出典:林野庁「森林・林業統計要覧2023」「森林資源の現況(令和4年3月31日現在)」
放置された森林は、樹木の老齢化によって森全体のCO2吸収能力を低下させたり、うまく成長ができない樹木によって土壌が荒れることで、土砂崩れなどの自然災害を引き起こすことがあります。
こうした背景から、針葉樹の活用は健全な森林循環を構築するために必要不可欠なものとなっているのです。
プラスでは、オフィス家具へ国産材(特に針葉樹)を活用することで、少しでも森林の健全化に貢献したいと考え、家具材へ使用するための工夫をしています。
例えば、Vicenda Series(センダンモデル)のテーブルの天板には、表面材にセンダンを、芯材には国産スギ材を使用しています。柔らかい針葉樹であるスギ材を活用するにあたり、少しでも強度を上げるため、LVLと言われる製法で作られた材を使用しています。LVL材は薄くカットした単板※ を同じ繊維方向に何層にも重ねて角材にしたもので、乾燥による反りや割れがない点が特長です。
※単板:天然木を薄くスライスした板材
日本の森のために国産木材の活用が必要不可欠であることはおわかりいただけたかと思います。
では、企業として国産木材を活用した家具をオフィスへ導入することに、なにかメリットはあるのでしょうか?
ワーカーを対象に行ったウェブ調査の結果をご紹介いたします。
※プラスが2024年8月に行ったWEB調査の結果です。
これらの結果から、ワーカーが「自分の勤める企業はサステナビリティ活動へ積極的である」と感じられることはエンゲージメントの観点からも非常に有益であることがわかりました。
また、オフィス環境やオフィス家具といったワーカーに身近なものを環境に配慮したものへアップデートすることも、その積極性の実感に効果的であることがわかります。
日本の森のため、あなたの企業で働くワーカーのために、国産木材活用家具をオフィスへ導入してみませんか?