納入事例 お客様インタビュー
~会社が目指す未来を社員やお客様に感じてもらえるオフィスへ~
株式会社テラヤマ 様 本社リニューアル
株式会社テラヤマ 様
1967年(昭和42年)設立。造園、外構、エクステリアの設計・施工を中心に、住宅や公園、街並みなど、さまざまな空間において、緑を活かした空間づくりを手がけられています。
所在地: 埼玉県川口市戸塚南 2-1-40
面 積: 1F 約210m²
入居人数:約30名
業 種: 造園業
お話をお伺いしました
株式会社テラヤマ
代表取締役社長
寺山 樹生 様
緑や街に寄り添う、会社や人・感性を感じられる空間へ
―まず、今回のオフィスリニューアルを検討されたきっかけから教えてください。
一番大きかったのは、当社がYKK APグループの一員となり、今年の7月で2年目を迎えるタイミングだったことです。会社としてこれからさらに成長
し、発展していく。その期待感を社員にも感じてもらいたいという思いがありました。
以前は部署ごとにエリアが分かれており、それぞれのブロックで仕事をしていたため、どうしても考え方が固定化し、交流も限定的になりがちでし
た。そうした状態から脱却し、会社全体として明るい未来を感じられる環境にしたいという思いが、今回のリニューアルの出発点でした。
テラヤマ様本社。撮影時は色鮮やかなツツジが出迎えてくれました。
―リニューアル前にはどのような課題がありましたか。
まず、社員数が増えてきたことで固定席が足りなくなっていました。また、東京支店や渋谷支店が開設されて拠点を行き来する社員が増えたことで、固定席自体がうまく使われないという状況も生まれていました。そこでフリーアドレスを導入することで、スペース効率を高め、席を柔軟に活用しながら社員同士のコミュニケーションも増やしたいという考えがありました。
もう一つ大きかったのは、会社の事業内容とオフィス環境との間にギャップが生まれていたことです。当社はもともと緑化施工や緑化資材の販売会社という側面が強かったのですが、最近では都市緑化やランドスケープ、美術館の植栽など、提案型の仕事が増えてきました。しかし、オフィスは書類が山積みになった昔ながらの事務所といった雰囲気が残っていたので、そのギャップを埋め、緑や街に寄り添う会社の姿勢、また感性を感じられる空間へ変えていきたいと考えていました。
一般的な事務室に多い直線的な配置ではなく、デスクを斜めにレイアウト。
エントランスや窓からの「視線の抜け」を作り出し、空間をより広く伸びやかに見せています。
一般的な事務室に多い直線的な配置ではなく、デスクを斜めにレイアウト。
エントランスや窓からの「視線の抜け」を作り出し、空間をより広く伸びやかに見せています。
植物と共に自分たちの未来の成長した姿を想像できる場所に
―社員の皆さまからはどのような声がありましたか。
オンライン会議が増えて、複数人で集まって打ち合わせをする機会も増えていました。
以前は応接室や会議室を使っていましたが、それだけでは足りなくなってしまい、「ちょっと集まって打ち合わせをしたいけれど、どこでやろうか」という状況がよく発生していたんです。そうした背景から、気軽に集まって話ができるスペースへのニーズは高かったと思います。
―そのような思いや課題がある中で、PLUSにご依頼いただいた理由は何だったのでしょうか?
単に家具を新しくし、レイアウトを変更するだけの提案ではなく、「コミュニケーションをどう生み出すか」「集中しやすい環境をどうつくるか」といった、働き方そのものを変えていく視点で考えていただけたことが、プラスさんにお願いした理由でした。
エントランスホールから執務室を望む大きな額縁窓。オフィス内の豊かなグリーンとスタイリッシュな空間を一枚の絵のように切り取る演出に。
―リニューアルを進める中で特にこだわった点はどこでしょうか?
会社が10年後、20年後にどこを目指しているのかを、オフィスを通じて社員がイメージできるようにしたいという思いがありました。
私たちが扱う植栽や造園は、工事が終わった時が完成ではなく、メンテナンスをしながら何年もかけて価値を高めていくものです。生きているものを扱っているため、施工時はその先の植物の成長をイメージしながら進めていきます。だからこそオフィスに緑を取り入れることで、植物と共に自分たちの未来の成長した姿、そしてもっと良いものが待っているのではないか、そんなことを自然と想像できる場所にしたかったんです。
ふんだんに緑を取り入れた執務室。フェイクグリーンも加えた巧みなレイアウトが目を惹きます。
ちょっとしたミーティングや、食事にも利用できるコーナースペース。
社員のコミュニケーションにも変化が
―リニューアル後、社員の皆さんの働き方にはどのような変化がありましたか?
毎日違う席で仕事をすることで気分転換にもなっていると思いますし、その日の業務に関係するメンバー同士で集まって仕事をするようになったので、情報共有のスピードも上がったと感じています。大きな図面を広げながら数人で打ち合わせをすることも多いので、フリーアドレス化によって社員のコミュニケーションは確実に増えたと感じています。
また、固定席だった頃は自席に書類を積み上げてしまうこともありましたが、今は毎日片付けて帰る運用になったことで、書類の量はかなり減りましたし、増やさないという意識付けもできたと思います。紙がなくても意外と仕事はできるという新たな気づきも生まれました。
オフィスを訪れたお客様からは、「すごく変わりましたね」と驚かれることが増えました。今回のリニューアルでは、社員が働きやすい環境を整えるだけでなく、来訪されたお客様にも、テラヤマの姿勢や期待感を感じてもらえる「ショーオフィス」としての役割も意識しています。また、採用面でも良い影響を期待しています。感性やデザインを大切にする会社として興味を持っていただくきっかけになればと考えています。
―テラヤマ様にとって「オフィス」とはどのような存在でしょうか。
この会社がどのような会社で、何を目指しているのかを、社員やお客様に示す「文化」だと思っています。言葉で説明しなくても、「この会社はこういう文化や未来を示しているんだな」と感じてもらえる。それがオフィスだと思います。今回のリニューアルを通じて、そういったメッセージをオフィス空間で表現できたのではないかと感じています。
休憩室も兼ねた駐車場からの前室。 緑を入れ寛げる空間に。
インタビューを終えて
「緑」のプロフェッショナルであるテラヤマ様。オフィス内グリーンも通常の事例とは異なり、お客様が自ら選定、配置しています。そのセンスには我々も非常に大きな学びがありました。
単なる緑化施工に留まらない、都市景観や空間を創出していく、そんなテラヤマ様の新しいオフィス創りをお手伝いできたことを嬉しく思います。
