オフィス内のリアルコミュニケーションを活性化させたいと思っている方必見
最新調査からアフターコロナのオフィスに求められる要素を徹底解剖
社員のエンゲージメントを高めるための一番の近道は「雑談」にアリ!?
プラス株式会社ファニチャーカンパニー(東京都渋谷区)は、オフィス回帰が進む中、独自に実施した最新調査『働き方に関するWEB調査2023年』の結果から、コロナ禍が呼び起こした代表的な課題のひとつである“コミュニケーション不足”に着目し、今オフィスに求められる要素を徹底解剖しました。
【調査結果サマリー】
- 35%の人が今のオフィスに対してカフェやラウンジなどのコミュニケーションを取るためのスペースがない、足りないと回答。
- 27%の人は職場でのリアルコミュニケーションに不満を抱えている。
- 中でも「対面で話すことが少ない」「リモートワークンバーが多くあまり人と会えない」など対面でのリアルなコミュニケーション不足が不満を引き起こしている。
- 「雑談」をする上での不満やストレスは、「雑談するためのスペースがない」「雑談するネタがない」が多数。
- 「雑談」の効果は「リフレッシュ」「雰囲気づくり」など、感情面の効果を求める回答が多い。
■アフターコロナ、オフィスに求められるのは“リアルコミュニケーション”の【場所&機会】
「職場でのリアルコミュニケーションの課題」を探るため、Q1.で企業がオフィスをもつことのメリット・効果を聞いたところ、「人と対面で話すことで生まれる議論やアイデア」と回答した人が約半数近くで、「設備や通信環境が整った快適な空間であること」と同じくらい重視されているということが分かりました。それ以外の回答を見ても、「同じ部門のメンバーとのコミュニケーションおよび一体感の醸成」や「部門を超えた偶発的な出会いやコミュニケーションが生まれること」など「コミュニケーション」に関する効果が大きいと感じている人が多い結果に。
問題は「人と出会うこと」や「リアルコミュニケーション」がオフィスの真の価値であるという共通認識は広がっているものの、現状の環境がそのニーズに追いついていないということです。Q2.の調査結果からもわかるように、今のオフィスに対して不満に思うことについて、「カフェやラウンジなどのコミュニケーションを取れるスペースがない、足りない」という課題があることが判明いたしました。
2つの調査結果から、リアルコミュニケーションを求めているが、その場所と機会がないことが大きな課題となっていることが分かります。
■職場でのコミュニケーションの満足度は<実務面>と<心理的側面>にも影響
次に、Q3.で職場でのリアルコミュニケーションの満足度を聞いたところ、27%の人は不満を抱えているという結果に。不満な理由として、チャットやメールなどでのコミュニケーションが多く対面で話すことが少なくなったことや、リモートワークのメンバーが多くあまり人と会えないことなど、コロナ禍により対面でのリアルコミュニケーションが減ったことが挙げられます。その反面、職場でのリアルコミュニケーションに満足している人は、情報共有などの実務面においても、モチベーションアップなどの心理的側面においてもプラスの効果をもたらしていると回答。ハイブリッドワーク時代、仲間意識を高めるリアルコミュニケーションが求められていることが見て取れます。
■「雑談」に求めるものは<感情面>の効果
次にリアルコミュニケーションの一つである「雑談」を切り口にいくつかの質問をしてみました。「雑談」をする上での不満やストレスはありますか?と聞いたところ、「相手に話しかけていいかわからない」「雑談するためのスペースがない」「雑談するネタがない」といった声が多く、ここでもスペースに関する課題を述べる人が多いという結果に。また「雑談」をすることでどんな効果があると思いますか?と聞いたところ、具体的な情報やアイデアの創出よりも「リフレッシュ」や「雰囲気づくり」など、感情面の効果を求める側面が強いことが判明しました。「雑談」を通じて相手のことを知ることは、職場での居心地の良さや帰属意識の向上にも役立つということが分かりました。
■「雑談」や「リアルコミュニケーション」の頻度は【従業員満足度】に直結
調査の最後に、リアルコミュニケーションの満足度と「雑談」の頻度がどのくらい従業員満足度と関係しているのかを調べるため、「自社のオフィスや働き方を家族や友人知人に勧めたいと思いますか?」と聞いたところ、「職場のリアルコミュニケーションに満足している」「雑談をよくする」と答えた人は「とても勧めたいと思う」「勧めたいと思う」が75~87ポイント、「職場のリアルコミュニケーションに不満がある」「雑談を全くしない」と答えた人は「とても勧めたいと思う」「勧めたいと思う」が0~8ポイントと、歴然とした差が出ました。つまり、リアルコミュニケーションや「雑談」の頻度が高ければ高いほど、従業員満足度(≒エンゲージメント)も高く、反対に、リアルコミュニケーションや「雑談」の頻度が低ければ低いほど、従業員満足度(≒エンゲージメント)も低いという結果となり、「雑談」の頻度は大いに社員のエンゲージメントに直結しているということが分かりました。
今回の調査結果から、「雑談」を無駄だと捉える時代はもう古いということが数値からも見て取れます。しかし、「雑談」が重要だとはわかっているものの、仕事の進捗状況であったり、その日の気分であったり、座席の関係で「雑談」をするか否かが変わってくることかと思います。“雑談をしたい気分”を引き起こすきっかけ作りと、その“雑談をしたい気分”を満たすためのスペース作りが一番の課題でもあり、社員のオフィスへの満足度を高める一番の解決策とも言えるのではないでしょうか。
■“いい仕事は、いい雑談から。”
社内コミュニケーションを活発にする5 TSUBO CAFE
<「5 TSUBO CAFE(ゴツボカフェ)」とは>
「5 TSUBO CAFE」は名前の由来の通り、「5 坪=16.53㎡」程度の省スペースに設置ができる、大がかりな工事も不要なコミュニケーションスポットです。「コミュニケーションを取るスペースがない」という方をはじめ、「カフェスペースは作ったけど人が集まらない」「コーヒーやお茶を汲んですぐに自席に帰ってしまう」など、スペースはあるけれどコミュニケーションが生まれないと悩まれている方にもおすすめです。
<「雑談」を生む“しかけ”も充実>
会話のきっかけを提供する雑談応援サイネージや季節の飾りつけギフトなど、そこに人を集め、「雑談」を生むための“しかけ”も充実。「5 TSUBO CAFE」は導入・設置して終わりではなく継続的なサポートがあることも特長の一つです。ハイブリッドワークの時代だからこそ、出社したときにはオンラインでのコミュニケーションは減らし、リアルコミュニケーションを同僚や上司と図ってほしい、という想いを持つ総務・人事やオフィス管理者様に好評をいただいています。
<活用例>
・オフィスカフェとして
・防災用品置き場として
・コーヒーやウォーターサーバーの設置場所として
・スナックやお土産を置く場所として など
5 TSUBO CAFEについてもっと知りたい方は以下よりご参照いただけます。
お問い合わせページ:https://kagu.plus.co.jp/contact/support-product/
5 TSUBO CAFE公式サイト:https://kagu.plus.co.jp/5tbcafe/
【『働き方に関するWEB調査2023』概要】
調査方法:WEBアンケート方式
対象:全国の20歳~69歳の「オフィスワーク」「リモートワーク」両方を行っている
ハイブリッドワーカー
有効回答数:500名
職種:製造業/卸売・小売業/飲食店/サービス業/その他
実施日:2023年6月14日
【引用について】
「プラス『働き方に関するWEB調査2023』より引用」などと明記いただければ貴社媒体や社内資料等に引用いただいても構いません。