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「衆知を集める」というキーワードのもと、雑談の中で知恵を生み出せるスペースを。

パソナ・パナソニック ビジネスサービス株式会社様

業 種 サービス業
入居人数 240名
5 TSUBO CAFE設置フロア 執務エリア
5 TSUBO CAFE什器タイプ やぐらタイプ
URL

https://www.pasona-pbs.co.jp/

パソナグループ、パナソニックグループ両者で培った知力と現場力を駆使し、安心・安全・快適なサービスソリューションを提供し、お客様の事業活動を支えるパソナ・パナソニック ビジネスサービス株式会社。
「従業員同士がコミュニケーションを取りやすいオフィス」のコンセプトに基づいて、5 TSUBO CAFEを導入いただきました。

 

従業員が自分にあった使い方をそれぞれ実践

 

—導入までの経緯を教えて下さい。

 

「衆知を集める」とは、松下幸之助さんの言葉です。社内では、自分一人の力には限界があるので、たくさんの人の知恵や意見を素直に取り入れ、良いものを生み出していこう、という姿勢がベースにあります。私たちは「知恵」は、会議の場だけでなく、雑談の中にもあると考えています。新しいオフィス作りのコンセプトとして、「従業員同士がコミュニケーションを取りやすいこと」「お客様が気持ちよく入ってこられること」を掲げていました。中でも気軽にコミュニケーションをとれるスペースは重要と捉え、今5 TSUBO CAFEを置いているこの場所を起点に全体のオフィス作りを行ったのです。5 TSUBO CAFEは従業員同士が交流するスペースの象徴として導入を決めました。

 

—実際にどのように活用されていますか?

 

一人で集中する仕事、ミーティング、リフレッシュ、ランチなど幅広く活用していますね。執務フロアの中にも打合せテーブルはありますが、ここで話した方がよりフランクに話すことができ、周りの目も気になりません。別のフロアの人と「3階のあのスペースで打合せしましょう」と、ここに集まってくることが多いくらいです。また、当社は全国に拠点があり、会議のために全国から人が集まってきます。そこで、他拠点の従業員が待ち時間に仕事できるフリーエリアとしても活用されていますよ。他拠点の従業員同士の会話も生まれているようです。
さらには立って仕事がしたい時や、少し気分を変えたい時にも5 TSUBO CAFEのカウンターが活躍。立ち姿勢での業務は時間短縮を実感しています。雑談アプリでは自社サービスの事例や、自社サービスがテレビで紹介された情報などの社内共有に活用しています。また、モニターにはパナソニック製のタイマーを取り付け、8時半になると自動的にONになり、時前にはOFFになるよう工夫もしているんですよ。昼休みには売店としてパンやお弁当が販売され、ここで昼食を取るために6つのフロアから集まってくる従業員で賑わっていますよ。日頃から本当によく利用されていて、時間帯によっては席が埋まってしまう程です。

 

—導入にあたっての思いはどうでしたか。

 

実は、導入する前までは「仕事は自席でする」「会社は仕事する場所」という認識が強く、オフィスでのクリスマスの装飾などにも気が向きませんでした。しかしこのスペースができてからは、様々な人とのコミュニケーションや仕事をする場として従業員が活用している様子を見て、こういった場所の必要性を実感しました。運営も自然と皆で行っていて、若手の女性従業員が自ら「合いそうな装飾を見つけたので飾りませんか?」と季節に合わせて飾ってくれたりしています。春のシーズンギフトで送られた「苺狩りセット」も、懇親の場で活用し、従業員も楽しんでくれたようでした。

 

ランチタイムの行列に、話す機会が生まれる

 

—従業員の方たちの活用を促す工夫はありますか?

 

このオフィスは、南北3フロアずつの計6フロアに分かれているため、別のフロアの人とも話す機会が作りやすいよう中央のエリアに、多目的スペースとしては最も大きく設けています。自動販売機は各フロアにありますが、ここに足を運んでもらうために、少しプレミアムなコーヒーが飲める自動販売機を置いています。コーヒーが抽出されるまでの30秒間に、居合わせた人同士でコミュニケーションを取ってもらいたい思いから導入しました。実際、ランチタイムには自動販売機に列ができ、並んでいる人達で互いにコミュニケーションを取っている様子が見られます。私達も、列で一緒に並んでいる人であれば普段出くわさなくても話しかけますね。だまっているのも気まずいので(笑)。また、コーヒー片手に雑談アプリのモニターを見ている人や、ここに設置しているTSUBONOMAを読んでいる人も見かけますよ。

 

—導入後の反応や効果はいかがですか?

 

反応はいいですね。例えばですが、移転前は、社員食堂でランチを取っていましたが、広大なスペースに大勢の従業員が入るため、気軽に雑談を交わすような雰囲気はありませんでした。このスペースができてからは、何人かで集まる時でも、一人でも知人がいると気軽に声をかけやすくなりました。つまり、決まった人とだけのコミュニケーションではなく、偶発的なコミュニケーションを生む良い場所になっています。これまでは偶発的と言うと廊下ですれ違う程度でしたが、この場所が出来たことで、今までにない新しい種類のコミュニケーションが生まれていると感じます。

 

「ファミレス」の愛称で親しまれ、ふらっと立ち寄れる場所

 

—この場所は親しまれているのですね。

 

そうですね。ここにはボックス席があるため、「ファミレス」という愛称で呼ばれています。「ファミレス行く?」などとフランクに誘われることが多く、社内でも様々な呼び名で浸透しています。正式名称を特に決めていないのは、多目的に利用してほしかったから。たとえば「リフレッシュスペース」と名づけてしまうと「仕事ではなく休憩に使う場所」のイメージがつくかもしれないので、名前を定義しなかったことで、かえって使いやすくなっているかもしれませんね。従業員からも「この場所だと打合せがしやすい」という声が出ています。密室ではないですが、自席エリアから適度に離れているため、気分を変えて話しやすいのではないでしょうか。予約が必要な会議室とちがって、ここならふと思いついて話をしたいときに気軽に使えます。また一人でふらっと来て、5 TSUBO CAFEのカウンターで立ち仕事をしていると、他の従業員から声をかけられることが多く、偶然の会話が生まれることもあります。自席ではしづらいプライベートの話や悩みも、このような雑談ができる場があれば打ち明けやすいですね。

 

—今後はどのようにしていきたいですか?

 

より過ごしやすい空間にするために、自社サービス「コモレビズ」と絡めて、5TSUBOCAFEにグリーンを設置するのもいいなと考えています。従業員みんなが癒される空間にしていきたいと思っています。