納入事例 お客様インタビュー
~機能性を求めたスタイリッシュなオフィス~
株式会社BPORTUS 様 移転プロジェクト
所在地: 東京都千代田区神田神保町一丁目28番地1
面 積: 5F 250m² / 10F 250m²
入居人数:約50名
業 種: 情報サービス業・コンサルティング業
お話をお伺いしました
株式会社BPORTUS
取締役
満永 誠 様
経営企画部
内海 愛子 様
安心感や成長性を感じてもらえるオフィスを目指して
―リニューアルにあたり社員の方々からはどのような要望や意見が出ていましたか?
旧オフィスの老朽化が進んでおり、事業内容であるペーパーレス推進やBPOといった先進的なイメージと実際のオフィス環境との間にギャップがあるという声がありました。事業拡大に伴い直接雇用を進める中で、候補者が見学に来た際に「ここで働きたい!」と思ってもらえる環境ではないという問題意識が大きかったです。
また、来社されるお客様やパートナーが増える中で、安心感や成長性を感じてもらえるオフィスが必要だという意見も出ていました。加えて、社員数の増加により会議室や来客用の待機スペースが不足しており、そうした物理的な課題を解消したいという声も多く、総合的な環境改善が求められていました。
黒を基調にシャープな印象を与えるエントランス。
待合スペースの什器にはコーポレートカラーのグリーンとブルーをアクセントとして取り入れ、ブランドらしさを来訪者にアピール。
―それに対してどのような解決策や提案を取り入れましたか?
まず取り組んだのが「断捨離」です。使用していない書類や備品が多くあり、本当に必要なものだけを残すことで、書類量を旧オフィスの約3分の1まで削減しました。あわせて、物置に保管していた水やPCの空箱などの不要物も整理し、物置自体を設けなくても運用できる環境を整えました。
什器については転用も検討していましたが、最終的にはすべて新調しています。デザイン面では複数のデザインマトリクスを提案していただき、スケルトン天井を活かした「カジュアル×ハード」を軸にした雰囲気としました。レイアウトや什器なども常に複数案を提示いただきながらブラッシュアップし、エントランスの発光サインは実物を確認しながら決められたので、非常に助かりました。
既存のスケルトン天井の持つ開放感と質感を活かし、スタイリッシュで洗練された雰囲気を基調に空間をデザイン。
5Fは来客対応や会議室を中心とした交流エリア、10Fは業務に集中できる執務フロアとし、
業務効率と快適な働きやすさの両立を目指した。
5Fは来客対応や会議室を中心とした交流エリア、10Fは業務に集中できる執務フロアとし、業務効率と快適な働きやすさの両立を目指した。
機能を分け効率的な運用を目指した2 フロア構成
―リニューアルを進める中でこだわった点やご苦労された点はどこでしょうか?
一番大きかったのは、1フロアから2フロア構成へ移行したことです。運営面ではワンフロアの方が効率的ですが、物件条件や立地、新しさを総合的に判断して今のオフィスに決めたため、その分、動線や運用方法の検討には苦労しました。
また、会社規模としてはそれほど大きくない中で、引っ越しを理由に他の社員へ負担をかけないよう、移転計画は最小限のメンバーで対応しました。その代わり、社員へは頻繁に情報共有を行って意思疎通を図りました。
什器は古いものを持ち込まず、予算と相談しながらほぼ新調できたことは満足しています。10階フリースペースの什器についても、直前まで検討を重ねて対応していただけたおかげで、結果的に人が自然と集まり、状況を共有しやすい空間を実現できました。
様々な用途に利用できる10Fのフリースペース
ハンギンググリーンが執務室のアクセントに。
―リニューアル後、社員の働き方にはどのような変化がありましたか?
5階に設けた予約不要の「ファミレスブース」が好評で、以前の狭い休憩エリアに比べ、食事や休憩を気軽に取る人が増えました。会議室での飲食も減り、匂いが残るといった環境面のストレスも解消されています。会議室は部屋ごとにデザインを変えているので、それぞれのお気に入りがあり、好みで選ぶという楽しさも生まれました。
引っ越し直後のアンケートでも、「天井が高く開放的」「おしゃれで気分が上がる」「スタートアップ企業らしい空間で採用にも良い影響がある」といった声が多く寄せられました。
―気に入っているスペースはどこですか?
全体的に取り入れたグリーンがとても気に入っています。予算と設置場所の関係でハンギンググリーンを提案してもらいましたが、結果的に低予算でも視線に入りやすく、良いアクセントになっています。少量でも効果があり、「スタートアップらしさ」も感じられる空間になったと思います。
部屋ごとにイメージの異なる設えで構成した会議室フロア。利用目的や気分に合わせて選べ社員に好評とのこと。
オフィス移転のポイントは社内への速やかな情報共有
―リニューアル後に改めて気づいた課題や今後の改善ポイントはありますか?
運用してみて気づいた点はいくつかあります。たとえば、会議室のテーブルや入口の扉はブラック色にしたことで指紋が目立ちやすくなりましたが、それによってこまめに拭くようになったため、結果的には良かったと思っています。
また、10階のパネルチェアは想定ほど使われておらず、テーブルのサイズ感が仕事をするにはやや小さいことや、ロールカーテンから漏れる日差しによる暑さが要因ではないかと考えています。一方で、フォンブースは集中スペースとして人気で、よく活用されています。
オープンスペースに設けられた5Fのファミレスブース。
会議室フロアの待合スペース。
―これからオフィス移転を検討する企業にアドバイスがあれば教えてください。
意思決定者が最初からプロジェクトに関与すると、非常にスムーズに進むと思います。今回は社長がほぼ私たちに任せてくれ、決裁権限も明確だったため、「一度持ち帰る」「社内で確認する」といった出戻りが一切なく、判断がスムーズでした。権限のない立場で進めると、社内確認や修正を何度も繰り返すことになり、双方の負担が大きくなりがちです。その点、今回はテンポよく決められたのが良かったと思います。
社員の意見の取り入れ方としては、プロジェクトの初期段階からレイアウトの素案を共有し、部屋の構成や什器選定のタイミングなど、要所要所で「ここで決まるので、意見があれば言ってね」と社内に開示していました。この規模であれば、社内への情報共有は決定後ではなく、検討段階から緩やかに開示した方が、意見も整理しやすく成功しやすいと思います。
移転の経験も少なく不安や疑問が出やすいため、プロジェクトマネジメントを含めて一貫して任せられた点や、タスク管理表や全体スケジュールを共有して進捗が見えやすい形だった点、質問へのレスポンスが早かった点も非常に助かりました。
インタビューを終えて
BPORTUS様が提供する決済アプリやデジタルサービスの先進性に合わせ、空間全体をモノトーンで統一することで、機能的でスマートな印象を表現する新オフィスが完成しました。移転前オフィスからの課題解決である来客体験、執務環境の向上へと至る、明快なコンセプトと機動的な移転プロジェクト体制により、BPORTUS様の成長を支えるオフィスづくりが実現できたと感じました。
