2023年10月5日(木)、国産材を活用したオフィス用家具「Vicenda Series(ヴィチェンダシリーズ)」が、財団法人日本産業デザイン振興会主催の「2023年度グッドデザイン賞」を受賞いたしました。
それに伴い10月25日(水)に六本木ヒルズ内、グランドハイアット東京にて開催されたグッドデザイン賞授賞祝賀会へ参加いたしましたので、会場のようすをレポートいたします。
Vicenda Series(ヴィチェンダシリーズ)とは?
オフィスと未来をつなぐ国産材活用プロジェクトMOKURAL(モクラル)から誕生した第一弾製品のVicenda Seriesは、早生広葉樹であるセンダンと、リサイクル率の高いスチールを組み合わせた木金混合のオフィス家具シリーズです。「ヴィチェンダ」はイタリア語で“お互い”を意味し、〈木のもつあたたかみと強度に優れるスチールの組み合わせ〉、〈モダンでシンプルな意匠と執務テーブルとしての実用性〉を兼ね備えています。
製品ページはこちら→ https://kagu.plus.co.jp/product/vicenda/
【評価ポイント(審査委員の評価より)】
早生広葉樹センダンによる効率的な木材循環システムの構築および森林の健全化に向けて、オフィス家具領域での木材活用に技術とデザインで積極的にチャレンジしていることが評価された。金属と木材をシンプルに構造化しながらも双方の魅力を引き出すマテリアルバランスが心地よい。また、国産材の木目や材質感を十分に引き立たせるナチュラルな仕上げがワークシーンの中でも豊かな時間を提供してくれることが期待できる。
熱気あふれる会場
メイン会場では、大賞候補のファイナリスト5名による最終プレゼンテーションと、審査委員・受賞者による投票、その後「グッドデザイン大賞」の発表が行われました。
どのファイナリストの方も、製品やサービスが誕生するまでのストーリーやそこに込めた思いなど、とても熱く語っていらっしゃるようすが印象的でした。
メイン会場外のロビーには、全受賞企業・団体名がすべて掲載されたパネルが。
プラスの名前もしっかり記載されていました。
グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2023」
授賞式後は、東京ミッドタウン館内にて行われている「GOOD DESIGN EXHIBITION 2023」へ。コロナ禍を経て4年ぶりに全受賞作品が紹介されたということです。
会場には複数階に渡って製品やパネルの展示が行われており、たくさんの方が興味深そうにプロダクトや製品紹介に見入っていました。
Vicenda Seriesの展示パネルも。
会場では、同じく国産木材を活用するプロジェクトや製品も多く展示されており、改めてこれからの未来に必要な取り組みであることを再確認することができました。
プラスでは、今後もデザインのもつ力を大切にしながら、オフィス空間への木材活用による森林の健全化およびカーボンニュートラル実現への貢献を目指してまいります。