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企業としてサステナビリティ活動に取り組むことが当たり前とされる昨今。
自分が勤める会社がサステナビリティ活動に積極的であることは、働く人の気持ちにどのような影響を
与えるのでしょうか。

今回、会社員500名に「自分が働く企業のサステナビリティ活動」と、それに対する印象を聞いたアンケート調査を
実施しました。「企業のサステナビリティ活動」に対する意識、企業へ求めることはどのようなものなのか、
ワーカー目線の調査結果とともに本記事でご紹介いたします。

[アンケート実施情報]
方法:インターネット調査
回収日: 2024年8月8日
対象:デスクワークが中心の、オフィスワークとリモートワークの両方を行っている日本全国のハイブリットワーカー
サンプル数:500人

※本調査では『サステナビリティ活動』の定義を「気候変動への対応など環境問題への取り組み」に限定しています。

「企業がサステナビリティ活動に積極的」と感じるワーカーほどエンゲージメントが高い

  

約半数のワーカーが自身の勤める企業のサステナビリティ活動を実感できていない

「自分が勤める企業のサステナビリティ活動は積極的だと思うか」という設問に、52%のワーカーが「積極的ではない」と回答。

「企業がサステナビリティ活動に積極的」と感じることが、ワーカーの誇りや愛着につながる可能性

続いて、「自分の勤める企業を親しい友人や知人に勧めたいと思いますか」というエンゲージメントの指標となる設問とのクロス集計では「企業がサステナビリティ活動に積極的」と感じるワーカーほどエンゲージメントが高いという結果になりました。

ワーカーにとって身近な取り組みが「企業のサステナビリティ活動への積極度」の実感に関与?

では、ワーカーはどんなところで企業のサステナビリティ活動への積極性を実感するのでしょうか?
「企業に対してサステナビリティへの取り組みが積極的だと感じるのはどんな実感をもてたときですか」と聞いたところ「企業活動そのものが貢献できている」を除くと「ボランティア活動」に続き「オフィス環境や家具、従業員が普段生活する場や使用するものが環境に配慮されたものである」が上位となりました。

ワーカーは「従業員に寄り添った取り組み」を望んでいる

続いて、「自分の勤める企業のサステナビリティ活動に対して求めることはなにか」聞くと「職場やオフィスの書類の削減など従業員ができる身近な取り組みの推進」、「オフィス環境や家具を環境に配慮したものへアップデートさせる」といったワーカーに寄り添った取り組みが上位に挙げられました。

環境配慮型オフィス家具の設置でワーカーのサステナビリティ意識は向上できる

「国産木材を使用したデスクやリサイクル素材を活用したチェアなど環境に配慮したオフィス家具があることでサステナビリティへの取り組み意識が変わると思うか」を聞いた設問では約6割のワーカーが「変わる」と回答。

まとめ

これらの結果から、ワーカーが「自分の勤める企業はサステナビリティ活動へ積極的である」と感じられることはエンゲージメントの観点からも非常に有益であることがわかりました。
また、オフィス環境やオフィス家具といったワーカーに身近なものを環境に配慮したものへアップデートすることも、その積極度の実感に効果的であることがわかります。

エンゲージメントの向上は、生産性やモチベーションの向上、離職率の低下、優秀な人材の確保など、企業の業績にも直結する非常に重要な要素に深く関わっています。
しかしながら、一言にサステナビリティ活動と言っても「何から手を付ければいいのかわからない…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
ぜひこちらの調査を参考に、ワーカーにとって身近な「オフィスやオフィス環境のサステナビリティ」を考えるところからはじめてみませんか。

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