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オフィスのカフェコーナーを設置するメリット7選

オフィス内にカフェコーナーを設置する企業が増えてきています。
一見、仕事には不要に思えるかもしれませんが、カフェがあることで組織に良い影響を与えることが期待されています。
ここでは、オフィスにカフェコーナーを置くメリットを7つ紹介します。

社内のコミュニケーションが活発になる

働き方改革や感染症の流行によって働き方が変化する中、社内のコミュニケーション不足が課題となっています。
そのため、交流を促すことを目的としてカフェコーナーを設置する企業が増えてきました。
オフィスのカフェコーナーは、多くの社員がリラックスして交流できる場所のため、異なる部署の社員同士でも会話が生まれ、新たなアイデアが生まれたり業務効率が向上したりするでしょう。

仕事のアイデアやヒントを得る機会が増える

リラックスできる空間は、創造的な思考を刺激します。
カフェで落ち着いて考え事ができることで、これまでにない発想が浮かぶかもしれません。
そのため、クリエイティブな業務や大切な決断を行うときなどに有効に活用できるでしょう。
またカフェコーナーで他部署の社員と意見交換することで、普段とは異なる視点や知識に触れることができます。
新しいアイデアやヒントが得られることで、抱えている課題の解決やマネジメント効果が期待でき、あらゆる業務において良い影響を与えるでしょう。

気分転換することで脳の活性化・血流の改善の効果も期待できる

カフェコーナーでの休憩は、気分転換やリフレッシュに最適です。適度な休憩は脳の活性化や血流の改善にもつながり、結果として仕事のパフォーマンスが向上します。忙しい日でも、カフェコーナーで一息つくことでオンとオフのメリハリがつきやすくなります。

従業員の満足度・心理的安全性が向上する

カフェコーナーの設置は、従業員のエンゲージメント向上にも効果があります。
働く場所におしゃれなカフェがあることは、モチベーションアップにもつながります。
また従業員同士の関係性が良好になることで、仕事がスムーズに進むだけでなく、会社への愛着心も高まります。
従業員満足度が向上すれば、離職率の低下や企業イメージの向上にもつながります。
また従業員の口コミによって、必要な人材が集まってくる可能性もあります。

多目的に利用するオフィス空間ができる

カフェコーナーは単なる休憩スペースだけでなく、多目的に利用できることも魅力です。
日々の業務や社内での簡単な打ち合わせにはもちろん、来客スペース、セミナーや勉強会、面接、イベントスペースなど、その他さまざまな用途に対応できます。
いつもと違う環境で働くことで、気分をリフレッシュでき、集中力を維持する効果が期待できます。
またおしゃれなカフェスペースがあることで来訪者にも好印象を与えられるため、企業の魅力を間接的にアピール可能です。

生産性が向上する

カフェコーナーで適度に休憩をとることで、集中力が高まり生産性が向上します。
人間の集中力は30分程度で途切れるといわれており、業務を効率的に進めるためにはその都度短めの休憩を挟むことが効果的です。
またコーヒーや紅茶などの飲み物でカフェインを摂取することで、眠気覚ましや疲労回復にも役立ちます。
社員がオンオフを切り替えやすい環境を整えることが業務にメリハリをもたらし、結果として生産性の向上につながるのです。

企業ブランディングに使用できる

カフェコーナーは、企業ブランディングの一環としても効果的です。
インテリアや家具にこだわったカフェスペースは、外部にも企業の良さをアピールする場となるでしょう。
中にはバリスタによる高品質なコーヒー提供やスペシャリティコーヒー豆の採用など、上質なサービスを取り入れている企業もあり、利用したくなるような工夫がなされています。
求人サイトやホームページにカフェの写真を掲載することで、求職者の興味を引けるため、求人市場においても有利になります。

オフィスのカフェコーナーをおしゃれにするアイデア

せっかくオフィスにカフェコーナーを置くなら、デザイン性の高いおしゃれなものにしましょう。
ここでは、おしゃれなカフェをつくるためのアイデアを紹介します。

オフィス空間とは別の壁・床の素材にした空間づくりにする

オフィス空間とは異なる壁や床の素材を使うことで、カフェコーナーを特別な空間として演出できます。
例えば壁の一部をナチュラルな木目調にすることで、温かみのあるリラックスできる雰囲気になります。
また、目の疲労を和らげるグリーンを取り入れることも有効です。
さらに、床の素材を変えることも効果的です。
執務スペースとは違うフローリングやラグを使用することで、カフェらしい空間を演出しましょう。
他のエリアと雰囲気を変えることで、よりオンオフのメリハリがつけやすくなります。

テーブルや椅子は色々な形のものを設置する

カフェコーナーに設置するテーブルや椅子を、さまざまな形やデザインのものにすることで、利用者のニーズに応えられる空間をつくり出せます。
カフェを使用する目的は人によって違うため、一人用の小さなテーブルや椅子、グループで利用できる大きなテーブル、ソファ席など、幅広い選択肢を用意することが大切です。
またデザイン性の高い家具を取り入れることで、カフェコーナー全体の雰囲気を一層おしゃれにできます。

小上がりの空間をつくる

カフェコーナーに小上がりスペースを設けることで、さらにリラックスできる空間を提供できます。
小上がりスペースとは、オフィスの床から一段上げた場所のことで、靴を脱いでリラックスできる場所として近年オフィスに取り入れられることが増えました。
フローリングやカーペット・畳など、素材を選んで設置することで、異なる雰囲気を楽しむことができます。
社員同士がリラックスしながら会話を楽しむ場として、利用頻度も高まるでしょう。

カフェカウンターを設置することでカフェ感を上げる

カフェコーナーにカウンターを設置することで、本格的なカフェの雰囲気を演出できます。
カウンターでコーヒーをいれる場面があることで、カフェ感が一層高まります。
またカウンターには背の高い椅子を置いて、一人でも利用しやすいスペースをつくると良いでしょう。
面と向かって話すよりも、カウンターに座って隣り合って会話した方が、お互いに親密になりやすいといわれています。
交流の場としても利用されることで、コミュニケーションの活性化にもつながるでしょう。

照明にこだわり、居心地の良さを上げる

カフェコーナーの照明にこだわることで、居心地の良さを格段にアップさせることができます。
例えば、デザイン性の高いペンダントライトや間接照明を取り入れることで、空間全体の雰囲気をおしゃれに演出できます。
また、執務空間で使われることの多い蛍光灯とは異なる暖色系の照明を使うことで、リラックスできる雰囲気をつくり出すことができます。
照明の工夫次第で、カフェコーナーがより魅力的な空間になるでしょう。

カフェマシンを設置し、本格的なコーヒーを楽しめるようにする

せっかくカフェコーナーをつくるなら、本格的なコーヒーマシンの導入がおすすめです。
コーヒーマシンには、エスプレッソマシンやドリップコーヒーメーカーなどさまざまな種類があります。
社員の好みや実際のお店にあるものを参考にして選ぶことで、オフィスのカフェがより本格的なものになります。
またコーヒーだけでなく、紅茶やハーブティーなどのドリンクを楽しめるようにすることで、社員の満足度も向上するでしょう。

オフィスにカフェコーナーを導入するときの注意点

オフィスにカフェコーナーを導入する際には、いくつか注意点があります。
社員がリフレッシュできる空間としての機能を果たすために、以下のポイントを押さえておきましょう。

セルフサービスでドリンクが楽しめるようにする

オフィスのカフェコーナーは、基本的にセルフサービスです。
社員が簡単に利用できるよう、使用方法がわかりやすいコーヒーマシンや電気ポットを設置し、すぐに使える茶葉やコーヒー豆を置きます。
また定期的にドリンクのラインナップを更新することで、利便性だけではなく満足度を高めることもできます。
社員それぞれがコーヒーをいれる時には会話が生まれやすいため、よりコミュニケーションを取りやすい環境になるでしょう。

カフェ空間をあえて別室に設けなくてもいい

オフィスにカフェコーナーを設置する際には、増床したり別室を設けたりする必要はありません。
大切なのは、なるべく多くの社員が気軽に立ち寄れる場所であることです。
執務エリア内や隣接する場所など、オフィス内にすでにある場所に設置することで、社員が気軽に立ち寄れる環境を提供できます。
わざわざ別室をつくる必要もないため、レイアウト変更や簡単な工事で導入でき、コストカットにもつながります。
浮いた予算は、設備や家具の導入費に充てることも検討しましょう。

水回り工事をせず費用を抑える

お店のようなカフェをつくるためには水回りの工事が必要になりますが、オフィスにおいては必ずしも工事は必要ありません。
電気ポットやエスプレッソマシンを利用することで、直接水道を引かなくても飲み物の提供が可能です。
食器や設備を洗浄する際には、既存のキッチンや洗い場を利用することで、費用を抑えながら機能的なカフェコーナーを設置できます。

オフィスカフェコーナーのおしゃれな事例

ここからは、実際にオフィス内におしゃれなカフェコーナーを設置した企業の事例を写真付きで紹介します。

株式会社プレステージ・インターナショナル 秋田BPOにかほキャンパス

株式会社プレステージ・インターナショナル秋田BPOにかほキャンパスでは、新社屋建設に合わせて本格的なカフェテリアを設置しました。
白とナチュラルな木目を基調とする内装に合わせて、カフェのインテリアも考えられています。
ナチュラル調のデスクを採用し、随所に自然を感じられるようにオフィスグリーンやテラス席も設置され、暖かで明るい空間を演出しました。
従業員のみならず地元の住人も利用できる開かれた空間となっており、本物のカフェとしても運用されています。

サムティ株式会社

多目的に利用できるカフェを設置した事例です。
サムティ株式会社では東京本社と東京支社が併設されており、両社の中央にカフェが置かれることで自然な交流を促しています。
ミーティングやランチなどさまざまな用途で使用されており、コーヒーサーバーや電子レンジなども設置されています。
収納棚や高さの違う家具を採用して空間を分けることで、執務空間とカフェコーナーにメリハリを持たせています。
また窓際のスペースに設置し、眺望にも配慮されています。

株式会社NTTデータ コンサルティング&ソリューション事業本部

株式会社NTTデータ コンサルティング&ソリューション事業本部では、社員やワーカーがオフィスに来たくなるような環境づくりの一環として、おしゃれなカフェコーナーを導入しました。
同社ではテレワークを導入しており、自由な場所で働く選択肢を提供しながらオフィスに出社するメリットも示しています。
カフェにはカウンターテーブルなどさまざまな形のテーブルが設置されており、従業員同士が気軽に交流できる雰囲気を演出しています。
また、執務空間と内装を変えることでパーテーションを設けず緩やかにゾーニングしており、オープンな空間を実現しています。

森村商事株式会社

森村商事株式会社の来客対応用サテライトオフィスとして新設された空間です。
おもてなしのためのさまざまな設備と環境が整えられており、その一つとしてカフェコーナーが設置されました。
オフィス全体ではダウンライトを採用していますが、カフェではペンダントライトが採用されておりスタイリッシュかつ暖かな雰囲気を演出しています。
一人で使用できるボックス席が設置されているため、集中して作業も行えます。
さらにはパントリーも設置され、多くの人が使いやすいカフェコーナーとなりました。

株式会社セゾン情報システムズ-DEEP THINK LAB

イノベーションを生み出す場所として設置された「DEEP THINK LAB」にバリスタ常駐のカフェコーナーを併設しました。
「DEEP THINK LAB」ではオフィスの一角に森のようなスペースをつくることで、社員は思う存分クリエイティビティを発揮可能です。。
一人で集中できるカウンターテーブルや、チームでミーティングできるスペースを設けており、思いついたアイデアをすぐに共有できる工夫がされています。
さらには照明から香りに至るまでデザインされており、落ち着いた環境で休憩や仕事ができる空間となっています。

株式会社プレステージ・インターナショナル 山形BPOパーク

地域に開かれたオフィスとして、外部の人も使えるように上質なカフェ空間を構築した事例です。
特徴的な建物の形をいかし、オフィス全体が緩やかなカーブでデザインされており、カフェ空間も柔らかで明るい印象にまとまっています。
スタンダードなカフェテーブル以外にもハンギングチェアを設置し、仕事から休憩まで幅広い用途で使用できます。
その優れたデザインから、2021年の日経ニューオフィス賞では東北ニューオフィス奨励賞を受賞しています。

株式会社プレステージ・インターナショナル 新潟BPO魚沼テラス

地域住民の憩いの場としても活用できるように設計されたオフィスに、カフェコーナーを設置した事例です。
エントランスの目の前に設置されており、従業員だけでなく地域の人々にも無料で開放しています。
さらにWi-Fi環境や携帯電話の充電設備も整っているため、お店のように気持ちよく過ごすことができます。
大きな窓から自然光を取り込んで、全体的に明るい雰囲気にまとまっています。

オフィスカフェコーナーをオシャレにするおすすめ家具

オフィスのカフェコーナーをよりおしゃれな空間にするために、家具はこだわって選びましょう。
ここでは、オフィスのカフェコーナーにおすすめできるスタイリッシュで機能的な家具を紹介します。

カウンターセット

カウンターセットは、オフィスのカフェコーナーを一気に本格的にするおすすめの家具です。
ドリンクを入れる際にも立ったまま行えるため便利で、一人での利用や作業にも向いておりオフィスワークにぴったりです。
カウンターとチェアを合わせたデザインでそろえることで、統一感が生まれカフェコーナーの雰囲気を引き締めます。
高さを出せるため、背の低い家具と組み合わせることでメリハリのある空間となるでしょう。

一人がけソファ

コンパクトな一人がけソファは、パーソナルスペースを確保しつつリラックスした時間を過ごせるカフェの定番アイテムです。
カフェで過ごす時間を、より良いものにしてくれます。
デザイン性も高いためフリーアドレスのオフィスにもマッチしやすく、クリエイティブな空間を提供します。

カフェテーブル

カフェテーブルは、その名のとおりカフェで最も見かけるタイプのテーブルです。
この家具があるだけで、カフェの雰囲気を演出できます。
またベンチに座っての休憩やパソコン作業とも相性がよく、複数人で使うこともできるためミーティングや接客にも便利です。
カウンターテーブルと高低差があることで、おしゃれな雰囲気になります。

観葉植物などの小物

観葉植物は、オフィス内に自然の要素を取り入れ柔らかな雰囲気にしてくれるアイテムですが、カフェコーナーとも好相性です。
そのほかにも「カフェっぽい」小物を置いて、雰囲気を高める工夫を考えてみましょう。
またメンテナンスの手間を省くなら、光触媒加工のフェイクグリーンなどもおすすめです。

新しいオフィスをつくるなら「プラス」へ

カフェコーナーの導入は、働く環境をより快適で創造的な場所に変える有意義な試みです。
おしゃれなカフェスペースを設けることで、社員同士のコミュニケーションが活発化し、リフレッシュタイムも充実します。
単なる休憩スペースを超えて、イノベーションを創出する場所としても機能するでしょう。
オフィスにカフェコーナーの設置を検討しているなら、ぜひ「プラス」にご相談ください。
今回紹介した事例は、プラスがデザインに関わってお客様とつくり上げたものです。
オフィスの広さや目的に合わせ、多くの従業員が使いやすいおしゃれで快適なカフェ空間を提案します。
ホームページでは他にもさまざまな事例を紹介していますので、ぜひ一度ご覧ください。

この記事を書いた人

マーケティング部 コラム編集部 プラス株式会社ファニチャーカンパニー

プラス株式会社ファニチャーカンパニー マーケティング部 コラム編集部

プラス株式会社ファニチャーカンパニーのマーケティング部門です。オフィスに関する最新のトレンド情報や、オフィス移転・リニューアル・オフィスデザインに関する情報を発信しています。 オフィスの最新情報はInstagram「plus_kagu」で検索してフォロー!昨日よりもオフィスが好きになるような、「家具・働く空間にまつわる工夫・デザイン事例」などの情報をお届けしています。

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