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脱炭素社会の実現に向け、
木製オフィスファニチャーの可能性を探る企画展です。
適正な木材循環を見据えながら、
3人のデザイナーによる国産材を利用したプロトタイプの展示を行います。

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Introduction ご挨拶

プラス株式会社ではかねてより、無垢材を用いた本格的な木製オフィスファニチャーの開発を通して、オフィスにおける木材利用の可能性を模索してまいりました。
これまでは、「ワーカーが居心地よく働けること」を目的にオフィスに木を取り込んできましたが、持続可能な社会の実現に向けて、オフィスにおける木材活用が大きな可能性を秘めていることをあらためて認識しています。
2050年脱炭素社会の実現に向けて国産木材利用が注目される中、新たな木製オフィスファニチャーの未来を探るべく本展示会を企画いたしました。

昨今、木調のテイストを取り入れたオフィスが増え、オフィスのカフェエリアやラウンジ空間等に木材が多く取り込まれるようになりました。
しかしながら、執務用デスクや収納庫をはじめオフィスの多くの面積を占めるカテゴリーのファニチャーはオールスチールやプラスチック・樹脂化粧板を使用した構成の製品が一般的となっています。
一方、近年の環境面に目を向けると、日本の山の多くを占める針葉樹は間伐などの手入れが行き届いていないのが現状です。山が荒廃し自然災害を引き起こすケースも増えてきており、山の整備と国産針葉樹の伐採と活用が求められています。

このような背景のもと、執務用デスクを中心とするオフィスファニチャーに国産針葉樹を採用することで、木材の利用量を増やし適正な木材循環の構築に貢献できると考えました。
これら国産針葉樹の活用は日本の山々の元気を取り戻しCO2削減効果も期待できます。
針葉樹を家具材として採用するには強度面や美観等の課題も多くありますが、3人のデザイナーによるプロトタイプを通してぜひ木製オフィスファニチャーの可能性を感じて頂けますと幸いです。

ご協力
- 福岡県大川家具工業会地域材活用部会
- 大川社中


DESIGNER デザイナー

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小林 幹也 Mikiya Kobayashi

東京生まれ。
2005年武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業。
インテリアデザイン会社勤務後、株式会社小林幹也スタジオ設立。
家具、プロダクト、モビリティからインテリアデザインまで幅広く携わり、
国内外のクライアントとともにデザインを提案している。
2010年ドイツのiF product design awardにて金賞、
ドイツred dot award、グッドデザイン賞、abc賞など受賞歴多数。
自社のオリジナルライフスタイルブランド「IMPLEMENTS」を運営する。


木の魅力、木製オフィスファニチャーの可能性

私自身、近年はホームユース用にデザインした木製家具を自社のオフィスで使うことが多くなりました。
それは無意識に木材から得られる温もりや癒しを感じ取っていたからかもしれません。
近年は、働き方が変わるきっかけがあり、オフィス空間の在り方について考える機会が増えましたが、人が木に惹かれるということは普遍的なことであり、今後、木材を効果的に活用することは、行きたいと思える快適なオフィス空間を作り上げるための一つの手段になり得るのではないでしょうか。

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Design Concept

「MUKU」は、華美な意匠は施さずに仕上げた木材の無垢の魅力を活かしたオフィス家具コレクションです。
人は無意識に自然素材を切り出した彫刻的な無垢感に魅力を感じ、特に木材からは人に近い暖かさや、柔らかさを感じ取れます。
その魅力をオフィス空間に取り込むことで、よりリラックスできるオフィス空間を構築したいと考えました。

仕様

YAGURA W3000×D3000×H2000
BIG TABLE W2400×D1200×H720
STOOL Φ450×H400×H720
BACKREST STOOL W450×D550×H700 (SH400)
木部:スギ材

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DESIGNER デザイナー

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清水 慶太 Keita Shimizu

東京生まれ。
東京藝術大学美術学部デザイン科を経て、
2000年同大学院美術研究科修士課程修了。
2003年から2006年までイタリア・ミラノを拠点に活動。
株式会社クリエイティブノルム代表取締役、
東京藝術大学、女子美術大学非常勤講師。
グッドデザイン賞、福岡産業デザイン賞など受賞多


木の魅力、木製オフィスファニチャーの可能性

木は価値を高めることのできる素材です。300年前に作られたバイオリンが、衰えるどころか音に磨きをかけ、今も「仕事道具」として毎日ハードに愛用されています。
極端な話ですが、オフィスファニチャーという概念を取っ払って、300年後の姿を想い描きながら「仕事家具」を開発したら、新ジャンルの形で可能性が更に広がるでしょう。そこまで行かないまでも、新たな価値観と合わせて発信することが大切だと思います。

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Design Concept

コンセプトは「お互い」。木と金属が構造面で弱点を補い合い、視覚・触覚面で双方の魅力を引き出し合います。多様化するコミュニケーションを快適に支えることが求められる仕事空間のために、バリエーションの豊さや機能性を念頭にデザインしました。Vicenda を形づくる異素材の関係性は、お互いの能力や感性を無駄なく補い、賢く引き出し合って明日を築くであろう、これからのワーカーの姿に重ねるものでもあります。

仕様

SHELF W1190×D350×H1260
TABLE W2400×D1400×H720
木部:センダン材

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DESIGNER デザイナー

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南 俊允 Toshimitsu Minami

2006年 東京理科大学大学院理工学研究科建築学専攻修士課程修了
2006-2017年 伊東豊雄建築設計事務所にて、主要プロジェクトを担当
2017年 南俊允建築設計事務所 設立
2017年より横浜国立大学大学院 Y-GSA設計助手
2020年に 横浜国立大学大学院 Y-GSA助教
その他、東京理科大学 非常勤講師を兼任


木の魅力、木製オフィスファニチャーの可能性

私にとって、木の魅力のひとつは、「やわらかさ」です。
そのやわらかさとは、加工がしやすく、温かみがあり、時間の変化が現れることなど多々ありますが、最後は自然に還るという大きな意味でのやわらかさです。
世の中のさまざまなことが多様化する今、働き方や場所も多様化し、働く場所における家具にも新しさが求められています。「やわらかさ」をもった木の家具はその一つとして新しい豊かさをつくると考えています。

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Design Concept

家具から建築、都市までをひとつながりのおおきな環境として考えたいと思っています。
家具についても、机や椅子、本棚、収納、パーティション、アクセサリーなどがばらばらと空間にあるのではなく、ひとつながりとなって環境をつくれたらと思っています。ここでは、「木を組む」ことで、同じ部分を持ちながら、多様さを持つ家具を考えました。小さな木材は、組むことで大きくなったり、強くなったり、明るく軽やかな空気をつくります。
これらの家具は、ずっと前からあったようでありながら、現代的な新しい多様さをつくります。

仕様

TABLE W2000×D1200×H720
CHAIR W500×D500×H740
木部:ヒノキ材

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SHOWROOMショールーム見学(完全予約制)

プラスの取り扱うオフィス家具やミーティングツールの展示を行うショールーム「+PLUS」。
ご来場予約につきましては、ショールームHPからご確認ください。

+PLUS(ショールーム)

〒100-0014
東京都千代田区永田町 2-13-5 赤坂エイトワンビル 1階

営業時間:月~金 10:00-17:00
定休日:土日・祝祭日

東京メトロ丸の内線

銀座線:「赤坂見附」駅 ベルビー赤坂出口 徒歩2分
プルデンシャルタワー 11番出口 徒歩1分

東京メトロ有楽町線

半蔵門線

南北線: 「永田町」駅 8番出口 徒歩4分

東京メトロ千代田線:「赤坂」駅 2番出口 徒歩5分

東京メトロ銀座線

南北線:「溜池山王」駅 7番出口 徒歩6分


【お問い合わせ先】

プラス株式会社 プラスファニチャーカンパニー 
「木製オフィスファニチャー企画展」イベント事務局
 Mail : pfc_kikakusuishin@plus.co.jp