株式会社タツノ様
部署や役職の垣根を越えて皆が気軽に集い、働き方も変える空間へ。
株式会社タツノ様
業 種 | ITソリューション業 |
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入居人数 | 45名 |
5 TSUBO CAFE什器タイプ | やぐらタイプ/屋台タイプ |
URL |
生産性向上と働き方改革を目指した総合的なオフィスソリューションを提供している株式会社タツノ様。自社でも働きやすいオフィスを目指し、さまざまな試みをされています。2017年のオフィス移転を機に、5 TSUBO CAFEを導入いただきました。
移転をきっかけに、社内コミュニケーションを見直し
—導入までの経緯を教えてください。
今のオフィスには2017年2月に移転してきました。移転する前は業務系と営業系とサービス系それぞれの部門が別々の部屋に分かれていましたが、今は全ての部署をワンフロアに。同じ部署やグループ内だけでなく、部署を越えたコミュニケーションをとれるようにしました。ただ、仕事用のスペースしかなかったので、皆がもっとフラットに話せて自然と雑談が生まれるような場所もほしいと感じていたのです。そんな時にプラスの赤坂オフィスで5 TSUBO CAFEを見て、「いい仕事は、いい雑談から。」 というコンセプトに共感しました。また、喫煙者は喫煙スペースでなんとなく雑談をする機会がありますが、それ以外の人は仕事以外でそういった時間がなく、ちょっとした休憩もとりづらい雰囲気が…。そこで、雑談や休憩のきっかけになればと、5 TSUBO CAFEの導入に至りました。
皆が立ち寄りやすい「マグネットスペース」に
—活用にあたって工夫されていることはありますか?
まずは配置ですね。人の動線を意識し、5 TSUBO CAFEはオフィスの出入り口の目の前に配置。その周辺にミーティングでも使用するフリーアドレス席や個人ロッカーがあり、ふらっと立ち寄りやすい位置になっています。次に人をひきつけるための工夫です。社内では「マグネットカフェ」と呼び、皆がひきつけられるようなスペースとなるよう、コーヒーや飴などを置いています。頂き物のお菓子やお土産も、ここのスペースに置くと、あっという間になくなるんですよ。飲食はここの中で行うように従業員へアナウンスもし、よりマグネットスペースとして活用されるように働きかけています。コーヒーは飲まない人もいるので、平等性を重視して有料で用意。1日20〜30杯は出ていて、まとめ買いするカプセルがひと月でなくなるほどよく飲まれています。コーヒーカップの蓋も用意し、こぼしたりしないよう、自分の席には蓋つきの飲料しか持っていけないというルールにしています。
—移転して1年半ほどかと思いますが、とてもきれいな空間ですね。
実は、きれいな空間になるように工夫をしています。例えば、5 TSUBO CAFEのスペースには自分達で買ってきた防水シートと木製のフロアデッキ材を敷いています。飲み物をこぼしてしまっても安心ですし、雰囲気も変わります。またオフィス全体の清掃を、「5Sお掃除隊」が担当しています。これは、きれいなオフィスを維持するため従業員から提案があり、結成されたお掃除隊です。部署ごとでなくランダムに選んだメンバーで構成し、当番制で協力し合い、毎朝清掃をしています。
—雑談アプリ「BOARD」はどのように活用していますか?
営業支援情報やオフィス利用上の注意喚起、ちょっとしたお知らせなど、幅広い内容を投稿しています。営業支援という点では、協力会社から製品のチラシやサンプルをいただくことが多いので、その写真と説明をBOARDに投稿し、活用を呼び掛けています。活用促進のために、投稿内に保管場所を記載しており、その投稿を見ればどこに何が入っているか一目でわかるようになっています。BOARDがなかった頃はチラシの整理ができておらず、キャビネットの上にずらりと並べているだけで、保管場所の整理をする人もいませんでした。今の運営方法にしてから、チラシなどを有効に利用できていますね。
飽きさせないために楽しめるコンテンツを定期的にアップデート
—導入してみて、変化はありましたか?
部署など関係なく皆が使ってくれていて、喫煙しない人も雑談や休憩をしやすくなったようです。いい意味で緩くなり、部署や役職の垣根がなくなった感じがありますね。従業員の間だけでなく、取引会社とのコミュニケーションにも変化がありました。以前は取引会社との打合せには応接スペースを利用していて、少し硬い雰囲気でした。そもそも取引会社との打合せは個室のような閉じたスペースでするものだというイメージがあったのです。しかし、5 TSUBO CAFEやその周辺で打合せしてみるとリラックスした雰囲気でお話しでき、誰に聞かれても問題ない内容なので、個室で打合せをする必要性も感じなくなりましたね。オープンスペースで打合せすることで、導入目的にもあったフラットな対話ができるようになってきていると感じています。また、当社はオフィス空間の提案も事業としており、「ライブオフィス」として自社のオフィスをお客様に開放し、1年半で約400〜500人が見学に来ています。お客様にもこのような働き方に興味を持っていただき「同じような空間を作りたい」と言っていただいています。
オフィス空間のディスプレイや色づかいにも工夫
—ディスプレイも工夫されているのですね。
オフィスの雰囲気が明るくなるよう、知り合いのお花屋さんにお願いして、5 TSUBO CAFEも含めてオフィス全体のディスプレイをしてもらっています。飾りつけにはシーズンギフトの装飾品を重宝していますね。皆で楽しく使えるように、社内ネタなどを加えてディスプレイしたりもしています。以前シーズンギフトで送られてきたサッカーゲームは、実際に遊ぶことができてとても良かったです。色々考えた上でギフトを選んでくれているのだな、と感じました。また、ディスプレイだけでなく、色の効果を利用した空間づくりにも力を入れています。例えば、フリーアドレススペースの片側はオレンジをベースとした内装に、もう片側はグリーンをベースにしています。オレンジは人を興奮させる効果があるのでバリバリと働くとき、グリーンは鎮静作用で緊張を緩和する効果があるので集中するとき、というように、働き方に合わせて空間を選べるのです。
—今後やってみたいことはありますか?
雑談アプリのBOARDを使って、従業員の人柄を知るおもしろい情報を発信してみたいですね。今も十分使っているのですが、まだまだやれることがあるのではと思います。
部署や役職の垣根を越えて皆が気軽に集い、働き方も変える空間へ。
部署や役職の垣根を越えて皆が気軽に集い、働き方も変える空間へ。
別拠点の小諸営業所でも5 TSUBO CAFEをマグネットスペースとして活用。
別拠点の小諸営業所でも5 TSUBO CAFEをマグネットスペースとして活用。
BOARDには協力会社から頂いたチラシやサンプルの写真を投稿し、営業に活用
BOARDには協力会社から頂いたチラシやサンプルの写真を投稿し、営業に活用
お菓子やコーヒーを置いて、人が集まるきっかけづくり。
お菓子やコーヒーを置いて、人が集まるきっかけづくり。
「5Sお掃除隊」はオフィスへの当事者意識も高まりそう!
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