オフィスから未来へつなげる木材活用プロジェクト

プラスがMOKURALに込めた思い

  • MOKU:国産木材を積極的に活用することで、日本の山・森林の健全化に貢献する

    RAL:カーボンニュートラル(CARBON NEUTRAL)実現の一翼を担う

  • 国産木材を活用してオフィス環境を作ることで人と地球(森)を元気にする取り組み

日本の森の現状

  • 日本の国土面積の約70%は森林
  • そのうちの約40%は人工林(そのうち約98%が針葉樹)
  • そのうち80%以上がCO2吸収能力がピークを過ぎた樹齢40年超の樹木

出典:林野庁「森林・林業統計要覧2023」「森林資源の現況(令和4年3月31日現在)」

放置された森林は、樹木の老齢化によって森全体のCO2吸収能力を低下させたり、うまく成長ができない樹木によって土壌が荒れることで、土砂崩れなどの自然災害を引き起こすことがあります。
こうした背景から、針葉樹の活用は健全な森林循環を構築するために必要不可欠なものとなっているのです。

プラスでは、オフィス家具へ国産材(特に針葉樹)を活用することで、少しでも森林の健全化に貢献したいと考え、家具材へ使用するための工夫をしています。

  • CO2の排出量を減らす取り組み
  • CO2の吸収量を増やす取り組み

プラスの考える森林の守りかた

  • LVL材

    例えば、Vicenda Series(センダンモデル)のテーブルの天板には、表面材にセンダンを、芯材には国産スギ材を使用しています。柔らかい針葉樹であるスギ材を活用するにあたり、少しでも強度を上げるため、LVLと言われる製法で作られた材を使用しています。LVL材は薄くカットした単板 を同じ繊維方向に何層にも重ねて角材にしたもので、乾燥による反りや割れがない点が特長です。

    ※単板:天然木を薄くスライスした板材

企業が国産木材活用家具を
オフィスに導入する意義

日本の森のために国産木材の活用が必要不可欠であることはおわかりいただけたかと思います。
では、企業として国産木材を活用した家具をオフィスへ導入することに、なにかメリットはあるのでしょうか?
ワーカーを対象に行ったウェブ調査の結果をご紹介いたします。

企業のサステナブル積極度
「自分が勤める企業のサステナビリティ活動は積極的だと思うか」という設問に、52%のワーカーが「積極的ではない」と回答。
企業のサステナブル積極度
企業のサステナビリティ活動への積極度とエンゲージメントの高さは比例する?
「自分の勤める企業を親しい友人や知人に勧めたいと思いますか」というエンゲージメントの指標となる設問とのクロス集計では「企業がサステナビリティ活動に積極的」と感じるワーカーほどエンゲージメントが高いという結果になりました。
積極的×従業員エンゲージメント
企業のサステナビリティ活動への積極性を実感するのはどんなとき?
ワーカーはどんなところで企業のサステナビリティ活動への積極性を実感するのでしょうか?「企業に対してサステナビリティへの取り組みが積極的だと感じるのはどんな実感をもてたときですか」と聞いたところ「企業活動そのものが貢献できている」を除くと、「ボランティア活動」に続き「オフィス環境や家具、従業員が普段生活する場や使用するものが環境に配慮されたものである」が上位となりました。
積極度の実感項目
サステナビリティ活動において企業に求めること
「自分の勤める企業のサステナビリティ活動に対して求めることはなにか」聞くと「職場やオフィスの書類の削減など従業員ができる身近な取り組みの推進」、「オフィス環境や家具を環境に配慮したものへアップデートさせる」といったワーカーに寄り添った取り組みが上位に挙げられました。
サステナビリティ活動において企業に求めること
環境配慮型オフィス家具があることでの意識変化
「国産木材を使用したデスクやリサイクル素材を活用したチェアなど環境に配慮したオフィス家具があることでサステナビリティへの取り組み意識が変わると思うか」を聞いた設問では約6割のワーカーが「変わる」と回答。
環境配慮型オフィス家具があることでの意識変化

※プラスが2024年8月に行ったWEB調査の結果です。

これらの結果から、ワーカーが「自分の勤める企業はサステナビリティ活動へ積極的である」と感じられることはエンゲージメントの観点からも非常に有益であることがわかりました。
また、オフィス環境やオフィス家具といったワーカーに身近なものを環境に配慮したものへアップデートすることも、その積極性の実感に効果的であることがわかります。

日本の森のため、あなたの企業で働くワーカーのために、国産木材活用家具をオフィスへ導入してみませんか?