円以上はかかるのが一般的です。曖昧な目的で改装を実施してしまうと、「高い効果は発揮されないのにコストだけはかかってしまう」という事態に陥る可能性があります。

まずはコミュニケーション活性化、業務効率化、オフィスの無駄スペースの削減など明確な目的を立て、そのためにどのような改装が必要かをしっかりと検討しましょう。

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この記事を書いた人

マーケティング部 プラス株式会社ファニチャーカンパニー

プラス株式会社ファニチャーカンパニー マーケティング部

プラス株式会社ファニチャーカンパニーのマーケティング部門です。オフィスに関する最新のトレンド情報や、オフィス移転・リニューアル・オフィスデザインに関する情報を発信しています。 オフィスの最新情報はInstagram「plus_kagu」で検索してフォロー!昨日よりもオフィスが好きになるような、「家具・働く空間にまつわる工夫・デザイン事例」などの情報をお届けしています。

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