Vicenda Series

Vicendaはイタリア語で「お互い」。WOOD×STEEL のハイブリッド・ファニチャー。
木と金属が構造面で弱点を補い合い、視覚・触覚面で双方の魅力を引き出し合います。

Vicenda Series(センダンモデル)

表面材に優れたCO2吸収能力をもつ早生広葉樹センダンを使用したセンダンモデル。ダイナミックな木目が特徴です。

Vicenda Series(センダンモデル)

清水 慶太

東京生まれ。東京藝術大学美術学部デザイン科を経て、2000年同大学院美術研究科修士課程修了。
2003年から2006年までイタリア・ミラノを拠点に活動。
株式会社クリエイティブノルム代表取締役、東京藝術大学、女子美術大学非常勤講師。
グッドデザイン賞、福岡産業デザイン賞など受賞多数。

DESIGN CONCEPT:『お互い』
木と金属が構造面で弱点を補い合い、視覚・触覚面で双方の魅力を引き出し合う
Vicendaを形づくる異素材の関係性は、お互いの能力や感性を無駄なく補い賢く引出し合って明日を築くであろう、これからのワーカーの姿に重ねている。

清水 慶太

センダンとは

センダンサイクル

センダンは植樹してから20~30年ほどで木材として利用できるまでに成長します。これはスギやヒノキと比較しても約1/3の早さ。家具材に適した強度も持ち、一般的な広葉樹よりもCO2の吸収能力が約3倍高いといわれ、サステナブルな木材として注目されています。

センダン

プラスでは、持続可能なサイクル『センダンサイクル』の構築を目指した(協)福岡・大川家具工業会 地域材開発部会の取り組みに賛同、地域材開発部会の皆様にご協力いただきながら木製ファニチャーへ活用していくことで、家具メーカーの立場から『センダンサイクル』構築をともに目指していきます。

LVL材

Vicenda Series(センダンモデル)のテーブルの天板には、表面材にセンダンを、芯材には国産スギ材を使用しています。柔らかい針葉樹であるスギ材を活用するにあたり、少しでも強度を上げるため、LVLと言われる製法で作られた材を使用しています。LVL材は薄くカットした単板を同じ繊維方向に何層にも重ねて角材にしたもので、乾燥による反りや割れがない点が特長です。

センダンは、はっきりとしたダイナミックな木目の美しさが魅力のひとつです。天然木だからこそ伝わる風合いがオフィス空間に温かみを与えてくれます。

木目

現在流通しているセンダンは、異なる環境で自然に育った自生木しかない希少な木材のため、木目はランダムで色も均一ではありません。2台以上並べて設置する場合は木目・色が揃いませんが、木の性能に違いはございません。また、経年変化により少しずつ色が変化します。いずれも天然素材の魅力・個性としてお楽しみいただければ幸いです。

Vicenda Series(センダンモデル)1台当たりの炭素固定量(CO2換算量)は?

それぞれの製品に使用されている木材が貯蔵する炭素量を身近なものに例えてみました。

東京都の事業所のわずか0.1%がVicendaテーブルを1台オフィスに導入するだけで、自動車で地球6周分の走行に相当するCO2排出量を固定した木材を活用していることになります。
それは同時に、それだけのC02量を吸収できる新たな若木を森に植えることができる、とも言い換えられます。

※東京都の事業所数:約62万8,000社(出典:「令和3年経済センサス-活動調査報告(産業横断的集計 東京都概況)」)

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  • テーブル両面タイプ

    テーブル両面タイプ サイズ:
    W2400×D1200×H720mm
    W2000×D1200×H720mm
    W1800×D1200×H720mm
    ●天板表面材:センダン突板、ポリウレタン塗装 ●天板芯材:国産スギ材 ●天板エッジ:センダン材、ポリウレタン塗装 ●本体:鋼板、鋼管、焼付塗装 ●天板下有効寸法:645mm

  • テーブル片面タイプ

    テーブル片面タイプ サイズ:
    W2400×D670×H720mm
    W2000×D670×H720mm
    W1800×D670×H720mm
    ●天板表面材:センダン突板、ポリウレタン塗装 ●天板芯材:国産スギ材 ●天板エッジ:センダン材、ポリウレタン塗装 ●本体:鋼板、鋼管、焼付塗装 ●天板下有効寸法:635mm
    ※2025年1月末発売開始予定

  • シェルフ2列3段

    シェルフ2列3段 サイズ:W1190×D440×H1190mm
    ●本体表面材:センダン突板、ポリウレタン塗装 ●本体芯材:国産スギ材、ペーパーハニカムコア ●本体エッジ:センダン材、ポリウレタン塗装 ●アジャスター付

  • シェルフ2列2段

    シェルフ2列2段 サイズ:W1190×D440×H821mm
    ●本体表面材:センダン突板、ポリウレタン塗装 ●本体芯材:国産スギ材、ペーパーハニカムコア ●本体エッジ:センダン材、ポリウレタン塗装 ●アジャスター付

Vicenda Ramo

表面材にメラミン、芯材に国産スギ集成材を使用したモデル。コストを抑えつつ国産材の活用によりサステナビリティへ貢献します。様々なシーンを叶える豊富なラインアップをご用意。

Ramoはイタリア語で「枝葉」。
Vicendaという幹から生れ出たシリーズを表す。
このシリーズを通して、人とモノ、人と環境とモノとが枝葉のように繋がり、やがて大きな森へと成長させたいという意味をこめています。

Vicenda Ramo
使用例

放置された針葉樹の活用を目指し、Vicenda Ramoには国産スギ材が使用されています。
針葉樹の課題についてはコチラ
天板表面材にはメラミンを使用しているため、耐熱性・耐水性・耐摩耗性に優れており、快適な作業をサポートします。一方で芯材には国産スギ材を使用しているため、環境貢献につながるサステナビリティ性も両立。

チェアにも、見えない部分に国産スギ集成材が使用されています。意匠性と快適性だけでなく、森のことを考えたチェアです。

チェア

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  • テーブル両面タイプ

    テーブル両面タイプ サイズ:
    W4800×D1200×H720mm
    W4000×D1200×H720mm
    W3600×D1200×H720mm
    W2400×D1200×H720mm
    W2000×D1200×H720mm
    W1800×D1200×H720mm
    ●天板:メラミン樹脂化粧板 ●天板芯材:国産スギ材 ●天板エッジ:ABS樹脂、ポリウレタン塗装 ●本体:鋼板、鋼管、焼付塗装 ●天板下有効寸法:635mm
    ※2025年1月末発売開始予定

  • テーブル片面タイプ

    テーブル片面タイプ サイズ:
    W4800×D670×H720mm
    W4000×D670×H720mm
    W3600×D670×H720mm
    W2400×D670×H720mm
    W2000×D670×H720mm
    W1800×D670×H720mm
    W1200×D670×H720mm
    ●天板:メラミン樹脂化粧板 ●天板芯材:国産スギ材 ●天板エッジ:ABS樹脂、ポリウレタン塗装 ●本体:鋼板、鋼管、焼付塗装 ●天板下有効寸法:635mm
    ※2025年1月末発売開始予定

  • スツール

    スツール サイズ:W480×D505×H665mm
    ●背板:メラミン樹脂化粧板 ●背板芯材:国産広葉樹 ●背支柱、ベース部:鋼板、焼付塗装 ●本体芯材:国産スギ材(この場合の本体芯材はクロスで覆われた部分を指します。) ●座クッション:ウレタンフォーム、布張り
    ※2025年1月末発売開始予定