企業メッセージを効果的に発信!ブランディング手法としてのオフィスを考える

ワークスタイル

商品やサービスをより多くの人に告知し、売るための企業戦略のひとつとして注目を集めるブランディング。しかし、最近ではウェブマーケティングやマス広告といった定番の手法に加え、オフィスデザインをブランディングのひとつとしてとらえる動きが広まっています。

オフィスデザインは、ブランディングにどう影響するか

ブランディングとは、一口にいえば「ある共通のイメージを人々に持ってもらう」手法のこと。特にマーケティングや企業戦略の場では、共感や信頼を持ってもらえるようなイメージを発信することで、自社製品やサービスを顧客にとって価値あるものにするために使われます。
例えば、今日あなたが立ち寄ったコーヒーチェーン店で「美味しいコーヒーが飲めそう」「ゆったりとした上質な時間が過ごせそう」と感じたなら、それはそのコーヒーショップのブランディングが成功していると考えていいでしょう。

これまで、このブランディングは自社サイトやSNSページ、新聞やテレビなどのマス広告を通じて行われることが多かったのですが、最近ではそうした手法も一般的になり、消費者にインパクトを与えるのが難しくなってきました。こうした流れのなか、注目されているのがオフィスデザインをブランディングに活かすという手法なのです。

最近ではデザイン性の高いエントランスを作ったり、来客スペースのライトを落としてシックな雰囲気にしたりと、内装にこだわったオフィスも増えてきました。これらのオフィスに共通しているのは、ただおしゃれなだけでなく、企業イメージを体現するような空間デザインや演出を取り入れているという点です。例えばエントランスに多くの植物を配置して明るく開放的な空間を作り上げたり、休憩スペースにビリヤード台やダーツを置いて遊び心を演出したりといった取り組みは、その最たるものといえるでしょう。

こうしたオフィスを創り上げることで、取引相手や株主などのステークホルダーがその企業のことを「良い仕事をしてくれそう」「ユニークな取り組みをしている」などのようにポジティブな印象で受け止めてくれれば、ブランディングはほぼ成功しているといっていいでしょう。それが今後の取引や企業経営をスムーズに進めるうえでプラスに働くことはいうまでもありません。

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社員に対するメッセージ発信にも

ブランディングは、取引先や株主など対外的なステークホルダーに対してのみ行うものではありません。オフィスデザインを活用したブランディングは、オフィスで働く社員に対しても、非常に高い効果をもたらしてくれます。

最近では業務の生産性向上や人材の定着のため、従業員満足度を重視する企業も増えてきました。こうした施策としては福利厚生や待遇の見直しなども大切ですが、オフィスのデザインにこだわることで、従業員のモチベーションを向上することにもつながります。

また、オフィスの内装がその企業のイメージを明確に表すものであれば、社員にその企業の一員であることを意識付けしたり、企業のビジョンや方向性を社員全員で共有することにもなるでしょう。

さらに、ブランディングを意識したオフィスは、採用活動にもよい効果が期待できます。一方的な買い手市場だった一昔前とは異なり、最近は求職者も企業のことを調べ、自分にあった働きやすい会社かどうかを吟味する時代といわれています。こうした中、働きやすさに配慮したおしゃれなオフィスを創ることは、優秀な人材を集める効果も生まれるのではないでしょうか。

ブランディング効果が高いのは、エントランスや休憩スペース

ここまで読んで、自社のオフィスをブランディングにつながるような、おしゃれなものにしたいと考えた人も多いかもしれません。ただ、いきなりオフィス全体の内装を大きく変えるのは、コストの面からも、そして一から計画を立てるという手間を考えてもなかなか実現が難しいのも事実。そんな時は、まずはブランディング効果の高い箇所だけでも検討してみることをおすすめします。

ブランディング効果が高いのは、やはり来客が必ず通ることになるエントランスです。企業の顔とされる場所でもあるので、言葉で企業メッセージを記したり、ブランドメッセージをイメージできるような演出を施したりと、さまざまなアプローチが考えられます。会議スペースや執務室に比べてデザインの自由度が高いのも、高いブランディング効果につながりやすいポイントといえます。

また、社員に対するブランディングを強化したい場合は、休憩スペースにこだわるという方法もあります。最近ではオフィスにカフェスペースを設置したり、リラックスできるソファを置いたりと休憩スペースづくりに力を入れる企業も増えてきました。適度な休憩を推奨することで社員の健康維持や、働きやすい環境づくりに取り組んでいることが実感できれば、社員も熱意を持って仕事に取り組んでくれるのではないでしょうか。

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オフィスデザインは、ブランディング効果を考えて計画する

一昔前までは、オフィスといえば雑多で味気ない印象がありましたが、最近では内装にこだわったおしゃれな空間づくりに取り組む企業も増えてきました。こうしたオフィスのデザインをブランディングに活かせば、対外的なステークホルダーとのやり取りだけでなく、従業員との関係構築にもポジティブな効果をもたらすことができるでしょう。オフィスのデザインを考える際は、ぜひブランディングを意識してみてはいかがでしょうか。

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参考サイト:納入事例・実績 | PLUSファニチャーカンパニー