男性育児休業取得者インタビュー

社員の働きがい

2022年4月より育児・介護休業法の改正が行われ、男性を含めた全ての社員に育休の周知や意向確認が義務化されます。
さらに、2023年4月以降からは、1000名を超える事業主に対して育休取得率の公表が義務化されます。

プラスファニチャーカンパニーでは、全国の男性育休取得率が3.16%だった2016年より男性育児休業の取得実績があり、現在(執筆時2022年2月)までに2016年、2019年、2021年に3件の取得例があります。
「男性育休が取りやすい社風・制度づくり」が求められる中、育休取得者はどのようなことを考えたのでしょうか。2021年に育児休業を取得した男性社員の奥田 浩士 氏にインタビューをしました。

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2021年に育休を取得した奥田

男性育児休業取得者インタビュー


●2021年9月にお子様がお生まれになりましたね、おめでとうございます。

奥田:ありがとうございます。

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●まず、育児休業を取得しようと思ったきっかけについて教えて下さい。

奥田:プラスに既に男性育児休業の取得者がいた、ということは大きな理由の一つです。
世の中的にも男性の育児休業が注目されており、男性育児休業に関する記事やニュースを多く目にし、もともと興味を持っていたということもあります。

実際、妻の妊娠がわかってから、かなり大変そうにしている姿を近くでみていました。
さらに新型コロナウイルスの影響もあり、親族に手伝ってもらえる状況でもありませんでした。
最終的には、私がサポートしなければいけないという状況になり、取得を決めました。

また、会社勤めをする中で、長期の休業を取るという経験は今までなく、仕事から少し離れたときに、どのような気づきが得られるのかということも興味としてありました。


●育児休業を取得することを、上司や一緒に働く方に伝えた時の雰囲気や反応はいかがでしたか?

奥田:私が休業をすることで周囲の方に負荷をかけてしまうことはわかっていたので、育休取得予定日の半年前には相談しました。
初めて上司に相談した時は「おめでとう、これから大変だね。」というあたたかい、人間味のある言葉で受け入れて頂きました。
一緒に働く同僚に伝えたときも、皆さんあたたかい言葉で応援してくださったのを覚えています。

正直、最初は少しネガティブな反応も覚悟していました。
例えば、最初は言葉では「おめでとう」と言っていても、ちょっとネガティブな反応が表情に出るとか…。
でも、本当に一切そういったことがなく、周囲のみなさんが応援してくれる雰囲気に良い意味で驚きました。


●1ヶ月半の育児休業をご経験された感想はいかがでしょうか?

奥田:取得前はそれこそ育児「休」業なので、休みのイメージもあったのですが、実際は思っていたものと大きく違っていました。
それこそ、生まれたての頃は昼夜関係なく、毎日数時間おきに授乳やオムツ替えがありました。
初めての経験で慣れない中どうしたら良いかもわからないときがあり…
伝え方が難しいですが、ある意味普段よりも大変だったかもしれません。

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奥田:一方で、この大変な思いを妻と二人で共有できたのはとても良い経験でした。
あの大変さを知らずに後から話を聞くのと、実際に一緒に体験を共有して大変さを知っているのとは随分違うと思いますし、大変さを知っていると知らないでは、その後の育児への関わり方も変わってくるんじゃないかなと思います。

そんな中でも、本当に少しの合間でしたが妻と息子とゆっくり落ち着いて、気分転換する時間も持てました。
もし、私が育児休業を取らなければ、そんな時間すら取れなかったと思うので、取得して良かったなと改めて感じました。

●育休を取得された後の、周りの方の反応はいかがでしたか?

奥田:そうですね、「育休取れてよかったね」「育休いいね」という好意的な反応が多かったです。
コロナ禍の影響で以前より大変ということもあったかもしれませんが、特に同じ世代や上の世代でも、育休を取ることはすごく前向きなことに変わってきているように感じました。


●これからのプラスファニチャーカンパニーでの働き方についてこれから期待することなどあればお聞かせください。

奥田:プラスは近年とくに、社員のワークライフバランスを考えてくれていると感じます。
仕事だけでなく、社員の生活の質を高めることに注力したいという説明があったときは、改めて良い会社に入社したなと思いました。

そして子育てが始まったからこそ思う、その中で期待することがあります。
すでにフレックス勤務などでかなり自由度があるのですが、さらに高い自由度の中で働けると嬉しいです。
例えば、18時から20時は保育園のお迎えやご飯あったり、今だとミルクをあげたりと決まった時間の中で生活しています。
そうなると、定時にはどうしても仕事を切り上げなければいけないのですが、やっぱり波があって定時で終わらない日もあります。
そんな時に、20時以降にまた仕事に戻れるみたいな働き方もあると、より働きやすくなると思います。

他にも、ワーケーションなどの制度もできると嬉しいですね。
土日や連休など、宿泊施設の予約が取れないこともあったり、小さい子供がいると混雑するので諦めたりすることもあります。
より集中して仕事をすることが大前提だとは思いますが、平日に前乗りし、現地でテレワークで仕事ができれば、家族旅行の計画などもしやすくなります。

家族との時間もより充実し、その結果、仕事もさらに集中して取り組めるという良い循環にできればと期待しています。

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●最後に、一言お願いします

奥田:育児休業を取らせてもらったことは、本当に感謝していて、この会社で働いていて良かったなと心から思える瞬間でした。
なにより、周りに負担をかけてしまっているであろう方々も、嫌な顔ひとつせずに「おめでとう」とあたたかい声をかけて受け入れてくださいました。
支えてもらった周りの人たちや、気にかけてくださった会社の方々に、恩返しできるように前よりもっと頑張ろうという気持ちです。


プラス株式会社ではゆとりある生活の実現に向けて、フレックスタイム制度や裁量労働制に加え、育児休職・短時間勤務制度をいち早く導入し、のちに介護に関する制度も追加され、育児・介護をしながら仕事ができる、または安心して育児・介護に専念できる環境を構築してきました。
「プライベートが充実していてこそ、仕事で能力を 100%発揮できる」という考え方を基本とし、プラスグループは、さまざまな場面でより良いワーク・ライフ・バランスの実現に努力していきます。