プラスファニチャーカンパニーでは、従業員エンゲージメントを向上させるオフィス空間づくりの考え方として「イゴコチメイキング」（※）をご提案しています。本記事では東京オフィス「PLUS DESIGN CROSS」での実践を踏まえ、「イゴコチメイキング」の有効な方法をご紹介します。
※「イゴコチメイキング」とは
物理的な機能性と社会的なつながりの両面を整え、ワーカーの求めるイゴコチに寄り添うオフィス空間づくりの考え方です。家具の使い心地や空間の印象だけでなく、相手との関係性や自分の状況に応じた自然な交流を促すことで、個々のベストを引き出しみんなのシナジーを起こします。詳しくはコチラ＞＞
デスクワークで増えがちな「座りすぎ」
デスクワークが続く中で、気分転換に席を立ちたくなる場面は、多くの人にとって身近なものです。特に日本人は座っている時間が長いとの調査結果もあり、長時間の座位をどう減らすかは、働き方におけるひとつの課題となっています。また、同じ姿勢が続くことは、身体への負担だけでなく、集中力や気分にも影響を及ぼします。こうした背景から、姿勢を固定しない働き方が、健康経営やウェルビーイングの観点で注目されています。
昇降デスクを取り入れる4つの価値
昇降デスクは高さを変えられるデスクというだけでなく、働き方に次のような価値をもたらします。
・健康面：身体への負担の軽減
・パフォーマンス面：気分と思考の切り替え
・協働面：声をかけやすい距離感
・空間活用面：ひとつの席での使い分け
以下では、実際の使われ方をもとにそれぞれの価値を具体的にご紹介します。
健康面：身体への負担の軽減
プラスファニチャーカンパニーの東京オフィス「PLUS DESIGN CROSS」では、フリーアドレス席の一部に昇降デスク席を設けています。利用の様子を見ると、座った状態で自分に合った高さに調整したり、立ち上がって作業をしたりと、個々が自由に姿勢を選んで働いています。姿勢を切り替えられることで、長時間同じ姿勢になりにくく、身体への負担を分散しながら仕事を進めることができます。
パフォーマンス面：気分と思考の切り替え
デスクの高さを変える行為は、業務に取り組むモードを切り替えるきっかけにもなります。集中して資料をまとめたいとき、考えを整理したいとき、少し行き詰まってリフレッシュしたいとき。姿勢を変えることで気分が切り替わり、集中力を保ちながら効率的に作業を進めやすくなります。
協働面：声をかけやすい距離感
昇降デスクで立って仕事をしていると、通路を歩く人と目線が合いやすくなります。その結果、「ちょっと相談してもいい？」「これどう思う？」といった軽い相談や確認が自然と生まれています。通りがかりの人がその場で画面を見ながら話に加わるなど、即興的なやり取りが行われる点も、昇降デスクならではの特徴です。
空間活用面：ひとつの席で使い分けられる
昇降デスクの特徴は、ひとつの席で複数の働き方を切り替えられる点にあります。専用の立ち作業スペースや打合せスペースを増やさなくても、同じ場所で様々なシーンに対応できます。昇降デスクを取り入れることで、限られたスペースの中で柔軟な働き方を取り入れることが可能です。
昇降デスク席におすすめアイテム
昇降デスクの Work Mode（ワークモード） は、昇降スイッチの上下ボタンひとつで、高さを直感的に調整できます。デスクの幅や奥行も選べるため、さまざまなレイアウトに対応可能です。
昇降デスクと組み合わせるチェアとしておすすめなのが、Capisco（カピスコ）です。乗馬姿勢から着想を得た設計で、前向き・横向き・後ろ向き・あぐらなど、多様な姿勢を自然に取ることができます。自由に姿勢を変えながら働けるCapiscoは、昇降デスク席での思考や作業をより豊かに支えます。
ひとつの席から、働き方を広げる
昇降デスクは、立つか座るかを選べるだけのデスクではありません。姿勢を切り替え、思考を切り替え、人との関わり方も自然と変えていく。ひとつの席の中で働き方の選択肢を増やすことで、その人や仕事の状況に合った心地よさを整えることができます。
オフィス見学ツアーがおすすめ
東京オフィス「PLUS DESIGN CROSS」では随時見学ツアーのお申込みを受け付けています。働き方や家具などに触れ、「イゴコチメイキング」のさまざまな実践方法を体感して頂ける機会です。ぜひご来場いただき、実際の働き方をご自身の目でお確かめください。＞＞詳しくはコチラ
