プラスファニチャーカンパニーでは、自社商品をオフィスに導入し社員が実践的に試すことで働き方や社内コミュニケーションの検証を行い、お客様へのオフィス空間提案に活かしています。本記事では、2024年10月に発売したラウンジワークファニチャーWork Harborシリーズについて、東京オフィス「PLUS DESIGN CROSS」での活用レポートをご紹介します。
Work Harborシリーズの特徴
Work Harborシリーズは、ゆとりある美しいフォルムのスクリーン、ソファ、テーブル等を柔軟に組み合わせて、仲間との一体感を高めるチームスペースや、周囲とのつながりを感じながら集中できるソロスペースなど、多様なレイアウトをつくることが可能なラウンジワークファニチャーです。詳しくはコチラ>>
今回ご紹介するのはスクリーンに囲まれたサークル席
今回ご紹介するのは、Work Harborシリーズの家具で構成される4人用のサークル形テーブル席の活用方法です。珍しい形状のスクリーンで四方を囲んだ、印象的な見た目のレイアウトとなっており、予約不要のフリーアドレス席で、終日利用・ミーティング利用・ランチ利用など自由に使えるスペースとして運用しています。通路から離れた窓際に設置しており、近くには自由に利用できるテーブル席が複数あるラウンジのようなスペースが広がっているため、ある程度にぎやかで活気のある場所です。こちらが実際にどのような使われ方をしているかを調べるために、観察調査と併せてにぎわい測定(※)を行いました。
※にぎわい測定:テーブル中央に設置したセンサで音量を測定し、会話の量や頻度を確認。
【設置内容】 すべてWork Harborシリーズ
・サークル形テーブル(φ1600×H720mm)×1台
・ソファ1人掛(W936×D638×H864mm)×4台
・スクリーン ハイタイプ(W1120×D855×H1745mm)×4台
スクリーン ハイタイプはしっかりとした囲まれ感がありながら、前傾姿勢になると顔まわりが周囲からも見えるカーブ形状で、周囲との関わり方を調節しやすいよう設計されていることが特徴です。
チームでの活発なコミュニケーションが行われる傾向
実際にどのような使われ方をしているか、この席の近くで働きながら数日間の観察調査をしてみました。チームメンバー同士での終日利用や、ミーティングやランチのために一時的にチーム利用する様子が見られます。ソファに深く腰かけていると周囲からは利用者の姿が見えづらいですが、テーブルの上に置かれたノートPCや前傾姿勢になった時の横姿が見えるため、覗かなくても人の有無はある程度わかります。


実際に座ってみると、外側から見ている以上にスクリーンによる囲まれ感があります。セミクローズドな感覚を得ながらサークル形テーブルを囲むため、周囲を気にせず会話が盛り上がりやすく、時々笑い声が聞こえるなど和気あいあいとしたコミュニケーションが行われる傾向があるようです。


サークル形テーブルを囲むため、個々にPC作業などを行うよりも会話をメインとしたコミュニケーションスペースとしての使い方が最適です。打合せやプロジェクト推進の場として利用すれば、和やかな雰囲気の中で業務に関する会話はもちろん、雑談なども行いやすく、チームとしての一体感を得られます。
にぎわい測定をしてみるとどの時間帯も会話が盛り上がっている
テーブル中央に設置したセンサでのにぎわい測定値からも、どの時間帯も会話がとても盛り上がっています。通路から離れた場所でスクリーンに囲われているため、近くに行かないとどの程度会話が行われているのか確認しづらいスペースですが、センサを使ってにぎわい測定をしてみることで、チームの一体感を高めるという目的に沿った使われ方をしていることがわかりました。
この席の利用者が気兼ねなく会話をしやすいように、また周辺で仕事をする人たちへの配慮として、静かな場所よりもある程度にぎやかな活気のある場所に設置することでこのスペースが有効に機能しそうです。
(2025年2月20日9時~18時のにぎわい測定値。50デシベル以上=会話、50デシベル未満=作業でグラフを色分け)
結論:チームの会話スペースとして設置することで、一体感を得やすい場として機能する
検証を通して、Work Harborシリーズのスクリーンで囲まれたサークル形テーブル席のレイアウトは、ある程度にぎやかな場所にミーティング・プロジェクトスペースとして設置することで、メンバーの一体感を得やすい場として機能することがわかりました。
Work Harborシリーズのデザイン的な特徴であるゆるやかな曲線形状は、視覚的に柔らかさや温かみを感じさせ、快適で安心な印象をもたらすため、コミュニケーションを促進させる効果があります。社内コミュニケーションを活性化させるレイアウトのひとつとして、Work Harborシリーズの導入をぜひご検討ください。詳しくはコチラ>>
オフィス見学ツアーがおすすめ

東京オフィス「PLUS DESIGN CROSS」では随時見学ツアーのお申込みを受け付けています。Work Harborシリーズ他、様々な家具を実際にご覧いただいたりスクリーンの囲われ感をお試しいただいたりすることも可能です。ぜひご来場いただき、実際の働き方をご自身の目でお確かめください。>>詳しくはコチラ
プラス社員が実践!ラウンジワークファニチャー「Work Harbor(ワークハーバー)」シリーズの活用レポート
