社内コミュニケーションが活性化!社員食堂のメリット・デメリット

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社員の福利厚生の一つとして人気のある社員食堂。導入している企業も多く、社員のコミュニケーション活性化にも役立つといわれています。最近では、社員の健康を考えたメニューも多く、安くて健康に良い食事がとれることでも好評です。一方で、導入や運営にコストがかかるというデメリットもあります。ここでは、社員食堂の実態やメリット・デメリット、成功のポイントについて解説します。

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社員食堂の実態とは?設置率や運営方法の調査結果 

社員の満足度アップにもつながるといわれている社員食堂ですが、実際のところどのように運営されているのでしょうか。まずは、社員食堂の設置率や運営の実態を探ってみました。

社員食堂の設置率

人事労務について研究を行っている産労総合研究所の調査によると、アンケートで回答を得た企業259社のうち、106社が社員食堂を設置しているとのことでした。このアンケートは2012年11月~12月に実施されたもので、アンケートが実施された時点では約4割の企業が社員食堂を導入していることがわかります。また、社員食堂を設置している企業のうち7割以上が大企業でした。会社の規模が大きいほど、社員食堂の設置率は高くなっているようです。

社員食堂の運営方法

この調査では、9割以上の社員食堂が委託または準委託で運営されていることも明らかになりました。直営で運営されている社員食堂は、わずか6.6%となっています。委託や準委託の場合は、社員食堂の専門会社へ依頼し、運営・管理の一部、またはすべてを任せることになります。直営に比べてコストや手間がかからないことがメリットです。

社員食堂のメニュー

社員食堂で提供されるメニューは、日替わり定食や麺類などが主流となっています。最近では、社員の健康を考えたメニューを導入する企業も多くなっているようです。また、委託する会社によって、得意とするメニューが異なります。バライエティーに富んだメニューを提供する会社もあれば、ヘルシーメニューを中心に提供する会社もあります。

メニューの単価

社員食堂では300円~500円程度のメニューが多くなっています。企業によっては一部補助や全額補助もあり、外食よりも安く食べられることが社員にとって大きなメリットです。また、社員食堂へ支払う昼食代の支払いは、カード方式や給与控除などがあります。半数以上の企業が社員以外にも社員食堂を開放していて、来客者や委託業者なども気軽に利用できます。

社員食堂のメリット・デメリット

社員食堂は社員にとってメリットが多いものですが、会社にとってもメリットがあります。一方で、デメリットもあり、社員食堂を導入するうえでの課題となっています。社員食堂のメリットとデメリットを具体的に見ていきましょう。

社員食堂のメリット

  • 社員の満足度アップ

社員食堂はメニュー単価が安く、お金の節約になるため、社員の満足度アップにつながります。2015年に行われたインターネットアンケートによると、社員食堂を利用する理由として、67%の人が「値段の安さ」をあげています。

  • コミュニケーションの活性化

社員食堂があることで社員が一緒に食事をとる機会が増え、コミュニケーションの活性化につながります。食事中はオフィスよりも気軽に話せる雰囲気になります。また、仕事の話題だけでなく、プライベートな話題についても話しやすいものです。コミュニケーションが活性化すれば、情報共有やチームワークの向上にもつながるでしょう。

  • 社員の健康増進

社員の健康増進を計る目的で、社員食堂に健康メニューを取り入れる企業が増えてきました。栄養バランスのよい食事をとることで、仕事へのやる気や集中力を高める効果が期待できます。体調不良による生産性の低下や社員の離職を予防する効果も見込めるでしょう。

  • ブランディング

社員食堂の一風変わったメニューや内装、運営方法などで、企業としてPRできることがあります。また、福利厚生への意識の高さや、それにかける費用が捻出できる体力を示せることも、ブランディングにつながるでしょう。社員が社員食堂に愛着を持つことで、インナーブランディングの効果も期待できます。

社員食堂のデメリット

  • 導入や運営にコストがかかる

社員食堂を導入するにはコストがかかります。直営の社員食堂をゼロから立ち上げる場合、工事費や人件費にかなりの予算が必要です。また、準備期間から運営が軌道に乗るまで、多くの手間や人手も必要となります。ただし、委託やデリバリー型なら導入コストを低く抑えることも可能です。

  • 営業時間が限られる

業種や職種によってはシフト制で休憩を取るという人もいるでしょう。しかし、社員食堂は基本的に昼食時間帯の営業に限られます。そのため、昼食時間帯以外に休憩をする社員にはあまりメリットがありません。特に、委託の場合は、営業時間がランチタイムに限られることが多いようです。

  • メニューがマンネリになりがち

安い単価で健康に配慮したメニューは、バリエーションが少なくなるためマンネリになりがちです。毎日社員食堂を利用している人は飽きてしまうかもしれません。結果的に利用者が減ってしまう原因になります。

社員食堂成功のポイント 

社員食堂を導入するなら、できるだけ社員のニーズに合わせることが重要です。ここでは、社員食堂成功のポイントを紹介します。

できるだけ価格を抑える

毎日の昼食代をなるべく節約したいと考える人は多いようです。しかし、外食ではワンコインで食べられるメニューは少ないのが現状。一方、社員食堂ではワンコインで食べられるメニューが多く、企業によっては補助が出ることもあります。低価格で食べられるということが、社員食堂を利用する一つの動機となっています。

短時間で食事を提供する

貴重な休憩時間はできるだけ有効に使いたいものです。そのため、社員食堂は短時間で食事を提供できることが求められます。とくに、混み合う時間帯は、待ち時間が長くなりがちです。また、食事の提供時間だけでなく会計や座席の確保など、できるだけスムーズに人が流れるようなシステムが必要です。

満足度の高いメニューを提供する

単価が安く、短時間で提供できるというだけでは、社員食堂に対する満足度は高まりません。やはり食事はおいしく食べられることが大前提です。コンビニ弁当や持参弁当にない魅力は、できたての食事が楽しめるということ。また、外食にはない魅力といえば、健康を考えたメニューがあるということです。おいしく、楽しく食べられることが社員食堂に求められています。

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社員が利用したくなるような社員食堂を実現!

社員の福利厚生として、企業の4割以上が設置している社員食堂。導入にはコストがかかるものの、社員の満足度アップや社内コミュニケーションの活性化に役立っています。社員食堂を成功させるためには、価格が安く、提供までの時間がかからないことが大切です。また、社員が利用したくなるようなクオリティの高いメニューが求められます。

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