PAGETOP

フリーアドレスに役立つ便利グッズを紹介!選び方から持ち運びできるおしゃれな収納まで

フリーアドレスでは個人の席が設けられないため、私物や共用物を収納するスペースが必要になります。また、仕事道具を持ち運ぶ際にはバッグや収納ボックスなどがあると便利です。今回は、フリーアドレスで課題になりがちな収納について解説します。収納のポイントやペーパーレス化実現の方法も紹介するので、フリーアドレスの収納に困っている場合はぜひ参考にしてください。

フリーアドレスの収納に役立つグッズ13選

フリーアドレスでは、自由に座る仕組みや空間を効率的に使えることが利便性を高める一方、収納場所に課題を感じることもあります。
そんなときには効率的に収納をサポートするアイテムを活用することで、作業環境がより快適になるでしょう。
ここでは、フリーアドレスの収納に役立つグッズを厳選してご紹介します。
これらのアイテムを取り入れ、デスク周りをすっきりさせて業務の効率化を図りましょう。

かばん型ファイルボックス

かばん型ファイルボックスは、書類やノートパソコンをまとめて整理するのに便利なアイテムです。
通常のファイルボックスよりも持ち運びやすいデザインで、必要なアイテムを手元にまとめて、移動の際にはファイルボックスごと持ち運び可能です。
フリーアドレスのオフィスでは、デスクを移動する機会が多いため、ミーティングや気分転換時の移動が迅速に行えるようになるでしょう。
またファブリック素材など軽量なものを選べば、移動中の負担も軽減されます。
さらに外出先でも作業しやすいように耐久性の高いタイプを選ぶと、さまざまなシーンで活用できて長く愛用できます。

モバイルバッグ+

ショルダー収納

ショルダー収納は、肩にかけて持ち運べるタイプの収納グッズです。ノートパソコンや書類をまとめて持ち運べるため、移動の多いワーカーにとって実用的なものとなるでしょう。
袋のようなものだと安価に済みますが、最近では収納スペースが細かく分けられた商品も増えており、ケーブルやペンなどの小物も一緒に整理できます。
また肩かけストラップにクッションが付いたタイプのものなら、重たい荷物や長時間の移動でも疲れにくいでしょう。
見た目もスタイリッシュなものが多く、仕事道具をスマートに持ち歩きたい方におすすめです。

ハンガー付きファイルボックス

ハンガー付きファイルボックスは、デスクのサイドにかけて使える便利な収納グッズです。
省スペースで設置できるため、スッキリと開放的に見せたいフリーアドレスオフィスで活躍します。
また書類やカタログを取り出しやすい位置に保管できるため、作業効率も向上します。
コンパクトなデザインが多いため、使わないときは折りたたんでしまっておくことも可能です。
耐荷重がしっかりしたものを選べば、重い紙類も安心して収納できます。

バッグインバッグ

バッグインバッグは、通勤バッグ内に入れて使用するアイテムで、荷物の整理整頓に役立ちます。
さまざまなものを収納できますが、たとえばノートや筆記用具、スマートフォンの充電器など、頻繁に使うアイテムをひとまとめにしておけば取り出しやすくなるでしょう。
なかには収納力の高い仕切りのある種類も販売されています。
通勤時はもちろん、そのままオフィス内で移動する際にも便利で、通勤バッグから必要なものだけを取り出して持ち運びが可能です。

スタンド型ペンケース

スタンド型ペンケースは、机の上でペン立てとして使えるペンケースです。
普通のペンケースと同様、文房具を持ち運んで使いたいときにすぐに取り出せるのはもちろん、立てて置けるので机上スペースを有効活用できます。
フリーアドレスでは個人のデスクが固定されていないため、各テーブルに必要な文房具がないこともあり、持ち運びやすいコンパクトなペンケースは重宝されるアイテムです。
スタンド型ペンケースのように自立するタイプを選べば、スペースを効率的に使うことができ、作業中のストレスも軽減されるでしょう。

ガジェットポーチ

ガジェットポーチは、スマートフォンの充電ケーブルやイヤホン、モバイルバッテリーなど、細かいガジェット類を整理するためのアイテムです。
複数のポケットを備えた構造になっていて、ケーブルの絡まりを防ぎながら収納と持ち運びが可能です。
フリーアドレスでは、Web会議などでモバイル端末を多用するため、必要なものを素早く取り出せるガジェットポーチがあると全体の業務が効率的になります。
スマートフォン、タブレット、ラップトップPCなどあらゆる端末に必要な備品をまとめて管理するのに便利です。

パーソナルロッカー

パーソナルロッカーは、フリーアドレスオフィスに欠かせない収納家具です。
フリーアドレスのデスクは収納が不足するため、個人の荷物や衣類を置く場所がありません。
パーソナルロッカーを設置しておけば、作業道具や書類を安全に保管できるスペースとして活用できます。
鍵付きのものを選べば、セキュリティ面でも安心です。
また電源付きのロッカーを採用すれば、保管している間にPCやモバイルデバイスの充電が可能になります。
各種オプションやカラーが豊富ですから、オフィス環境や用途に合わせて選択できる点も魅力です。

フリーワゴン

フリーワゴンは、移動可能な収納としてフリーアドレス環境で採用されることの多いアイテムです。
バスケットにキャスターがついており、必要なときにデスク脇に持ち運ぶことが可能です。引き出しや仕切りがついているタイプを選べば、書類や小物をすっきり整理できます。
共用の備品を置くのにも便利で、移動ごとに大量の資料や荷物を持ち運ぶ必要のある企画やデザインなどの業種で活躍するでしょう。

フック付き収納ポーチ

机や椅子の側面にかけられるフック付き収納ポーチは、限られたスペースを有効活用するためのアイデア商品です。
ハンガー付きファイルボックスと仕組みは似ていますが、書類以外の容積の大きなアイテムも収納できることが特徴です。
使用頻度の高いアイテムを持ち運べて、デスク上に不要なものをまとめて置けるため、効率的な作業環境を作り出せるでしょう。
想定される用途によって、耐久性や耐荷重の高いものを選ぶのがポイントです。

ラップトップスタンド

ラップトップスタンドは、ノートパソコンの位置を調整でき、作業中の姿勢を改善するアイテムです。
またスタンドの下に収納スペースを作れるデザインが多く、キーボードやマウス、書類などをスッキリまとめられます。
折りたたみ式や軽量設計のタイプを選べば、持ち運びも楽に行えます。
耐久性の高いアルミ素材、ナチュラルな見た目の木製、シンプルなアクリル製などさまざまな素材のものがあり、フリーアドレス環境のデスク作業を快適かつおしゃれにしてくれます。

持ち運び式スタッキングボックス

スタッキングボックスはさまざまな道具を収納するアイテムで、家庭でも使われることもあります。
オフィスで使うなら、持ち運びできるキャスターや持ち手のついているものが便利です。
ラップトップやガジェット類、書類や小物などものを選ばずに運べ、とりあえず不要なものを入れておくのにも使えます。
蓋つきのものやファブリック製、木製、折りたたみ可能なものなど、さまざまな種類が販売されています。
運びたいものや用途に合わせて選択しましょう。

磁石付きデスクオーガナイザー

磁石付きデスクオーガナイザーは、スチール製のパーテーションやデスクに取り付け可能な便利アイテムです。
ペンやクリップ、メモ帳などを磁石で貼り付けて収納できるため、机の上が散らかりにくくなります。
取り外せばそのまま持ち運びできるため、フリーアドレスオフィスの限られたスペースを有効に活用したい方におすすめです。
なかにはタブレットを収納できたり、金属製の小物をそのまま貼り付けて置けたりするものもあるため、用途に合わせて便利なものを選択できます。
最近では、折りたたんで持ち運べて卓上に置ける、設置場所を選ばないものもあります。

折りたたみ式スタンドテーブル

必要に応じて設置できる折りたたみ式スタンドテーブルは、フリーアドレス環境において快適な作業スペースを確保できる便利なアイテムです。
サポートデスクとしてや、カフェやラウンジのような場所で作業したいときに活躍します。
軽量で持ち運びが簡単な設計のものが多く、使わないときはコンパクトに折りたたんでバッグやロッカーに収納できます。
卓上で使えるものや、ソファに座って使えるものなど大きさや高さもさまざまです。
ラウンジエリアなどが設置されたオフィスでは、スタンドテーブルがあることで作業も快適になります。
姿勢を変えながらの作業も可能になるため、健康維持にも役立つでしょう。

フリーアドレスとは

近年、フリーアドレスを導入する企業が増えてきました。フリーアドレスとは、オフィスに固定席を設けずに、自分が選んだ席に座って仕事をするワークスタイルのことです。業務内容に応じて自由に席を選べるため、社内コミュニケーションの促進につながることが期待できます。

また、外出する社員がテレワークをすることが多い職場では、オフィスを利用する人の数が日時によって変動します。従来のような固定席であれば、本人が出社しない場合でも席を空けておく必要がありましたが、フリーアドレスの場合は、社員全員の席を用意する必要がありません。オフィスを利用する人の数だけ席を空けておけばよいのです。そのため、オフィスの省スペース化につながり、空いたスペースは別の目的で有効活用できます。

フリーアドレスを導入する際に同時に進めておきたいのが、書類のペーパーレス化です。フリーアドレスでは自席がないため、個人で書類を保管しておくスペースがありません。これまで自席の周辺に保管しておいた紙の書類はできるだけ電子化する必要があります。そのため、フリーアドレスでは、書類は紙ではなく基本的にデータで管理します。

フリーアドレスを導入することでペーパーレス化も加速し、書類の保管スペースを確保する必要がなくなるでしょう。

フリーアドレスやABWの詳細については、『より自由な働き方ができるABWとは?フリーアドレスとの違い』の記事をご覧ください。

フリーアドレスにおける収納の課題

フリーアドレスでは、収納面での課題があります。
ここでは、フリーアドレス特有の3つの収納課題を解説します。
アイテムや工夫を凝らしてこれらの課題をクリアすることで、オフィスのフリーアドレス化の成功につながるでしょう。

個人の収納スペースがない

フリーアドレスでは固定席がないため、個人の荷物を収納する引き出しやデスクの上に物を置くことができません。
ノートパソコンや書類、文房具などの仕事道具を毎回持ち運ぶ必要があり、荷物が多い場合には大きな負担となります。
さらに冬場にはコートやジャケットを収納するスペースも必要になりますが、個人ロッカーの設置がないオフィスでは十分なスペースを確保できないこともあります。
収納スペースを設けないままフリーアドレス化を進めてしまうと、オフィス全体が雑然として見えるだけでなく、従業員が荷物を紛失するリスクも増えトラブルの元になりかねません。
そのため収納力に優れたパーソナルロッカーの導入や、必要最小限の荷物で働ける環境整備が求められます。

共通の備品や書類の管理

固定席では、基本的にチームごとに配置されたキャビネットや引き出しに共通の書類を保管します。
しかしフリーアドレスではデスクが共有化されるため、従来のような整理整頓が難しくなります。
会議や作業で必要な資料をどこに保管するのかが明確でなければ、オフィス内での書類探しに時間を取られることになるでしょう。
かといってデスクや見えるところに書類を積み上げてしまうと、紛失や情報漏洩のリスクも高まります。
解決方法として、キャビネットや書庫を活用し、カテゴリー別に収納ルールを設定するなどがおすすめです。
また電子化できる書類はスキャンしてクラウドで管理するなど、物理的な書類を減らす工夫も効果的です。

セキュリティ対策

フリーアドレスでは、個人の荷物や会社の重要書類を各々の社員が常に持ち歩くことになるため、紛失や盗難のリスクが高まります。
貴重品や機密性の高い資料を扱う場合には、施錠が可能な収納スペースが必要です。
しかし企業によっては、十分なセキュリティ対策を施したロッカーやキャビネットを設置する余裕がない場合があります。
また鍵を使うタイプのロッカーでも、鍵の紛失や取り扱いミスによってトラブルが発生することがあります。
そのためダイヤルロック式やICカード式など、鍵不要で簡便なロッカーを導入するのが効果的です。
加えて荷物を預ける際のルールを徹底し、社員間でのセキュリティ意識を高めることも重要です。

フリーアドレスにおける収納のポイント

フリーアドレスではどのような収納スペースを用意すればいいのでしょうか。ここでは、フリーアドレスにおける収納のポイントを解説します。

私物の収納

私物を収納するためのスペースとして個人用のロッカーを設置しましょう。個人用のロッカーには、ノートパソコンや文房具、バッグなどさまざまなものを収納するため、十分な収納力が必要です。さらに、コートや傘などを収納するための共有の収納スペースもあると便利です。

共有物の収納

書類や機器などの共有物を収納するためのスペースも必要です。共有物は、どこに何があるのかがわかるように決まった場所に収納できるようにします。使用頻度の高いものについては、デスク周辺の取り出しやすい場所に収納スペースをつくっておくと便利です。一方、使用頻度が低いものについては、倉庫など別の場所にまとめて保管する方法をとることもできます。ものの使用頻度に合わせて、収納スペースの場所を決めましょう。

ペーパーレス化・書類削減

収納スペースをつくるだけでなく、紙の書類を削減するための取り組みも重要です。書類は紙ではなく電子データとして保存すると、収納スペースを設ける必要がありません。書類を電子化することで、印刷代や紙代などのコストを削減できます。電子データであればオフィス以外の場所からもWeb上でアクセスできるため、テレワークにも対応しやすくなることもメリットです。

プラスではオフィスの整理・収納に課題がある担当者向けにeBook「オフィスダイエット ガイドブック」をリリースしました。フリーアドレスの導入をきっかけにした資料の整理削減に取り組むための資料としてぜひ参考にしてください。

ebookthumb23_banner.jpg

資料は「オフィスダイエットガイドブック」のページからダウンロードいただけます。

フリーアドレスの収納に役立つグッズの選び方・ポイント

フリーアドレスでは個人専用の収納スペースがないため、仕事道具や私物を効率よく管理する収納グッズが必要です。
また収納グッズを選ぶ際には、用途や働き方に合わせたポイントを押さえることが大切です。
ここでは、選び方の重要なポイントを3つ紹介します。

持ち運びやすさを重視する

フリーアドレスでは自分の荷物を頻繁に持ち運ぶ必要があるため、軽量で持ち運びやすいデザインのグッズを選びましょう。
ご紹介したような、ノートパソコンや書類をまとめて収納できる「かばん型ファイルボックス」「ショルダー収納」は、手軽に移動ができるうえに、必要なものをひとまとめにできるため効率的です。
また荷物が重くなりがちなら、肩掛け部分にクッションが付いたものや、キャスター付きのアイテムがおすすめです。
さらに収納グッズ自体がコンパクトで軽量な素材で作られているものを選ぶことで、毎日の負担を減らせます。
通勤時やオフィス内での移動をスムーズにするためにも、持ち運びやすさを最優先に考えましょう。

収納するアイテムに合ったサイズや仕切りを選ぶ

収納グッズは、収納するアイテムに合ったサイズや仕切りの有無を考慮して選ぶことがポイントです。
書類やノートPCなど大きなアイテムを収納するなら、A4サイズ以上が収納できるバッグやボックスが必要です。
一方、USBケーブルやイヤホンなどの小物類を収納する場合には、仕切りやポケットが多い「ガジェットポーチ」などのグッズが便利です。
また「バッグインバッグ」のように複数の仕切りを備えたアイテムを使用することで、アイテムを整理しやすく、必要なものを素早く取り出せます。
収納スペースが限定されるフリーアドレスでは、必要最低限の荷物だけを効率的に整理できるグッズを選ぶことが大切です。

耐久性や素材を確認する

頻繁に持ち運ぶフリーアドレスの収納グッズは、耐久性や素材選びにも注意しましょう。
とくにノートパソコンやタブレットなど、重量のある精密機器を持ち運ぶ場合は、耐荷重に優れたグッズを選ぶ必要があります。
また耐水性のある素材を採用したアイテムは、雨の日や飲み物を扱う環境でも中身を保護できます。
たとえば「かばん型ファイルボックス」を使って外出するなら耐水性のあるものが安心ですし、丈夫なナイロンやポリエステル素材を使用した「ショルダー収納」は長く使用できるでしょう。
さらにロッカーやデスクのスペースに合う形状や素材感のアイテムを選ぶことで、収納グッズの機能と利便性をフルに活用できます。

フリーアドレスでは収納に工夫を!

フリーアドレスでは、個人用のロッカーや共有物を置くための収納スペースを設置しましょう。一方で、ペーパーレス化を進めるなど、ものを減らす工夫も必要です。また、個人で使うものは持ち運びやすいようにファイルボックスや収納バッグなどを利用すると便利です。さまざまな便利グッズがあるので、自分が使うものに合わせて選びましょう。

【お役立ち資料】

フリーアドレス導入前のポイントを説明 フリーアドレス導入ガイド

在宅勤務の広がりなどで働く場が広がり、オフィスのフリーアドレス導入も増えています。フリーアドレスを導入する際、メリット、デメリットを把握した上でどのような点に注意したらよいのか、ポイントについてご説明します。 フリーアドレスの導入を検討されている方はぜひご覧ください。

フリーアドレス導入ガイドダウンロードページへ

オフィスづくりに役立つダウンロード資料集