【オルガテック2026】展示ブースリサイクルレポート

2026年6月2日(火)~4日(木)、東京ビックサイトで行われた『オルガテック東京』に出展いたしました。期間中は、たくさんのご来場ありがとうございました。 プラスは『myイゴコチメイキング』をコンセプトに掲げ、オフィスで心地よく「つながる」...
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オルガテック東京 2026 プラスブース

2026年6月2日(火)~4日(木)、東京ビックサイトで行われた『オルガテック東京』に出展いたしました。
期間中は、たくさんのご来場ありがとうございました。

プラスは『myイゴコチメイキング』をコンセプトに掲げ、オフィスで心地よく「つながる」ために適切に「はなれる」ための工夫をご提案しました。ご来場いただいた皆様が、ご自身のイゴコチについて考えるきっかけとなれば幸いです。
また、本ブースは「ORGATEC TOKYO Awards」の「特別賞」を受賞することができました。

一方で、昨今サステナビリティの観点から、イベントの会期中という短期間のためにブースを製作~廃棄してしまうことの是非が問われ続けています。
そこでプラスブースでは、2023年より展示会終了後にブースのリユース&リサイクルを行っています。
本記事では、造作物やカーペットなどブースを構成した構造物たちがどのようにリサイクルされたのか、ブースのゆくえをご紹介いたします。

取り組みの全体図

MRS(マテリアルリバースシステム)とは?

今回、ブースのリサイクルを行うにあたって、プラスが以前より取り組んでいるMRS(マテリアルリバースシステム)の連携先である、株式会社ナカダイさまにご協力をいただきました。

MRSとは、全国のリサイクルショップを会員としてオークションを実施し、不要となった家具廃棄量の削減を図るものです。
オフィスの移転やリニューアルの際に不要となる家具を、環境に配慮したかたちで処分できる仕組みで、廃棄コストの削減と環境負荷の軽減、双方を実現します。
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展示会終了後のブースのゆくえ

◆会期中のブース

◆閉会後の解体のようす

ブースを解体し、各部材ごとに大まかに仕分けていきます。

木製造作物

金物

床材

解体完了後、部材ごとに分けてトラックへ積み込みます

◆各素材ごとに、マテリアルリサイクル/サーマルリサイクル/焼却後リサイクルへ

木製造作物はユンボで小さくしたのちに破砕機で木質チップへサーマルリサイクル。バイオマス燃料として製紙工場などで需要があります。

金物は有価物として出荷、再生金属の原料としてマテリアルリサイクルされます。

今回使用したカーペットのうち1種類(黒色のもの)は塩素濃度が非常に高く、処理会社の固形燃料製造設備や、固形燃料化したとしてもそれを使用するメーカーの設備(炉)を傷めるため、特別な焼却メーカーで焼却処分しました。それぞれ燃えがらは路盤材やセメント原料としてリサイクルされています。
なお、事前にパンチカーペットの種類をナカダイさまへ共有することで、解体時に塩素濃度の高いと思われるカーペット/それ以外のカーペットを分けて収集することができました。こうした小さな配慮もリサイクルの効率向上に貢献していきます。

リサイクル実績について

今年もリサイクル率100%を達成しました。
70.9%がサーマルリサイクル/19.4%がマテリアルリサイクル/9.7%が焼却後リサイクル処理にて再資源化されています。
総廃棄量は昨年に比べ若干増加しましたが、金属の使用が多かったこと、焼却後リサイクルに回す廃プラスチックの量などが減少したことで、マテリアルリサイクル率は19.4%となり、焼却後リサイクル率は9.7%に抑えることができました。
※マテリアルリサイクル:廃棄物を新たな製品の原料として活用する、環境負荷の少ないリサイクル手法です。エネルギー消費やCO₂排出量を抑えながら、資源を有効に循環させることができます。
今回、過去4年で最も高いマテリアルリサイクル率を達成することができました。

ブース構造物を解体や分別をせずに全て単純焼却した場合のCO2排出量は7.8tCO²となりますが、この解体/分別廃棄により870kgCO²まで減らすことができました。およそ7tCO²を削減できたことになります。

※なお、株式会社ナカダイホールディングス提供の資源循環可視化&分析サービス「Circular Insight」にて、リサイクルフロー、処理前後のCO²排出量、前年度実績等の比較・分析を行っています。

◆(参考)2023年、2024年のリサイクル結果

今後の展望

2023年より開始した展示ブースのリサイクル活動も今年で4回目となりました。
施工業者との連携もよりスムーズになり、解体・搬出作業をしながら廃棄物を種類ごとに分別する運用が定着しました。こうすることで、処分工場での荷下ろし、廃棄物重量のカウント・データ取得から、処分場所への運搬等の効率化につながります。
また、毎年の取り組みで得られた知見は、ブースづくりにおける素材選定や構造・加工方法の見直し、廃棄物削減に向けた工夫にも活かされています。
プラス ファニチャーカンパニーでは、今後もサステナビリティの観点から、「つくる」だけでなく、「その先まで考える」ことが展示会づくりの新たなスタンダードになることを目指し、今後も活動を続けてまいります。

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