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神奈川大学図書館 様 Suwary導入インタビュー

業 種 大学

本記事では座席管理システムのSuwaryを導入頂いたお客様へのインタビューをお届けします。
今回インタビューにご対応頂いたのは、神奈川大学 図書館事務部図書課の会田様です。

 

 

—Suwary導入前の課題について教えてください。

 

 

図書館にはいわゆる「人気席」がいくつかあり、そういった特定の席で勉強や作業をしたい学生の姿を見てきました。
具体的には、窓に近い見晴らしの良い席や、グループで勉強できるソファーの席が人気でした。図書館の全座席を「早いもの勝ち」で運用していた結果、人気席の座席確保のために開館前から順番待ちで列ができてしまいました。
雨の日でも、冬の寒い日でも座席確保のための列は絶えず、学生のためにどうにかしてこの問題を解消したいという思いがありました。

さらに、別の課題としてコロナ禍で図書館の密集具合を管理する必要が出てきておりました。以前は、新型コロナウイルスの感染拡大の状況に合わせて一時的に入館制限なども行っておりました。ただ、館内の混雑度を把握するためのセンサーなどを導入すると、かなり高額になってしまうこともあり、当時は混雑度管理のシステム導入を諦めていました。

 

—Suwaryを最初に知ったきっかけは何でしたでしょうか?

 

先程申し上げた席確保のために開館前から順番待ちができてしまう問題や、コロナ禍での密集具合管理の課題がある中、図書館の改修工事計画を進めており、改修工事について色々相談させていただいていたプラスさんのウェブサイトを見ていたところ、たまたまSuwaryの案内が目に止まりました。

 

Suwaryを調べていくうちに、「これなら今までの課題が解決できるのでは?」と思いました。プラスさんには普段から期待を超えるご提案を頂いていたので、周囲にも少し話を聞いてみませんか?と話をし、担当の営業の方にご相談をしたのがきっかけです。

 

—Suwaryを導入しようと決められた理由を教えてください。

 

 

その後、プラスの担当の方にデモ機を持ってきて頂き、実際に確認しましたが、Suwaryの導入に必要なペーパービーコンは思っていたよりも小さく、目立つものではありませんでした。
また、お見積りを頂いた結果、トータルコストも想定よりもだいぶ安く抑えることができました
。Suwaryそのものは、はじめて聞くシステムでしたが、既に何社も導入事例があったことや、大学図書館での検討事例などもあり、安心に繋がりました。

 

なにより、最終的にSuwaryの導入を後押ししたのは、座席確保のために雨の日も寒い中も図書館の外で並んでいた、あの学生達の姿です。学生にとってより充実した施設を提供したいという気持ちは、図書館全員のお思いであり、導入が決まりました。

 

 

—Suwaryを導入して良かったことはございますでしょうか。

 

 

Suwaryアプリをダウンロードしてしまえば、説明不要で誰でもすぐに使えるようになるのは助かっています。
当初は使い方がわからない学生のために、しばらくは張り付いて対応せざるを得ないと考えていたのですが、学生の皆さんは説明がなくともスイスイと予約して使いこなしていました。今年も新入生が入ってきましたが、Suwaryアプリのダウンロードの仕方までしかお伝えしていません。
直感的に操作できることで、使い方のフォローの手間が少ないことは導入して良かった点の1つです。

 

 

■Suwaryの設置場所について

 

 

▲こちらはグループで学習やディスカッションができる、図書館内にある個室スペースです。入り口には、「予約席」という看板が立っており、Suwaryでの予約方法も掲示してあります。

 

 

▲こちらは図書館最上階のサイレントルーム内にある「個人ブース」です。図書館は地上4階、地下2階の6フロアとなっており、上に行くほど静かに利用するというルールで運用されています。

 

 

▲こちらは「個人ブース」の室内です。Suwaryを使って予約することで利用ができます。外から差し込む光が気持ちの良い空間で、課題や作業が捗りそうです。

 

 

 

■インタビュー後記

 

今回は神奈川大学の会田様にお話を伺いました。Suwaryをご導入頂いたことにより、人気席を取るための開館前の行列がなくなり、「本質的な部分での問題点は解決できた」と嬉しそうにお話する姿が印象的でした。既に2000名以上の学生様にSuwaryアプリをお使い頂いていますが、座席予約をスムーズにしていただけているとのことでした。
直感的にわかりやすいアプリのため、ご導入後の説明会実施やマニュアル制作・ヘルプデスク対応が不要で、管理側の皆様もメリットを感じていただけているようでした。

一方でいくつか課題もいただきました。例えば、大学で発行するアプリが複数あるのでひとつにまとめられないのか、授業等への時間割対応といったご要望です。頂いたご要望については、今後の開発でアップデートできるのかを随時検証して参ります。

最後に、インタビューのご協力を快く引き受けて頂いた会田様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

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※今回取材した横浜キャンパスとは別の納入事例です。