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突板は薄くスライスした天然木で、合板や繊維板などの表面に貼り合わせて使うことで、天然木の風合いを手軽に楽しめるよう工夫された素材です。
色の入り方や目の出方など、天然木の木目柄は唯一無二。節や入り皮は成長過程で発生する模様であり、木肌の色合いは年月とともに変化していきます。時を重ねるほどに変化していく表情は、天然木ならではの味わいです。
Vicendaシリーズ(センダンモデル)に使用されている「センダン」は、はっきりとしたダイナミックな木目の美しさが魅力の一つです。天然木だからこそ伝わる風合いがオフィス空間に温かみを与えてくれます。
現在流通しているセンダンは、異なる環境で自然に育った自生木しかない希少な木材のため、木目はランダムで色も均一ではありません。
2台以上並べて設置する場合は木目・色が揃いませんが、木の性能に違いはございません。
また、経年変化により少しずつ色が変化します。
いずれも天然素材の魅力・個性としてお楽しみいただければ幸いです。
突板ならではの特徴を発揮するため、オフィス家具の中ではエグゼクティブな空間やリビングのような落ち着ける空間を演出するテーブル等の天板に突板が活かされます。テーブル等の天板は面積が広いため目が行きやすく、手で触れる箇所でもあるため、天然木の良さを効果的に発揮することができるのです。
例えば、大切なお客様をお迎えする来客ルームや応接室・役員室などの空間では、本物の木素材である「突板」を使ったエグゼクティブ用の家具を活用することで特別な上質感を演出できます。
また、リビングのような落ち着く雰囲気や柔らかな印象のオフィスづくりを目指すときには、「突板」を使った家具を取り入れると天然木特有の表情がナチュラルな空気感を生み出します。
一方、パターン化された色柄で傷に強く耐久性のあるメラミンは、突板とは異なり、経年による変化も少なく汎用化粧材として執務やミーティングシーンなど多用途に使われています。
シーンに合わせて、「突板」商品を効果的に使い空間演出をしてみてください。
突板 | メラミン化粧板 | |
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木目の風合い | 天然木ならではの表情 ひとつひとつ異なる色柄 |
人工的に作り出した木目柄 パターン化された色柄 |
耐久性 | 剥離が起こったり傷が付きやすい(※) | 傷に強く硬度が高い |
使用シーン | エグゼクティブな空間、 リビングのような空間など |
汎用化粧材として 多用途に使われる |
では突板商品の特徴について、商品のご購入時やご使用時にお客様に留意頂きたいpointをご紹介していきます。
この木目は高級感があって素敵。これとまったく同じ商品をください!
ありがとうございます。でも実は、「まったく同じ」商品はないんです。突板は天然木なのでひとつひとつ表情が異なります。画一的ではないため、天板をつなぎ合わせると色柄にばらつきが出たり、天板と配線フタの木目が揃わないこともご理解の上、愛着を持って大事にして頂けたら嬉しいです。
窓際の来客ルームにこのテーブルを設置してみようかな。
突板商品は来客ルームに最適です。但し、部分的な日焼けなどの原因になるため、直射日光の当たる場所に突板商品を設置するのは避けてくださいね。
お客様を迎える前に、応接室を軽くお掃除しておこう。
突板のテーブルは、乾拭きでお掃除してください。濡れたままにしておくとシミや浮きの原因になるため、コップの水滴などがついた時もすぐに拭いて頂くときれいな状態を保てます。
普段のお手入れは乾拭きで十分です。
油汚れなど、汚れがひどい場合はぬるま湯に中性洗剤を500倍に薄め、柔らかい布を浸し、固く絞ってやさしく表面を拭いてください。その後、きれいな温水で2度拭きして洗剤を取り除き、最後に柔らかい布で乾拭きをします。
※化学雑巾は、塗装面のツヤが消えたりシミになる場合がありますので使用しないでください。
※アルコール除菌は変色・割れの原因となります。
硬いモノ・鋭利なモノに注意
ペン先が硬いボールペンやカッターなどを使用する場合は、傷を防止するため下敷き等をご使用ください。また角のある硬いモノやザラついたモノを乱暴に置いたりぶつけたりすると傷やヘコミができる可能性があります。十分にご注意ください。
熱いモノ・液体に注意
高温になったコップや器具類を直接置かないでください。変色したり跡が残ることがあります。また表面に水滴がついた冷たいコップや容器などを長時間置いた場合も跡が残る可能性があります。家具の表面に液体が付いた場合は、乾いたタオル等ですぐに拭き取ってください 。
直射日光・強い光に注意
天然の木材を使用しているため、直射日光などの強い光に長時間さらされると、木部の変色や割れ・反り・ネジレなどが生じてしまいます。窓の近くに設置される場合は、カーテンやブラインドなどを利用し、直射日光をできるだけ避けてください。
温度・湿度に注意
天然の木材は温度により伸縮します。湿度が低いと収縮、湿度が高いと膨張し、割れ・反り・ネジレ・表面材の剥がれが生じる原因となります。またエアコンやヒーター・ストーブ等の熱が直接当たっても変形の原因になります。湿度は40~60%くらいを保ち、温風などは直接当たらないようにしてください。
木製家具(突板・無垢材を使用した家具)お買い上げにあたって/ご使用上の注意 |
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木目調メラミンを使用した家具のお買い上げにあたって |
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