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顔を合わせたコミュニケーションで心のつながりを

東京濾器株式会社様

業 種 製造業
入居人数 200名(5 TSUBO CAFE導入の本社)
5 TSUBO CAFE設置フロア 食堂
5 TSUBO CAFE什器タイプ やぐらタイプ
URL

http://www.roki.co.jp/

創業以来、高い製品開発力で自動車部品の製造に取り組み、国内の自動車産業を支える東京濾器株式会社。食堂に設置された5 TSUBO CAFEでは、「英語カフェ」など独自の活用法も実践されています。導入を推進された代表取締役社長・大野光政氏にお話を伺いました。

気軽に言葉を交わす場をつくる

 

—導入のきっかけを教えて下さい。

 

私たちが大切にしていることは「チーム濾器」という考え方。当社は営業・開発・生産の3つが重要な役割を持っていて、これらがセクションを越えたチームワークで動くことで、はじめてお客様に良いものを提供できます。そのため、自分の仕事スペースを離れて、違う部署の人と気楽に話をすることはすごく大事です。しかし、建物の構造やセキュリティの問題もあり、部門ごとにエリアが別れてしまっているので、それが難しい状態でした。メールだけで済ませることもできますが、フェイス・トゥ・フェイスが大切ですよね。そんなとき、5 TSUBO CAFEを知り、ハードだけではなく「雑談を促す場」を提供するという考え方に共感し、導入を決めました。

 

—どのように活用されていますか?

 

午前・午後にそれぞれ10分間の休憩を設けているのですが、その時に利用する人が多いです。ミーティングも内容によってはカフェで行うようで、会議室とは違いリラックスして話ができるとか。また、インターンを受け入れた際も、学生の緊張をほぐすためにカフェを活用しています。

 

—「英語カフェ」の様子を拝見しましたが、職場で外国人講師から英会話を学べるのですね。

 

5 TSUBO CAFEの活かし方を考える中で思い付いたことが、「英語カフェ」です。会議室だと堅い雰囲気になりますし、立ち飲み居酒屋にいるように会話を楽しみながら学べる方が良いと思うんです。私自身、英語が苦手だった頃、海外出張で一番気軽に英語を話したのはお酒を飲む場でした。そこでは、仕事の堅い話は抜きにして、恥も外聞もなく英語で日常会話が楽しめました。語学にはそういう場が必要だと思っています。だからここでは気軽に英語を話してほしいんです。

 

コミュニケーションを生む工夫

 

—食堂にはカフェのほかにバーも併設されていますね。

 

バーも仕事から離れて気楽に会話する場として作りました。ここでは、私の発案で受注パーティということも行っています。以前、営業の担当者に、仕事が決まっても、すぐに次の案件に取り掛からなければならず、達成感を感じる間もないと言われたことがありました。そこで、受注が決まったときには、部門を隔てず関わった人たちを集めてお祝いをしています。私も参加して一緒に飲むんです。おもしろいもので、こうすると普段話しているようで意外と話していないことに気づかされると同時に新しいコミュニケーションも生まれます。無機質に働けばいいものではなく、こういった心の面でのつながりも大事にしていきたいです。

 

—5 TSUBO CAFEにはコーヒーやおやつが置かれているほか、季節の飾りが施され、使用ルールの案内も可愛いですね。

 

飾りなどは総務の人が担当してくれています。「おやつはここで食べる」といった運営ルールも可愛いPOPでさりげなく伝えていますよね。導入した直後はフレームと社員で取り付けたライトだけだったので、飾りが少しほしいと伝えたら、最初はハロウィン、次はクリスマスと季節ごとに飾り付けてくれました。プラスから届くシーズンギフトも使いながら、自分たちで用意した飾りも加えてにぎやかな雰囲気になっています。

 

—今後はどのような活用をお考えですか?

 

他の事業所のメンバーを紹介したいですね。出張が少ない社員は、電話で話すことはあっても、顔を知らないということもよくあるので。あと、5 TSUBO CAFEの壁面や掲示板に困りごとや教えてほしいことを書いた付箋を貼ったら、別の部署の人が回答メモを貼り返してくれるとか。部門を越えて、そのような社員同士のコミュニケーションを引き出す工夫を継続していきたいですね。