ABW(Activity Based Working)は、コロナ禍をきっかけにテレワークが浸透したワークスタイルです。近年では働き方改革によってワークライフバランスが重視されるようになり、ABWの考え方に注目が集まっています。
この記事では、ABWの基本概念やフリーアドレス・リモートワークとの違い、導入によるメリットとデメリット、さらにプラスが手掛けた事例について、詳しく解説します。
ABWとは、業務に応じて場所を選ぶワークスタイルのこと
ABWとは、業務内容に応じて、仕事内容に応じて働く場所をみずあら選択できる新しいワークスタイルのことです。オフィス、自宅、カフェ、コワーキングスペースなど、仕事内容に最も適した場所で業務を遂行するという柔軟性が特徴といえます。
ABWには「広義」と「狭義」の考え方があります。広義のABWは、働く場所をオフィスに限定せず、社外の環境も含めて自由に選べるスタイルです。一方、狭義のABWではオフィス内における働く場所の選択に焦点が当てられており、オフィス内に設置された多様なワークスペースを、業務に応じて使い分ける形式を指します。
ABWは働く人の「業務内容」を基準として、最適な「時間」と「場所」を自由に選べる働き方であり、従業員のパフォーマンス最大化を目的としています。
ABWが注目されている背景
ABWが注目されるようになった背景には、働き方の多様化とテクノロジーの進化、そして新型コロナウイルス感染症による社会的変化が大きく影響しています。リモートワークの普及により、物理的なオフィスに縛られない働き方が一般化し、「どこで働くのが最も効率的か」という視点での業務設計が求められるようになりました。
ABWで規定されている、基準となる働き方が「10の活動」です。この基準に沿った働き方をするために、それぞれに適した環境を選択することが重要といえます。「10の活動」は下記のとおりです。
<ABWにもとづく10の活動>
- 高集中:中断なく高い集中が求められる個人作業
- コワーク:短い会話を交えた個人作業
- 電話やウェブ会議:オンライン上での会議や通話
- 二人作業:近距離でのペア作業
- 対話:2〜3人でのディスカッション
- アイディア出し:3人以上でのブレインストーミング
- 情報整理:進捗確認や簡単な会議
- 知識共有:プレゼンなどの情報伝達
- リチャージ:リフレッシュのための時間・空間
- 専門作業:特別な設備や環境を必要とする作業
このように、働き方を業務単位で細分化し、それぞれに最適な「場所」を選択するという考え方が、現代の多様な働き方にマッチし、ABWは今後ますます注目されると考えられています。
ABWとフリーアドレス、リモートワークとの違い
ABWは、フリーアドレスやリモートワークと混同されがちですが、それぞれの働き方には明確な違いがあります。それぞれの働き方を「時間の自由度」と「場所の自由度」の2軸で整理して見てみましょう。
■ABWとフリーアドレス、リモートワークとの違い
時間が固定 時間が自由 場所が固定 従来の働き方 フレックスタイム 場所が自由 フリーアドレス(社内) リモートワーク(社外) ABW
フリーアドレスとリモートワークそれぞれとの違いについて、下記で詳しく解説します。
フリーアドレスとの違い
フリーアドレスが「オフィス内の自由な座席選択」であるのに対し、ABWは「業務に最適な空間と時間を自由に選べる」、さらに柔軟で幅広い働き方といえます。
フリーアドレスは、オフィス内の限られた範囲で席を自由に選べる制度です。社員の固定席を廃止し、自分の好きな場所に座ることができます。スペースの有効活用や部署間のコミュニケーション活性化、オフィスコストの削減などが目的です。
一方、ABWはオフィス内にとどまらず、自宅・コワーキングスペース・カフェ・サテライトオフィスなど社外の空間も選択肢に含まれます。さらに、働く「時間」においても柔軟性が高く、個々のライフスタイルや集中力の波などに合わせて、自律的に働くことが可能です。
フリーアドレスについて詳しくは、こちらのページをご覧ください。
【コロナ対応】ルールと事前準備が大切!フリーアドレス導入で失敗しないために
リモートワークとの違い
リモートワークは「人」を中心にした働き方、ABWは「業務」を中心にした働き方であるといえます。
リモートワークは、主に従業員の生活状況や事情に応じて働く場所を決定するスタイルです。例えば、通勤時間の短縮や育児・介護との両立など、個人の事情に合わせて在宅勤務やカフェ、コワーキングスペースを活用することが一般的です。柔軟性が高く、個人のライフスタイルを重視する点で優れています。
一方でABWは、個人の事情よりも「業務内容」に基づいて働く場所を選びます。例えば、高い集中力が求められる作業には静かな個室スペース、チームでのブレインストーミングには広めのミーティングルーム、気分転換を兼ねたアイディア出しにはカフェスペースなど、仕事の性質に合わせて最適な空間を使い分けることが目的です。
ABW導入によって得られる企業にとってのメリット
ABWを導入することで、企業は多くの恩恵を受けることができます。ここでは、企業側が得られる主なメリットを5つ紹介します。
業務効率化・生産性向上の実現
ABW導入による最大のメリットのひとつが、業務効率の改善と生産性の向上です。集中力が求められるタスクでは静かなブースや在宅勤務を選び、アイディア出しやディスカッションが必要な場面ではカジュアルなミーティングスペースやカフェエリアを活用することで、場所と業務のミスマッチを解消できます。
このように従業員が集中できる時間を確保しやすくなるため、結果的に全体のアウトプットが高まるでしょう。
コミュニケーションの活性化
ABWの導入により、社内のコミュニケーションが自然に活性化されるという効果も期待できます。ABWでは日によって異なるメンバーと近くで仕事をする機会が増えるため、偶発的な出会いや会話(=セレンディピティ)が生まれやすくなります。このようなカジュアルなやりとりが、イノベーションのきっかけや部門間の連携強化につながることも少なくありません。
このように、ABWは組織全体の「人と人とのつながり」を促進し、風通しのよい社内文化の形成にも貢献します。
社員満足度の向上
ABWを導入すれば、従業員の働きやすさが向上し、結果として社員満足度の向上にもつながります。「社員の自主性と選択の自由」を尊重する働き方で、ストレスの軽減やワークスタイルの最適化につながるでしょう。
従業員の「働きやすさ」や「仕事への満足感」を高めるだけでなく、自律性やエンゲージメントの向上にも貢献します。また、企業がABWを導入すれば、社員が「この会社は自分らしく、かつ成果を出しやすい環境を整えてくれている」と感じ、会社への信頼感やロイヤリティが向上するかもしれません。
優秀な人材の確保(雇用・育成コストの削減)
ABWの導入は、優秀な人材を引きつけ、定着率を高めるための強力な手段となります。
現代の労働市場では、働き方の柔軟性を重視する傾向が高まっており、「どこで」「どのように」働けるかは求職者にとって大きな判断基準のひとつです。ABWを導入している企業は、働きやすさやライフスタイルとの両立を重視する優秀な人材にとって、魅力的な職場と映ります。
さらに、ABWがもたらす働きやすい環境によって、既存社員の離職防止にも効果的です。定着率が向上すれば、新たな人材の採用や育成にかかるコストを削減でき、長期的な人事戦略にも貢献します。
オフィススペースの有効な活用
ABWを導入することで、オフィススペースをより効率的かつ柔軟に活用できるようになります。ABWは「そのときに必要な場所を使う」というスタイルのため、席や設備の無駄を大幅に削減できます。これにより、使用頻度の低いスペースを見直し、コストの最適化や空間の有効活用が可能です。
必要以上のスペースを確保する必要がなくなることで、オフィスの縮小やフレキシブルオフィスの活用といった選択肢も生まれ、コスト削減や環境配慮の観点からもメリットがあります。
ABW導入によって得られる社員にとってのメリット
ABWの導入は、企業側だけでなく、実際に働く社員にとっても多くの恩恵をもたらします。ここでは、社員がABWを通じて得られる主なメリットを3つの観点からご紹介します。
モチベーションの維持、パフォーマンスやエンゲージメントの向上
ABWは、社員のモチベーション維持やパフォーマンス向上に直結する働き方として注目されています。
ABWでは社員が業務内容や気分に応じて働く環境を自分で選ぶため、ストレスを軽減しながら業務に取り組むことができ、結果として高いパフォーマンスが発揮されやすくなるからです。
さらに、社員の自律性や責任感も高まります。こうした自己決定感は、組織へのエンゲージメント向上にもつながり、「信頼されている」「任されている」と感じることで、より主体的に行動できるでしょう。
ワークライフバランスの実現
ABWの導入により、社員はより柔軟な働き方を実現し、ワークライフバランスの向上が期待できます。ABWでは、自宅やカフェ、コワーキングスペースなど、業務内容に合わせて場所を選べるため、通勤によるストレスが減り、家庭やプライベートの時間を確保しやすくなります。
個々のライフスタイルや生活リズムに合わせた働き方が可能になり、心身ともに健康的なワークスタイルの実現が可能です。
新しいアイディアの創出
ABWは創造性を刺激し、新たなアイディアを生み出す土壌を整える働き方でもあります。オープンなカフェスペースでリラックスしながらディスカッションしたり、他部署の社員と偶然に会話が生まれたり、ちょっとした相談をしたりすれば、普段とは違う視点や発想を得る機会が増えるでしょう。
また、環境の変化は脳に刺激を与え、思考の柔軟性を高める効果もあります。日々同じ席で作業をするよりも、場所を選んで働くことによって、発想が広がりやすくなるかもしれません。
ABW導入時に注意すべき企業にとってのデメリット
ABWは多くのメリットをもたらす一方で、企業側には導入・運用にあたっての注意点やデメリットも存在します。ここでは、企業がABWを導入する際に直面しやすい5つのデメリットを解説します。
管理コストの増加
ABWを導入すると、固定席に比べて管理が複雑になり、コストが増加するケースがあります。誰がどこで働いているのか、席がどの程度利用されているのかを可視化する必要があり、座席予約システムやセンサーの導入などのコストがかかるためです。また、柔軟な働き方に対応するための業務ルールやガイドラインの整備、社内への周知、定期的な運用見直しなど、管理部門の負担が増す可能性もあります。
プラスが開発した座席管理システム「Suwary」(スワリー)は、オフィス内の座席利用状況を可視化し、アプリ上で予約できるデジタルツールです。「Suwary」(スワリー)を活用することで、従業員は多様化するオフィスをさらに活用しやすくなります。また、管理者はオフィスの利用状況の把握、分析ができ、オフィス改善もかんたんにできるようになります。
座席管理システム「Suwary」(スワリー)について詳しくは、こちらをご覧ください。
コミュニケーションが少なくなるリスク
ABWの導入によって、社員同士のコミュニケーションが減少してしまうリスクもあります。自由に働く場所を選べるという特性上、社員がオフィスに出社しなくなるほか、業務ごとに物理的に離れて働くことが多くなると、「偶然の会話」や「ちょっとした相談」の機会が減ってしまうこともあるでしょう。マネジメント層からは、「部下の様子が見えにくくなる」といった声も挙がりやすくなるかもしれません。
また、新入社員や中途入社者にとっては、質問・相談のハードルが高く感じられたりすることもあるため、心理的な孤立感が生まれる懸念もあります。このリスクを防ぐためには、定期的な対面のコミュニケーション機会を設けることや、チャット・ビデオ会議ツールの活用による情報共有などの工夫が不可欠です。
環境整備のコスト
ABWを導入すると、管理コスト以外にも、オフィス内外の環境整備が不可欠であり、その初期コストが想定以上にかかる場合があります。集中スペース・リラックスエリア・コラボレーションエリアなど、用途別のゾーン設計に加え、照明・音環境・家具・インテリアなども目的に応じた仕様にする必要があり、改装や設備投資が必要になることも少なくありません。
また、コワーキングスペースやサテライトオフィスなどの外部施設を利用する場合には、その利用料や契約コストも発生します。
つまり、ABWは自由な働き方を実現する一方で、物理的・技術的な環境を整備するための初期投資と運用コストがかかるという点を、導入前にしっかりと見積もっておくことが重要です。
セキュリティリスクの増大
ABWでは、オフィス外での勤務やフリーアドレスによる作業が増えるため、従来の働き方と比べて情報セキュリティのリスクが高まりかねません。
公共エリアでのパソコン画面ののぞき見やWi-Fi経由の情報漏洩といった外部リスクが発生しやすくなります。また、オフィス内でも個人の固定席がないため、書類やデバイスの管理が不十分になると、内部情報の漏洩につながるおそれがあります。
ABWを成功させるには、働き方の自由を担保しつつ、企業としてのセキュリティガバナンスをどう確立するかがカギとなるでしょう。
ABWのコンセプトや働き方の浸透が困難
ABWは従来の固定的な働き方とは大きく異なるため、社内にその考え方を浸透させることは難しいかもしれません。
ABWは「業務に最適な環境を選び、成果を最大化する」ことが本質です。しかし、この理念が社員一人ひとりにしっかり理解されていなければ、「ただの自由席」「曖昧な制度」として誤解され、ABWの効果を十分に引き出せない結果となります。
また、ABWでは成果やプロセスに基づいた評価、信頼に基づくマネジメントが求められます。これまでの管理手法を大きく転換する必要があり、浸透には一定の時間と工夫が必要です。ABWを導入する際は、単に制度や設備を整えるだけでなく、コンセプトの教育とカルチャーづくりにしっかりと取り組むことが成功のカギとなります。
ABW導入時に注意すべき社員にとってのデメリット
ABWは柔軟で自由な働き方を可能にしますが、社員側にとっても注意すべきデメリットが存在します。ここでは、ABW導入によって社員が感じやすい主なデメリットを2つの観点から解説します。
自主性と自律性が必要
ABWの働き方では、社員一人ひとりに高い自主性と自律性が求められます。どの業務をどこで行うのが最も効率的か、チームとの連携をどう取るべきか、仕事の進捗管理をどう行うかなど、すべてを自分で考えて選択する必要があります。
また、自己管理能力が不十分な場合、業務が計画どおりに進まなかったり、周囲との連携が取りづらくなったりするリスクもあります。社員が自分で考え、行動するための教育・サポート体制を整えるとともに、自律的に働けるマインドセットの醸成が必要不可欠です。
メンバーの固定化
ABWでは社員が気心の知れたメンバーや慣れた場所を選び続けてしまい、結果的に「メンバーの固定化」が起きるという課題があります。
これではABWの本来の狙いである「多様な人との交流」や「新しい発想の創出」が阻害されかねません。特定のグループばかりが同じエリアで仕事をし続けると、部署間の壁や情報の偏りが生じやすくなり、業務の効率化や組織の柔軟性に悪影響を及ぼすことがあります。
社内でABWの意義を再確認し、「あえて違う場所を選ぶ」「週に1回は異なるチームと交流する」といったルールや工夫を取り入れることが効果的です。制度だけでなく、社員の意識や行動にも変化を促す設計が求められます。
ABWを実施するステップ
ABWを導入するには、目的や制度、環境、ツールといったさまざまな要素を段階的に整えていく必要があります。ここでは、ABW導入を成功させるための6つのステップを紹介します。
■ABWを実施するステップ

1.ABW導入の目的を定める
ABWで何を実現したいのか、導入の目的を明確にしましょう。社内の課題と照らし合わせることが重要です。
2.現在の働き方を調査して導入を判断する
オフィスの使われ方や社員の働き方を可視化し、ABW導入の必要性と適性を見極めます。
3.レイアウトを検討する
業務内容に合ったスペース設計を行い、多様な働き方に対応できるレイアウトを考えます。
4.社内制度を見直す
就業規則や評価制度など、柔軟な働き方に合わせて制度やルールを再構築しましょう。来客や電話対応など、働き方が変わったことによるルールの変更も検討します。
5.ITツール、ネットワーク、セキュリティを整備する
どこでも安心して働けるように、ICT環境とセキュリティ対策を万全にします。社外でインターネットに接続する際のルールも設定し、インシデントが発生したことも想定した対策も必要です。
6.オフィス・自宅以外の作業場所を整備する
自宅やオフィスに加え、シェアオフィスやコワーキングスペースなども視野に入れて整備します。
フレキシブルオフィスについて詳しくは、こちらをご覧ください。
フレキシブルオフィスとは?柔軟な働き方を実現するための効果的な活用のアイディア
ABWを導入する際のポイント
ABWを効果的に導入・定着させるためには、ただ制度やレイアウトを整えるだけでは不十分です。ここでは、ABW導入時に押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。
従業員のニーズを取り入れる
ABWは社員が主役の働き方です。だからこそ、実際に使う社員の声を取り入れることが不可欠です。
導入前にはヒアリングやアンケートを通じて、働き方の課題や求める環境を把握しましょう。例えば、「集中できるスペースが足りない」「ミーティング場所が取りづらい」などの声を反映することで、実際に使いやすいABW環境を設計できます。
専門家の意見も取り入れる
ABWの導入は、レイアウト設計や制度改革、IT環境の整備など多岐にわたります。自社だけですべて対応するのは難しい場合もあるため、専門家の知見を取り入れることが成功の近道です。
例えば、ワークプレイス設計のプロやITインフラの専門業者などに相談することで、業務に合った空間づくりや、セキュリティを確保した働き方の実現が可能になります。
ABWを導入しやすい職種かどうかを検討する
ABWはすべての職種に適しているとは限りません。導入前に、自社の職種や業務内容がABWに向いているかを見極めることが重要です。
例えば、資料作成や企画業務、エンジニア、マーケターなどは、場所にとらわれずに働きやすく、ABWのメリットを享受しやすい職種です。一方、来客対応や電話業務、紙ベースの作業が多い職種では、ABWの柔軟性が逆に不便になる可能性があります。職種ごとに適応度を見極めた上で、柔軟な導入方法を検討しましょう。
ABWの導入事例
ここでは、実際にABWを導入し、働き方改革を進めている4社の事例を紹介します。導入の背景や工夫、得られた成果などを通じて、ABW導入のヒントを得てみましょう。
事例1:コーラス株式会社様

入居人数 | 140名 |
延べ床面積 | 約940平方メートル |
業界・業種 | 卸売業 |
文具・事務用品の卸売業を展開するコーラス様では、製品・サービスのマーケティング・企画・販売部門でABWを導入。ワーキングラウンジからカンファレンススペース、アクティブなワークエリアなど、さまざまなスペースで自由で多彩な働き方に貢献しています。
詳しくは、こちらのページをご覧ください。
事例2:株式会社NTTデータ コンサルティング&ソリューション事業本部 様

業界・業種 | 情報・通信業 |
コロナ禍を経てニューノーマルオフィスを実践するために、ABWを導入したプロジェクト。目的に合わせてデザインを変えたプロジェクトブースは、出社につながる機能性とコミュニケーションが深まる仕掛けを施しました。更なるイノベーションの創出につながることが期待されています。
詳しくは、こちらのページをご覧ください。
オフィスデザイン・レイアウト事例紹介:株式会社NTTデータ コンサルティング&ソリューション事業本部様
ABWで業務効率化や社員満足度をアップさせるならプラスにご相談ください
ABWは、社員が業務に応じて働く場所を自由に選べる柔軟なワークスタイルです。フリーアドレスやリモートワークの要素を含みつつ、それらとは異なる「業務内容を軸に働く場所を選ぶ」という考え方が、業務効率と創造性の向上につながります。
導入にあたっては、制度やレイアウトだけでなく、社員の意識改革やマネジメントの見直しも含めた全体的な改革が求められます。
ABW導入をさらにスムーズに進めるためには、オフィス空間づくりの専門企業プラス株式会社が開発したフリーアドレスデスクの座席管理システム「Suwary(スワリー)」の活用がおすすめです。Suwaryを使えば、オフィスの座席をIoT化し、予約管理・在席確認・利用データの分析まで一括で行えます。柔軟で効率的な働き方を実現するABW導入とSuwaryのことなら、プラスにぜひご相談ください。
座席管理システム Suwary(スワリー)について、詳しくはこちらをご覧ください。
よくある質問
・ABWとフリーアドレス、リモートワークとの違いは?
ABWは、業務内容に応じて「時間」と「場所」の両方を柔軟に選べる点が特徴です。一方、フリーアドレスはオフィス内での自由な座席選択、リモートワークは場所の自由が中心です。
・ABWのメリット・デメリットは?
ABWのメリットは業務効率化、社員満足度向上、スペース活用の最適化が図れることです。デメリットは管理コストの増加や、セキュリティ・コミュニケーションの課題が挙げられます。
・ABWを導入する際のポイントは? ABWを導入する際は社員のニーズを取り入れること、専門家の意見を活用すること、職種との相性を見極めることが成功のカギです。