包まれるようなシルエットとクッション形状は、快適性を考慮したプラスのオリジナルデザイン。機能だけではなく、デザインとともに生み出される心地よさが、ワーカーを優しく包み、オフィス空間をいきいきと彩ります。
人気のシェルカラーは?
Uチェアのシェルカラーの納入傾向を見てみると、その構成比率はブラックシェル52%、ホワイトシェルが48%とほぼ半分でした。これまでのオフィスチェアではブラックのシェルが定番。これからはホワイトシェルが定番!という可能性も出てくるかもしれません。
Uチェアのバリエーションは192通り
白いシェルにブラックのクロス、アルミ脚、肘付きにしてみたり、ホワイトシェルにレッドのクロスなどなんと、バリエーションは192通りあります。皆様のオフィスにぴったりの組み合わせがきっとみつかります。
やわらかな曲線のフォルムが特長のすっきり美しいデザイン
シンクロロッキング
背と座が連動しながらロッキングするため、腰が前方へずれる不快感を軽減します。背座角度は4段階で固定できます。
ガス圧上下調節・背ロッキング強弱調節
チェア右下のレバーで座面の高さを調節できます。座面前部下のダイヤルで背ロッキングの強弱調節が可能です。
アジャスト肘
肘の高さを体型や好みに応じて、80mmの範囲で9段階(10mmピッチ)の高さ調整ができます。
手がかり
チェアの出し入れに便利な取っ手機能がデザインされています。
ジャケットハンガー(オプション)
背もたれの背面(取っ手部)に取り付けできる、専用のジャケットハンガーをご用意しています。
ナイロンキャスター(標準仕様)
ウレタンブレーキキャスター/ウレタンキャスター(ブレーキなし)
平坦な硬い床用(Pタイル、フローリングなど)
オフィスの床質に合わせてキャスターをお選びいただけます。
※ウレタンブレーキキャスターは、滑りすぎ防止として車輪にウレタンを巻き、ブレーキがかかるよう設計されたキャスターです。硬い床での使用時に最大限の効果を発揮します。
※使用場所、床質によって交換できるキャスターをご用意しています。詳しくは販売店までお問い合わせください。
注)いずれのキャスターも床等に傷がつくことがあります。あらかじめご注意ください。
-丸いシェイプと白いバックシェルの理由は?
丸くてやさしい雰囲気をオフィスにもたらすことができるように、卵からインスピレーションされたシェルデザインになっています。また、最近のオフィスのトレンド色の白ということもあって、周りの家具との調和をとれるように、白いバックシェルを採用しました。
人間の身体に追従できるような新素材(エラストマー系樹脂など)を使用したもの、又はクッションにメッシュを張り付けたものなど、機能性を重視したチェアが多くみられるトレンドの中、プラスはインテリア性にこだわった、オリジナルデザインのオフィスチェアを作ろうということで、建築家でプロダクトデザイナーの三井直彦氏のデザインにより、丸いシェイプと白いバックシェルのUチェアが誕生しました。
-インテリア性を高めているポイントとは?
一般的なチェアはクッションがメインで、背面の樹脂がそれを支えるようになっています。
しかし今回は、ラウンジチェアをイメージした、シェルがクッションを覆うようなスタイルが採用されています。
よって、殺風景になりがちなオフィスにも居心地良さと、インテリア性の高い空間を演出してくれるのではないかと思います。またチェアはバックビューの方が個性を出しやすいと言われています。なので、Uチェアもシェルとクッションを一緒に見るような感じで、その厚みをおさえたスマートなデザイン(意匠性)を楽しみながら長く使っていただきたいと思います。
三井直彦
1969年東京生まれ。1993イタリア政府外務省給費奨学生として渡伊。ミラノ工科大学建築学部助手を経て、1996年マリオ・ベリーニ事務所に入所。商品デザインや建築・インテリア設計に従事する。2000年よりマリオ・ベリーニ事務所取締役の1人となり、同事務所の運営やクライアントマネージメントに従事する。2004年独立後、コンサルティング会社「Triumph Design and Consulting Co.,Ltd.」を設立。現在同社代表取締役としてミラノと東京を中心に活動する。東京藝術大学美術研究科建築系大学院修了。ミラノ在住。