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オルガテック東京2023 プラスブース
2023年4月26日(水)~29日(金)、東京ビックサイトで行われた『オルガテック東京』に出展いたしました。
期間中は、たくさんのご来場ありがとうございました。
会場では、恵比寿ガーデンプレイスにある弊社ファニチャーカンパニーのオフィス「PLUS DESIGN CROSS」をイメージさせるアーチのモチーフをダイナミックに表現したブースを展開し、オフィスからホームまで幅広くサポートするプラスの製品やブランドを展示しました。
昨今、サステナビリティの観点から、イベントの会期中という短期間のためにブースを製作~廃棄してしまうことの是非が問われつつあります。
そこで今回、プラスブースでは、展示会終了後にブースのリユース&リサイクルを行いました。
本記事では、アーチの造作物やカーペット、展示棚などがどのようにリサイクルされたのか、ブースのゆくえをご紹介いたします
今回の取り組みの全体図
MRS(マテリアルリバースシステム)とは?
今回、ブースのリサイクルを行うにあたって、プラスが以前より取り組んでいるMRS(マテリアルリバースシステム)の連携先である、株式会社ナカダイさまにご協力をいただきました。
MRSとは、全国のリサイクルショップを会員としてオークションを実施し、不要となった家具廃棄量の削減を図るものです。
オフィスの移転やリニューアルの際に不要となる家具を、環境に配慮したかたちで処分できる仕組みで、廃棄コストの削減と環境負荷の軽減、双方を実現します。
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展示会終了後のブースのゆくえ
◆会期中のブース
![230529_orgatec2023_PU01_MG_5847_のコピー.jpg](/files/4216/8653/7844/230529_orgatec2023_PU01_MG_5847_%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%92%E3%82%9A%E3%83%BC.jpg)
![230529_orgatec2023_PU01_MG_5688_のコピー.jpg](/files/2416/8653/8086/230529_orgatec2023_PU01_MG_5688_%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%92%E3%82%9A%E3%83%BC.jpg)
![230529_orgatec2023_PU01_MG_5750_のコピー.jpg](/files/9116/8653/8085/230529_orgatec2023_PU01_MG_5750_%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%92%E3%82%9A%E3%83%BC.jpg)
◆閉会後の解体のようす
ブースを解体し、各部材ごとに大まかに仕分けていきます。
木製造作物部分
金物部分
床材
解体完了後、部材ごとに分けてトラックへ積み込みます
![IMG_0828_2023-05-01_06_36_29_のコピー.jpg](/files/3616/8653/9702/IMG_0828_2023-05-01_06_36_29_%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%92%E3%82%9A%E3%83%BC.jpg)
![IMG_0853_2023-05-01_06_36_39_のコピー.jpg](/files/5716/8653/9699/IMG_0853_2023-05-01_06_36_39_%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%92%E3%82%9A%E3%83%BC.jpg)
![IMG_0838_2023-05-01_06_36_32_のコピー.jpg](/files/4216/8653/9698/IMG_0838_2023-05-01_06_36_32_%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%92%E3%82%9A%E3%83%BC.jpg)
◆各素材ごとに、それぞれマテリアルリサイクル/サーマルリサイクル
アーチ部分などの木製造作物は紙を剥がしてユンボで小さくしたのちに破砕機で木質チップへサーマルリサイクル。
バイオマス燃料として製紙工場などで需要があります。
チェアの展示シェルフなどの金物部分は、潰して減量化し運搬効率を上げたうえで有価物として出荷、マテリアルリサイクルされていきます。
カーペットなどの床材は、粗破砕したのちに破砕機で細かくし、木製造作物から剥がした紙などとともに固めて
RPF(固形燃料)へサーマルリサイクルされました。
◆リサイクル実績について
![リサイクル実績.png](/files/9716/8655/2174/%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB%E5%AE%9F%E7%B8%BE.png)
今回、リサイクル率100%を達成しました。
83%がサーマルリサイクル/16%がマテリアルリサイクル/1%が焼却処理として再資源化されています。
※焼却処理:分別できなかった部材は熱源として活用されています。
細かな内訳は上記の通りです。
リサイクル率100%を達成しましたが、そのうちの大部分は、固形燃料などへ再利用するサーマルリサイクルとなりました。
今後は、さらに資源循環への貢献度が高いマテリアルリサイクルの割合を向上させることを目標とします。
プラス ファニチャーカンパニーでは、今後もサステナビリティの観点から、素材選定・制作・廃棄の工程において環境負荷軽減を実現するブースづくり、および製品開発を目指してまいります。
![オフィスづくりに役立つダウンロード資料集](/files/9016/2761/2146/blog_detail_bnr2.webp)